旧帝大ローでも２次募集や追加合格実施、ローのサバイバルレースは熾烈

今日、昼過ぎにツイッターを見ていたら、以下のような国立ローの２次募集・欠員補充に関するツイートがありました。

平成２９年度北海道大学法科大学院学生募集【第２次募集】（概要）について
出願期間平成２９年１月２３日（月）～１月２５日（水）【消印有効】
3年課程と２年課程の併願は可能です。https://t.co/vAofYf24J3

— 塚本　雅基 (@bokkuri62) 2016年12月18日

神戸大学法科大学院入学試験の欠員補充
１２月１８日（日）午前１０時から午後５時，１９日（月）午前９時から正午頃までの間に，欠員補充が終了するまで電話番号に連絡を行いますので，この日は連絡が取れるようにしておいてください。 https://t.co/X61e1kNstB

— 塚本　雅基 (@bokkuri62) 2016年12月18日

また、「Schulze　BLOG」さんによると、
｛地方の旧帝大ロー（北海道・東北・名古屋・九州）は、すべて二次募集（追加募集）を実施することで、足並みが揃いました。｝
とのことです → こちら


旧帝大の法科大学院でも、入学者の確保に苦戦しているようですね。
このクラスの国立ローで２次募集や追加合格が行なわれ、私立上位ローでも「冬入試」などの事実上の２次募集が拡大している状況では、（かつての？）中堅・（生き残っている）下位ローに影響がでるのは必至です。
せっかく確保した入学者の流失がどんどん加速します。

法科大学院の入学者も減ってきて、予備試験の合格者数も頭打ちの状況で、司法試験合格者が１５００人以上で続けば、「あと数年しのげば卒業生のほとんどが（５回のうちに）司法試験に受かるようになる」という希望的観測の中で持ちこたえているローも少なからずあると思われます。
しかし、ある程度入学者（→卒業生）がいないとローの存続はきびしくなってしまいます。
今年の法科大学院入試は、ローの存続をかけ熾烈を極めた戦いとなっているようです。

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