アイルランドで引っ越し

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「もう少し大きいベッドでゆっくり寝たい」「もう少し都心に住みたい」、という願望が募り、引っ越しを決意。

今までの部屋は、家賃月額150ユーロ格安シングルルーム。7か月間住んだ愛着のある部屋だったけど、とうとう出ることに。寝辛かった古いシングルベッドともバイバイだ~!

思い立ったのは、4月あたま。アイルランドで主流の部屋探しウェブサイトDaft.ie を使って、必死で探すこと3週間。家・アパート含め週に2~3部屋、計9部屋を見学。家賃はおよそ250~350ユーロのもの。ゴミ溜めのような部屋、中華食材の臭いが至る所からする部屋、写真と比べてかなり小さい部屋…、気に入ったアパートを見つけたものの、他の人に入居を先取りされてしまったりと…、いろいろあった。

諦めかけてた、その時…、ついに見つけた!素敵なアパート。
4階建てのトップフロアー。バルコニーからの眺めが最高!

Finding Ireland's Lucky Charms

広めのリビングルームで料理&ワインを楽しむ毎日!

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念願のダブルベッド~。やっぱ寝床は大切ですね。最近良く寝てます。

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クローゼットも十分な大きさで大満足!

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しかも場所は、市内から徒歩2~3分、しかもかなり閑静なサウステラス(South Terrace)というエリア。ジョギングにも最適なエリアで、毎日川沿いを走ってます。これで、家賃300ユーロとかなりリーズナブル。

ルームメートは、親しみやすくて活動的なブラジル生れのアイリッシュガール、タイース(Thais)とすごく親切でお酒好きなハンガリー人トーマス。すごく恵まれた環境!

物事は辛抱強く諦めないことですね!いや~、よかった!
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以前、大学の授業にて"Tribal Marketing"(トライバル・マーケティング)という現代のマーケティング手法を勉強した。これは、これまで主流だった大多数の消費者をターゲットにした画一化されたマス・マーケティングと対比される手法。消費者の価値観が多様化する中、様々なニーズを捉えようと出てきた概念。特定の興味や価値観、信条等によって結ばれた集団を"TRIBE"(トライブ)と捉え、彼らが共有するアイデンティティや彼らが求めるライフスタイルを分析し、広告戦略等に活かしていこうというもの。

人はファッション、音楽、信条、スポーツ、読書等、様々な自己表現を通し、常に自分が属したい"Tribe"を探している。

特に若者のトライブは分かりやすい。日本で言えば、ロリータ系、ゴス、アキバ系、子ギャルやチーマー(こういう言葉はもう死語か…?)。同じような格好をしたり、共通の音楽を聞いたり、彼らだけが理解できる専門用語を使ったりと、なかなか面白いトライブである。

ここ、アイルランドにもナッカーズ(Knackers)と呼ばれる(あまり公で使うべき表現ではないらしいが)、若者のトライブが存在する。彼らは、似たような髪型をし、ジャージを愛用し、集団でつるむ。日本で言う「ヤンキー」とちょっと似た、悪ぶった少年少女的な感じかもしれない。見た目だけナッカーズ(Knackers)っぽい若者、実際にドラッグを売りさばいたりと悪事を働く若者、様々らしい。

写真はアイルランド人のものではないが、髪型はこんな感じ。横が刈上げで、トップが微妙に長い。襟足だけ長いものもあったり、バリエーション豊か。

Finding Ireland's Lucky Charms

ただ、(私の住む地域もあまり治安が良いエリアではないせいもあるが)、かなりの数の多さに驚かされる。とにかく、いつでもどこでも目にする。一種の流行みたいなものかもしれない。しかも小学校低学年くらの子でも似たような格好をして、深夜でも路上でたむろしているのを見かける。

ここ、アイルランドでは未成年のアルコールや喫煙問題をはじめ、傷害事件、放火事件、窃盗等、青少年による様々な事件は後を絶たないと言う。このナッカーズ(Knackers)というトライブが拡大していくと共に、「非行=カッコイイ的」な価値観までが形成されているのではないかと、ちょっと心配になる。ナッカーズ(Knackers)風なファッションを真似るのは個人の自由、ただ一部のナッカーズ(Knackers)による非行までが、小さな青少年の価値観に影響しないと良いが…。
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週末は本当に天気が良かった。気温は19度、嘘みたいに暖かかった!

日曜はゲーリック・フットボールの試合を見に町の外れにあるThe Pairc Ui Caoimh スタジアムへ。1970年代に作られた古くからある伝統的なスタジアム。趣のあるクラッシックな作りが良い味を出している。

アイルランドの国技ゲーリック・フットボールはサッカーとラグビーを混ぜたようなスポーツ。選手は足と手を器用に使いながらボールを運ぶ。今回は、カウンティーCork対カウンティーMayoの試合。

Finding Ireland's Lucky Charms

これらの試合は、ゲーリック体育協会(GAA:Gaelic Athletic Association)という、伝統的なアイリッシュ・スポーツの統括と普及を目的とした団体により主催されている。今回の入場料は大人13€、学生5€。何と選手達に払われる資金はゼロ。彼らは無償で、厳しいトレーニングに励み、地域の誇りにかけて戦う。

その後、ブラウニー村の外れにあるBlairs Inn でサンデーディナー。Beef Bourguignon(約15€)をトライ。味はまあまあ。こないだ食べた、フィレステーキ(約25€)もまあまあだったことを考えると、このパブ私的にはポイント低め。雰囲気は良いんだけどね…。

ブラウニー城のすぐ傍で小さなミュージックフェスティバルが開催されていたので、地元のバンドが演奏する音楽を聞きながら、ビール一杯。

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本当にのどかな週末でした~
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