百条委員会の委員が豊洲市場の視察をしたという今日ですが、都内ではいよいよ、東京マラソンの準備が本格化してきました。明日いよいよ号砲。今回からルート変更があるので、どのような景色が見られるか楽しみです。
一方アメリカでは、現地昨日のホワイトハウスの記者会見で一部のマスコミを締め出すという一幕が。批判するマスコミを排除したいのでしょうが、民主主義の観点からはどうなのでしょう…。
そして横浜では、私立恵比寿中学・松野莉奈さんのお別れの会が。18歳、早すぎますよね…。
さて、今回の「2月を送る」は闇が深そうなこの問題を。
★政治＆社会
★森友学園「国有地払い下げ」問題
9日、朝日新聞の報道により、大阪で幼稚園などを運営する学校法人「森友学園」が、大阪府豊中市にある国有地を、不当に安く買ったのではないかという問題が発覚しました。
この国有地は国土交通省が管理していた遊休地で、森友学園が「瑞穂の国記念小学院」という名称の小学校を新設するために払い下げを受けたものです。現在同地では校舎の建設が行われています。問題となっているのはその価格で、評価額が約9億円であるところ、「地下にごみが埋まっていた」という理由で8億円減額され、1億円余りで売買されていたのです。
国会では民進党が中心となり、この売買が「不当に安く売買されたのではないか」と追及を続けています。ただ、学園側も売主である財務省側もその経緯を曖昧にしか明かしておらず、まだまだ闇が深そうです。
なおこの森友学園、運営する幼稚園で「教育勅語」の暗唱や軍歌の合唱をしていることで知られ、保護者向けにヘイト文書を配布したことで問題になりました。また、上記の小学校の開校にあたり、名誉校長に安倍昭恵氏（安倍首相夫人）が就任したり（24日に辞任）、「安倍晋三記念小学校」の名称で寄付金集めをしていたことが明らかになるなど、何かと「わけあり」な学校法人のようです。
これはどういうことなのか…。学園側が安倍首相の名を持ち出して財務省側を萎縮させたということなのか…。真相を明らかにしてほしいものです。
ではまた。