青森県つがる市の多機能事業所「夢工房月見野」の知的障害者が作る「コンカツかりんとう」が、岐阜県海津市のカフェ「M&D」で開かれるお見合いパーティーで「婚活」男女の縁結び役を務めている。コンブやカツオのだしが程よくきいた甘さが初対面の緊張をほぐすのかカップルが次々誕生し、この1年で10組がゴールイン。月見野の売り上げも伸び、関係者は「みんなが幸せ」と喜ぶ。

 コンカツかりんとうは、月見野を運営する社会福祉法人の理事、山崎徹さん(51)が企画した。事業所のホームページを通じて知り合った出口景子さん(50)が経営するM&D向け限定品だ。

 出口さんは08年から店でパーティーを開きテレビ番組で「お見合いおばさん」と紹介されたこともある。山崎さんは、出口さんから「参加者が緊張感からうまく話せない」と聞き09年5月、婚活男女にぴったりの名前の素材で味付けした商品を発案。パッケージには温かな表情の出口さんと愛犬のイラストをあしらった。

 お茶請けとしてパーティー会場に並ぶと話の種となり、お土産で持ち帰った人から口コミでも広がった。「口下手な人でも会話のきっかけをつかめる」と出口さん。これまで少なくとも25組のカップルが成立し、うち10組は結婚したという。

 月見野のかりんとうは09年2月、知的障害者の自立に不可欠な収入増を目指して作り始めた。コンカツの他に、リンゴやイカ味など5種類。今では羽田空港の売店に並ぶほどの人気。

 岐阜でのカップル誕生と歩調を合わせ、約700キロ離れた月見野の業績も順調で、障害者が手にする賃金は08年の開所時の約3倍に増えた。山崎さんは「夢や希望の詰まったかりんとうをこれからも広めたい」と話す。【矢澤秀範】

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