GOOD LIFE

企業倫理

2009-10-24 01:36:06 テーマ:ブログ


“GOOD LIFE” 新米社長の独り言


企業に求められる倫理観について考えさせられる、こんなニュースが連日流れている。


2005年に起きた鉄道事故について、当該鉄道会社が鉄道事故調査委員会に提出する調査報告書について改竄を図り、その過程で調査委員への接触や情報漏洩があったとするもの。結果的に調査報告書には反映されなかったそうだが、この行為自体が死者107人、負傷者562人を出した未曾有の大事故を起こしたという自覚が欠けているとしか言いようがない。

もう一度言うが、死者107人、負傷者562人である。そして被害者遺族はその何倍もいるのだ。


また、負傷者の中には一命は取りとめたものの、一生の重い障害を負った方もいる。

恋人を失い「結婚していないから」という理由で鉄道会社からの補償も受けられず、希望を失い命を絶った方もいるそうだ(大切な人を失う悲しみに、差なんかあるのか?)。


今回の鉄道会社によるデータ改竄未遂は、そのまま企業としての倫理観の欠落として捉えることが出来る。早い話が、被害者とその家族・友人、そして復興を願う社会全体を裏切ったのだ。

そして、そんな会社にも当然だが社員はいる。あの事故以降も実直に職務を全うして信頼回復に努めてきた社員達。会社はその社員達も裏切ったのだ。


資本主義社会・競争社会における企業には誠実な姿勢が求められる。

確かにビジネスには駆け引きが付いて回る。だが、それは決して「裏切る」とか「騙す」の類であってはならない。もし「それじゃ甘いよ」と言う人がいたら、反対に尋ねたい。

「会社もいつかはあなたの手を離れる。その時、人を欺く事で成長してきた会社を誰に託すことができる?」


会社だって、要は人間の集合体。

導く人間が踏み外すと瓦解する。

後ろめたいことがあるような会社にはしたくない。


ウチの会社と今回の鉄道会社とでは、ママチャリとスペースシャトルくらいの差があるが、企業という点では同じ。

どんな会社であれ、企業倫理を履き違えてはならない。

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