漢方薬は植物だから、副作用がないと思っていますか？

先日、妊娠５ヶ月のＫ様がマタニィ温灸を受けに来ました。

Ｋ様は以前から子宮筋腫で漢方薬を飲んでいました。

何年飲んでも子宮筋腫を消えることなかった。

今回は妊娠中も漢方薬を飲んでいると言いました。

私は聞いてびっくりしました。

中国には‟社会保健”に加入する人は、

‟保健”で中薬と鍼灸の治療を安く受けられます。

中国でどんなに良い‟漢方薬”＝‟中薬”にも

‟毒”性＝‟副作用”があることを皆が知ってます。

知らない人には親とか、中医師が教えてくれます。

妊娠中も‟中薬”を飲まないように中医師が指導してます。

漢方薬は‟毒”性があるからこそ‟薬”になれます。

中国の著名中医専門医ー徐文兵先生の著書

中医啓蒙書ー字里蔵医（字に隠す医学）を訳して紹介します。

著書の‟毒薬”についての解釈の一部を訳して転載に：

本文：天生万物，各具其性。人得天地之全气，为万物之灵。

訳文: 天が万物を生み、各々の性質が具えてます。

　　　　人は天と地の全氣を得られて、万物の霊になる。

用人的标准衡量的话，那草木鱼虫生灵得天地之偏气，为人所用，以纠正人体的偏差。

訳文:人の標準を衡量すると、植物、魚、虫、動物は天地の偏気を得られ、

　　　　人体の体質の偏差を補正するために使われます。

毒的本意是偏的意思，特指药物的本性、特性、偏性，与药是同义词。

訳文:‟毒”の本当の意味は‟偏り”、特に薬物の本性、特性、偏性を指し、

　　　　薬と同じ意味です。

无毒者性味平和，可作为食物，长期食用；

訳文:毒性無い者は性質と味覚和らぐ、食物として、長期食用することができます。

有小毒者，可以作为药物，短期使用，不能久服；

訳文:　微毒性者は薬として、短期に使用するが、長期服用が不能です。

大毒者用于急重、危难病情的抢救，用大毒纠大偏，临时使用，中病即止。

訳文:毒性強い者は難病、危篤の時、臨時に使用され、病が緩和になったら、即中止。

《神农本草经》把中药分为三类:上品无毒,用在养生保健;

訳文:《神農本草経》は中薬を三つに分類し、無毒は上品に養生と保健に使われます。

中品小毒,用调理康復;下品中毒或大毒,攻邪排毒。

訳文:　微毒は中品に回復期の修復に使われます。

　　　　　中と大毒は下品に邪毒を攻め排出します。

古人的智慧就在于，精确认识把握药物的毒性，避其害，用其利。

訳文:古人の智慧は薬物の毒性を把握し精確な認識で害を避、利を用いたどこにあります。

‟毒薬”の解釈は長文で、興味にある方は徐先生のブログを読んでください。

徐先生のブログは古中医学の勉強になります。

徐先生が中国のTVで「黄帝内経」「中医哲学」など解釈講習会の動画を参考に。

漢方薬も薬です。長く飲むものではありません。

副作用で多いのは胃腸症状です。吐き気、食欲不振、もたれ、腹痛､下痢などです。

漢方薬はサプリになれるのは「上品の者」だけですね。

私は幼い頃虚弱体質で、２０年前娘を産んだ後、

まだ、サプリが流行ってない時、美容と健康のために、

上海に帰る時、よく中薬店で‟排毒養颜胶囊(珍珠粉)”、

ローヤルゼリー、ヒトプラセンタ「紫河車（しかしゃ）」を購入し、

サプリとして飲んでました。上記「無毒上品の者」ですね。

艾蒸と出会ってからは、サプリは一切飲まなくなった。

内臓機能を低下してるとなにを飲んでも、無駄です。

内臓機能を高ければ、良い食材を頂き、運動と艾蒸で、

体が様々なホルモンと栄養素を作り出します。

人体には「経絡ツボ」と言う‟薬”が持参してます。

「経絡ツボ」を刺激することで、通経去寒　　活血化於、

身体の自然治癒力を強くなり不調と病が治ります。

次回は徐先生の「健康」についての解釈を紹介します。

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氣楽院は気功推拿、カッサ、カッビング、艾蒸を使用し、

「経絡ツボ」を刺激することで、身体の修復力が促進され、

健康な身体つくりにお手伝いをしてます。

カッサ、カッビング、艾蒸の講習会も行ってます。

お問い合わせ：０９０－４０２２－３３８７

漢方薬の副作用ー毒性