今日は埼玉県や栃木県などで雷雨となりました。人的被害はありませんでしたが、来週には台風が接近か?ともいわれているので、心構えはしておきたいですね。
そんな中、国会では昨日に引き続き加計学園問題の集中審議が行われ、安倍首相が過去の答弁との整合性の問題について陳謝する場面も。ただ、全面的な解明には加計理事長らの証人喚問が必要だと思われます。
さて今回の「7月を送る」も前回に引き続き、東京都に関連する話題です。
◆社会
★東京都議会選、「都民ファースト」圧勝
2日、東京都議会議員選挙が行われました。小池百合子都知事率いる地域政党「都民ファーストの会」と、自民党など知事と対立する勢力がどの程度争うかが焦点でしたが、結果は都民ファーストの圧勝でした。
都民ファーストは今回、小池知事が代表に就いて選挙戦を繰り広げました。折からの小池人気もあり、一挙に55議席を獲得(追加公認を含む)。一方で選挙前には第一党だった自民党は、共謀罪や加計学園問題など一連の問題に加え、豊田真由子議員の暴言、稲田防衛相の失言、安倍首相の「こんな人たち」発言などもあり、23議席と歴史的な大敗を喫し、都議会第3党となりました。
そのほかの政党では、公明党が23議席で立候補者全員当選。公明党は都政においては知事と連携するとしているので、これで小池知事派が過半数を獲得したことになります。また共産党が19議席に伸ばした一方、民進党は5議席で惨敗。野党第一党としての存在感に疑問符が付く結果となり、蓮舫代表の戸籍公開につながっています。
今回の結果、都議会はがらりと構成が変わり、小池知事にとっては政策を進めやすくなったと言えます。しかし知事と都議会は二元代表制ですので、あまり馴れ合わないようにはしてほしいものです。また、都政の課題は山積していますので、これらの課題に議会がどのように取り組むのか、注目です。
国政選挙並みに注目された選挙でしたが、ここまで都民ファーストが伸びるとは思っていませんでした。すごいですよね。
「7月を送る」はまだ続きます。では。