気管支喘息は冬や春に出やすいと思われがちですが、
実は夏から秋の変わり目である「9月」も悪化しやすい時期になります。
気管支喘息は、口から肺をつなぐ「気管」「気管支」が炎症によってせまくなってしまい、
呼吸が苦しくなったりせき込んだりしてしまう病気です。
気管支喘息の方は、ホコリやタバコの煙、冷たい空気などの
ちょっとした刺激にも敏感に反応してしまうため、発作が起こりやすくなっています。また、ストレスや激しい運動、
花粉なども刺激になりえます。
気管支喘息は、なるべく起こらないように予防をすることが肝心です。
特に、気管支喘息は深夜から早朝に起こりやすい傾向にありますので、
病院に受診して、内服や吸入の「抗アレルギー薬」「ステロイド剤」を使って
快適に過ごすようにきをつけましょう。つい忘れてしまった場合は、
一度に2回分などまとめて飲んだり吸ったりすることは控えましょう。
気管支喘息は重度になると死の危険もありますが、早寝早起きや入浴、
しっかりとした食事など、生活習慣を気をつけることでもある程度抑制することができます。
これから気管支喘息が出やすい時期になりますが、上手に付き合って乗り切りましょう。
薬剤師/産業カウンセラー 小林 源