吉川聖弓(よしかわまさみ)の自分らしく、美しく生きるブログ -4ページ目

「ダメなヤツ」と「ダメなこと」。その違いが結果を変える分かれ道。

当社のクライアントを見ていると、

自分で自分にナイフを突き立てる人の多さを感じる。



ちょっと失敗したり、一度や二度うまくいかなかっただけで


「なんでわたしはこんなにダメなんだろう」

「もう超ダメ人間・・・」


と、自分で自分を傷付けていく。




ちょっと立ち止まって考えてみてほしい。



その失敗を生み出した直接の原因はなんだろう?



わたしたちは何か行動をすることで、

結果を作り上げていく。



集客したから、売上があがったり、

セミナーに行ったから、学びを得たり。


逆に、学ぶという行動をしなかったから、

できないという結果を手にすることもあれば、


キツイ言葉を言ってしまって

相手を傷つけてしまうという結果を生むこともある。



でも、成功も失敗も、

行動の結果でしかない。




何か失敗したときに

「行動やその行動を生み出した考え方を反省する」ことに意味はあっても、

「自分自身への信頼性を傷付ける」ことに何の意味があるんだろう。






「わたしはダメ人間だ」

「わたしはダメなことをした」



言葉は似ているようでも、

あなたに与える影響は大きく違う。




前者は、あなた自身を責め立てる思考であり、

あなたのセルフイメージを大きく損なう。



後者は、あなたの行動や、それを生み出した考え方を反省する思考であり、

次回同じ過ちを犯さないように改善する思いを強くする。





「あなたはいるだけで価値がある」




わたしが何度も師匠から言われた言葉は、

今、わたしが当社のクライアントに対して

一番強く伝えていることであり、あなたにも同じことを伝えたい。





あなたが失敗しようが、

稼げてなかろうが、

集客できていなかろうが、



あなたの生まれ持った価値には

何の影響もない。





わたしたちが日々、なりたい姿に向かって努力をし、

経済活動を通じて売上を上げたり、

試験に挑んで合格したり、

人に愛情持って踏み込むことで人間関係を豊かにしたりするのは、


あなたの価値をさらに高めるための活動ではあるけれど、

失敗したとしても、生まれ持った価値がマイナスになることはない。



行動としては間違いだったことはあっても、

あなたの本来の価値が損なわれるわけでもない。





もう自分を傷付けるのはやめよう。




自分にナイフを突き刺したところで

結果が良くなるわけじゃない。


自分に対する信頼を損なってしまっては、

むしろ、悪い方にしか進まない。




行動の結果と、自分の生まれ持った価値を切り分けるだけで、

自分を信じる力が湧いてくる。





「ダメなヤツ」はもうおしまい。

「やっちまった!」に切り替えていこう!



起業したいと考えているあなたへ

「起業したい。だけど、・・・」と躊躇している方。

ぜひ一度、ご相談ください。

あなたが本気で自分ため、お客様のために頑張るなら、

わたしも全力で支援させていただきます。


あなたの「だけど」を切り離し、

具体的に進むためのステップを提示します。



岩手県の皆様に教えていただいたこと。

2月27日と28日、岩手県久慈市と宮古市で

講演をさせていただきました。


初の岩手講演。


そして、東日本大震災以来、

初めて訪れた被災地でもあります。



今回、講演でお邪魔した二つの市。


どちらも被害規模に多少の差はあれど、

東日本大震災で大きな傷を負った場所です。



県内の至るところにある

『三陸津波到達地点』の看板を見るたび、


この目で見ても信じられないほど

津波が飲み込んだ多くの町があることを

改めて感じました。



久慈の会場から、宮古のホテルに移動するときに通った

田老という町。



巨大な防潮堤があったにも関わらず、

町全体が波に飲まれたそうです。



「ここは、結構繁盛してた
 中心街だったんですよ」



そう教えてもらった場所は、

その面影をまったく感じられないほど、

完全な更地となっていました。



田老に住んでいた方々の喪失感は、

想像することさえできません。




岩手県での2日間の講演では、

講演終了後にちょっとした個別相談会がありました。



震災で家をなくし、現在は仮設住宅暮らし。


都市計画が決まり、自分たちの土地が返ってきたら、

またそこで商売を再スタートしたいと相談してくれた方。



それがいつになるのか、

そもそもどんな町ができるのかも分からない。


それでも、いつか来るその日に向けて

準備をしたいとおっしゃっていました。



また、震災でご主人様が亡くなり、

高齢のご家族と暮らしながら、

起業してがんばっていこうとしている女性もいました。




大切な家族を失った方、

慣れ親しんだ家が流された方、


栄えていた町が消え、

多くの住人が他県へ流出し、


いつ、前のように戻れるか

保証もないような状態。


先が見えず、多くの不安を抱きながら、

それでも諦めず、前を見ながら歩いている方々と

たくさん出会うことができた2日間。



わたし自身も、

様々なことを考えさせられた2日間になりました。




今回の講演のテーマは、

起業家としての心のあり方でした。



何度も講演してきたこのテーマ。



でも実は、岩手県の皆様の前でお話するのは

正直、とても怖かった。



震災で、何も失わなかった東京のわたしが、

岩手県の皆さんの前であり方のお話をして

説得力があるのだろうか。



大切にしている座右の銘

「死ぬこと以外、かすり傷」。



この言葉が、岩手県の方々の心を

傷つけるのではないだろうか。



いつもお話している講演内容なのに、

講演直前まで、本当に悩みました。




でも結局、岩手県の皆さんの前に立ったら、

いつも通りの言葉で伝えているわたしがいました。



前を向いてがんばっている方々に

変な気の回し方をして、大切なことを伝えられないくらいなら、


真正面から伝えたいことを伝えようと

そう思ったからです。



その結果、初日、久慈の講演が終わってから、

主催者の方に、こんなお言葉をいただきました。



「久慈の方はあまり人を集められずに
 
 本当に申し訳ないです」


「でも、その申し訳なさの4割は、

 吉川先生に対する思いですが、

 残り6割は、久慈の人たちに対してです」


「もし、もっと多くの人に聞いてもらえてたら、

 今日が人生変わるキッカケになった人もいたはずなのに」



本当にうれしかったです。



宮古市の講演でも、

「わたしが悩んでいたことの答えが

 すべて詰まった講演でした」

と、強く伝えてくださった方がいました。



「本当に来てよかった」

「目の前のことに追われてて考えてもいなかった

 大事なことを考える機会をもらった」


様々な感謝のお言葉をいただき、


「社員研修に使う」と、

わたしのDVDを買ってくださった社長もいました。




2011年3月11日の大震災から間もなく丸3年。


「もう3年」なのか、「まだ3年」なのか。

復興支援は進んでいるのか、進んでいないのか。



様々な思いが錯綜する中でも、

力強く進もうとする岩手県の皆さんに出会い、

わたしの方がよっぽどたくさんの学びをいただきました。


前を向いて歩くという本当の意味を

皆さんの生き方で教えてもらったように感じます。



その生き方に、本当に言葉にならないくらい

感動した2日間だったと同時に、


わたし自身もあらためて「どう生きるか」について

深く考える機会をいただきました。



本当に、本当に、

ありがとうございました。


本当に、行けてよかった。



また、違う形で、岩手県を始め、

被災地の皆様に貢献できるよう


今日からわたし自身も

岩手県の皆様に恥じない一歩を踏み出していこうと思います。




最後に、立ち寄った「石割桜」


この大きな石を割って咲いた桜のような

強く美しい岩手魂。



岩手県の方々の温かさと強さに、

心から感謝申し上げます。



そして、またお会いするのを

本当に楽しみにしております。



ありがとうございました!

弱さが生む曖昧さ。曖昧さが生む弱さ。

今日はワケもなく、始発で出社。


朝というより、真夜中のような新宿駅に降り立ち、

さっそく心が折れそうになったよしかわです(笑)



わたしは今、超実践型の少人数制起業塾を

開催しています。


起業の理論やノウハウを詰め込むタイプの塾ではなく、

受講生に、自分の頭で知恵熱が出るほど考えてもらい、

そして実践し、改善し、また挑戦する。



毎回、頭から湯気が出る受講生を見て、

楽しんで・・・ 熱くなっています



さて、そんな塾を開講していて思うこと。




それは、弱さが曖昧さを生み、

曖昧さが更なる弱さを生むということ。





わたしの塾に来る起業家は、

こだわりが強く、愛情が深い起業家が多い。



自分のやってきたことや、持っている商品。

それらに誇りがあり、熱い想いを持っている。




でも、強い想いがあるが故に暴走し、

起業家なら絶対にしなければいけないことを

素通りしようとする。




そのひとつが、ライバルチェック




自分の商品に自信があるから、

圧倒的な資本があるから、

唯一無二のサービスだから、他社を見ないんじゃない。





他社を見て、

自分のしょぼさを直視するのが怖いから。




自分の商品に、サービスに、ビジネスに、

想いがあるからこそ、


現実に向き合うことに恐怖が出る。




「もし、他にもっと良いサービスがあったら・・・」

「もし、他社がすでにやっていたら・・・」

「もし、誰にも受け入れられなかったら・・・」

「もし、マーケットが小さかったら・・・」




そんな思いが現実になるのが怖い。






でも、これから起業する人が考えることの99.9%は

すでに他の人がやっている。


ってことは、「後発組」になることがほとんど。



それなのに、相手をよく見ずに勝負を挑み、

闇雲に撃沈する。



ライバルを見ずに起業する人は、

これから牛丼屋を立ち上げる人が、

看板がオレンジの「吉川家」を立ち上げるようなもの。







しかもライバルをよく見てほしい。


バカにして、コケにしたい気持ちもあるだろうけど、

結構、良いモノ出してます。



その中に入っていこうとしているのに、

準備がなさすぎる。






他者との不愉快な比較から逃げる弱さが、

あなたの商品やサービスの圧倒的武器を欠落させ、


どこで旗を立てればいいのか、

何を準備していいのかさえ分からない、


そんなビジネスでは致命傷となる

曖昧さを生み出す。




弱さから生まれた曖昧さは、


起業してから、

あなたの商品やサービスへの自信を失わせ、


自分が貫くべき道を見えなくさせ、

隣の芝生を見れば羨ましくなる弱さを生み出す。





ライバルが強いから上手くいかないんじゃない。


ビジネスモデルが成立していないから、

対象顧客がお金を持っていないから悪いんでもない。



スタートは、

あなたの中にある弱さだ。







勘違いしないでほしい。



ライバルがいるから、

起業してはいけないんじゃない。



ライバルに敬意を払い、

存在を認めた上での起業をしてほしい。




現実を受けとめずに、

「なんとかなる」と進むのは、ただのバカ。


現実を受けとめた上で、頭をひねり、

「なんとかする」のが、前向きな考え方。






本当にあなたの商品やサービスをこの世に

届けたいと切に願うなら、


ちゃんと届くように考えよう。





お客様に届くかどうかも考えず、

ただただ「とりあえず起業する」のは


あなたの弱さだ。



自分の足りない点、

相手の強い点、


それを情報として受け止められないなら、

起業家としてやっていくことなどできない。





熱い想いを持ってビジネスを立ち上げ、

こだわりのある商品を作り、

愛情込めて届けていきたいものがあるなら、




ビジネスの舞台で勝つための

強さを持とう。




「食えばうまさが分かる」ラーメンも、

食ってもらわなければ、話にならない。





あなたの良さが、

きちんとお客様に届くよう、


まずはあなたが強くなろう。




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起業したいけど、
何からすればいいかわからない

起業したけど、うまくいかない

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