中国語検定と言えば、3級と2級のあいだに大きな溝があると、よく言われる。

中検3級までは、基本的な文法ポイントを押さえていれば合格できる。しかし2級になると、細かいところから出題される。範囲は一気に広がり、どこをどう勉強すればいいか、多くの方が迷ってしまう。


ここで知識を分類する必要がある。

1・名詞・動詞・形容詞といった言葉。これらは「実詞」と言う。
 これらの言葉に関して、どんな単語が出てくるのは、予測不可能に近い。
 語彙量が少なすぎると話にならないが。この部分に力を入れすぎても、効果が薄いと言える。
 

2・前置詞・副詞・接続詞といった言葉、これらは「虚詞」と言う。
 これらの言葉は、全体的な量が限られる上、一部は簡単に分かるものである。
 それらを除いた虚詞は、頻繁に出題される。
 この部分こそ、2級合格の決め手!
 当然、よく出題される言葉に次のような特徴がある。

 ① ひとつの中国語に複数の日本語訳がある
 ② ひとつの日本語に複数の中国語訳がある
 ③ 日本人が間違えやすい

 ここは、中検がHSKを勝るポイントでもある。なぜなら、これらの部分をクリアすれば、翻訳ができるようになる。
 
 問題は、①、②の言葉をどう理解するか。③の言葉は普通どこでつまずきやすいか。学習者は理解しにくい。辞書や単語帳に頼る、または先生からの間違った解釈を覚えてしまうと、かなり困る。様々な思いこみを消すには、大変時間がかかる。
 つまり、この部分について正しい指導が必要。

3・文章を読む

 文章にはスタイルがある。出題者によって一定のスタイルが頻繁に出題される。中検に出てきた文章も、当然出題者(50代前後の日本人先生?)の知識背景、時代性と関係ある。それに馴染む唯一の方法は過去問を読むことだろう。もし私が文章を選ぶなら、きっと別のスタイルになる。

まとめると、次のことが言える。

1・実詞に圧倒されない。ほどほどに。
2・虚詞を正しく理解し、力を入れる。
3・過去問の長文をひたすら読む。


余談であるが、語林教室での2級合格最短記録は、ゼロからの2年間である(週一回)。
いまは、はるかに早い新記録を作りたい!
実現したらここで皆さんに報告します!
 
 
 
 
 
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