学校選びからのお受験

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この時期になるとお受験の学校選びについてご相談にいらっしゃる方が多くなります。確かに学校選びは沢山のチェック項目がありますので、お子様が小さければ小さいほど最適な学校を見つける、そして合格することは難しいです。だから親のエゴや安易な気持ち(有名校であればいい、一貫校なら楽だから)でお受験させてしまう傾向もないとは言えません。しかし、子育て18年、子育ての会社を15年、子育てに現役として携わられていただいていると昔には見えなかった学校選びの要点がわかります。

現在、教育原理を勉強しています。教育の実践として、カリキュラムの構成を掘り下げて研究しております。
その中で潜在的カリキュラムというものがあります。隠れたカリキュラムとも言います。
物事を解釈する際の前提を無意識的に学習するということです。
例えば、学校がキリスト教であれば神の存在を当たり前と捉える事が出来たり、文武両道であれば勉強し運動することを疑わないように育つ…そんな教育の目標によって校風や思想の中で子どもを育てるというカリキュラムです。
若い頃は刷り込みや、誘導なのか?と思うところがありましたが、我が子が18歳になり、別々の学校で潜在的カリキュラムによって育ちや考え方の違いを大きく感じます。しかしながら、我が家の潜在的カリキュラムによって、親や目上の人を敬う気持ちや、それぞれが自己責任の中で自立して生活する事などは2人に共通の概念も見つけられます。そこは育てたように育つ事が立証されております。

もちろん全てが受け入れられるとは限りませんが、学校選びはそこが大切です。
学校が合ってる、合ってないとよく聞きますが、どこで判断するかは小さなお子さんでは難しいです。ただ、自分が希望する教育方針である事は必須です。なぜなら学校からの潜在的カリキュラムによる教育が大きいからです。
そして、もし向いてない!と発覚した時は是非その方向転換も親として責任を持って考えてあげてほしいと思います。

学校選びで友達も環境も変わります。でも、学校をチェンジできるチャンスも数々ありますから、絶対の決定とはせずにお子様の成長を見ながら常に学校へ信頼を置きつつフレキシブルに育ててあげる心を持つことも大切です。

本来、一貫校はできれば一貫教育を受けさせていただく事がその学校の魂が宿ると思います。その魂を誇りとして生きていける日々があるとても素晴らしい大人に成長されている友人もいます。しかしながら誇りがそこにしかなく出身校にしがみついている大人がいる事も事実です。

私の子どもは1人が小学校から高校までの学校を全うしつつあります。もう1人は幼稚園から高校まである進学校に通わせていただいてましたが中学からボストンに留学し、現在も海外で学んでいます。

子どもがあらゆる方向に羽ばたけるような教育を受けさせてあげる事が親の使命ではないかと思います。

お受験に向けて悩まれている方は、とにかく学校訪問、在学生、卒業生の方々のお話を聞いて検討されると潜在的カリキュラムの効果を感じられ、家庭との三位一体の教育効果が得られる学校選びができるのではないでしょうか?
私も生まれたばかりの赤ちゃんの娘でまた様々な経験をさせてもらえることにとても感謝しています。

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