- いかにして問題をとくか/G. ポリア
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ずっと前に物理学者の柿内賢信さんが訳した『いかにして問題をとくか』が近所の書店にぽーんと置かれていたので買って読み始めている。
本来数学に縁の深い人向けに書かれたものらしいけれど、訳者も言っているとおり、そんなことにこだわる必要はぜんぜんない。
やたらめったら「思考本」が出回っていてどれを読めばいいかわからんという人にも向いている。
ぼくはここのところ、新しい編集の切口を求めていて実はこういう本を欲していた。こんなことも書いてあるのだ。
問題がとけなかったらそのことを余り気にかけないで、もう少しやさしい問題をとくことで満足しなければならない。即ちまずこれと関連した問題をとこうとするのである。そうすれば又もとの問題をとこうという元気がでてくるにちがいない。人間がすぐれているのは、直接にはこえ難い障害物を迂回し、もとの問題がとけそうもない場合には何か補助の問題を考え出すところにあるところを忘れてはならない。



