モッキンバード


おかげさまで、体調はだいぶ良くなりました。今日はお酒飲んで寝て、明日あたりからまた映画についてとか、書こうかなー。

……明日こそ、何か書こう。うん。


さて、今日は「モッキンバード」を作りました。


材料

 テキーラ:2

 クレーム・ド・ミント:1

 ライムジュース:1


レシピ

 材料をシェイクして、グラスに注ぎます。


今回、手元にゴールデンテキーラしかなかったのでそれを使いましたが、シルバーを使った方が美味しいかもです。

いいかげん、更新しないとなー、とか思ってたら、風邪ひいて倒れました。

今ベッドの中でこの文章を書いてます。


私は普段はとっても健康優良児なんですが、ある日突然、ものすごく体調を崩したりするんですよねー。


今日、ちょっと喉が痛かったので、念のためにと病院で診てもらったんですが

「うわ、すごい腫れてるねー、これは痛いでしょう」

「いや、そんなには……」

「熱は計った?」

「いえ。熱がある感じでもないんですけど」

「本当?ちょっと計ってみようか……あー、38.7度もあるじゃない、よく平気でいられるなー、若いからなぁ」


いや、その熱で気がつかないのはかえって問題なんじゃ……?

そして、どうやら私は、病気になっても自覚症状が出にくいみたいだと判明。

うーん、そうかー、だから病状がピークになるまで気がつかないで、いきなり倒れちゃうのかもしれませんねぇ。

気をつけないと……。


とりあえず、今日は薬飲んで寝てます。

明日くらいから、少しずつ映画の話も書いていこうかなぁと思います。


というわけで、去年観た映画をつれづれに振り返ってみます。

といっても、去年は結構観た映画は少なかったかも。


まず、去年に入ってから最初に観た映画は……と、手元のメモを見てみると

『ブレイキングニュース』

これは、「『踊る大走査線』をジョニー・トーが撮るとこうなる!」みたいな。

追うものと追われるもののつかの間の友情があったり、現場を理解しない上司との確執があったり、向上心あふれる女性指揮官が暴走気味だったりと、なかなかありがちですけど見せ方がやっぱりうまい。

香港映画はポリスアクション得意ですらねー。

っていうか、ジョニー・トーがうまいのでしょうね。

見せ場もいろいろありましたけど、やっぱり冒頭の長回しのシーンが印象的でしたねぇ。


あ、去年は刑事物って、これと『ヅラ刑事』しか観てないかも。

全っ然方向性違いますけどねw

あ、『インサイドマン』も、一応刑事物になるのかな?……ちょっと違う気もしますね。

『ヅラ刑事』は、もう、言うことないくらい私は好きなんですけど。

河崎作品はぶれなくていいですね。

そういえば去年は『コアラ課長』『日本以外全部沈没』も公開されてますね……作るの早いなぁ。

これからさらにそれらを上回る作品を期待しております。

(そういえば本家『日本沈没』は観てないやw)


去年は、その河崎作品を支え続けた実相寺昭雄監督が亡くなった年でもありました。

ご冥福をお祈り申し上げます。

今度公開されるオムニバス映画『ユメ十夜』が遺作、と言うことになるでしょうか。

最後に私が劇場で観た実相寺作品は「乱歩地獄」でしたが、この人もぶれない人でしたねぇ。

ぶれなさ過ぎて『姑獲鳥の夏』はあんなでしたけどねw


そうそう、ミステリーつながりで、『犬神家の一族』が30年ぶりにリメイクされましたね。

同じ市川崑監督で、ストーリーも同じで、主人公金田一も石坂浩二で。

でも全然古さを感じさせないのはすごいですね。

ラストシーンは……正直私は旧作のほうが好きだったりしますが、でも30年ぶりのリメイクであることを踏まえてのあのセリフだと思うと、なかなか感慨深いものがあります。

崑監督は、まだまだ元気なようです。すごい。


邦画の話が続いているので、洋画の話もしてみましょう。

現在公開中の『007』で新しいボンドになったダニエル・クレイグが主演した犯罪映画『レイヤーケーキ』も公開されてました。

でも、うーん、今ひとつだったかな……。

これだったら、同時期に公開になったメキシコ映画『カクタス・ジャック』の方がお勧めです。

なんというか、メキシカンパワー炸裂!な、おバカなノンストップノワールコメディ。

まあ、勢いのみ、と言う気がしないでもなかったですが、そこもまたよし。

あ、『カジノロワイヤル』は面白かったですよ。


あと、なんだかんだでイーストウッドの2部作は大いに話題になりましたね。

日本人としては『硫黄島からの手紙』のほうが、やっぱり共感できるかなぁ……。

もちろん『父親たちの星条旗』も良かったですが。

そういえば、去年も戦争をテーマにした映画がいろいろありましたね。

『戦場のアリア』『ホテル・ルワンダ』や『白バラの祈り』。

コメディで言えば、『ククーシュカ』もそうかな?

全体的に、戦場の悲惨さよりも、より広い視点から戦争の愚かしさを訴えているような気がします。

あと『シリアナ』なんかも、広い意味で戦争ものですよね。

『セプテンバーテープ』は……うーん、戦争物なのかな……微妙な作品でしたが。

あ、『太陽』は、ここに入るかな?

昭和天皇を描いた作品ですけど、でもロシア映画なんですよねぇ。


ロシア映画といえば、『ナイトウォッチ』はなかなかの残念作品でした。

今までだっていいもの作れてるんですから、無理にハリウッド路線で行かなくても……ねぇ?

アイディアは、よかったんですけどねぇ。


残念と言えば、『ブレイブストーリー』『ゲド戦記』は、なんだったんでしょうね。

あれを〝ジャパニメーション〟と銘打って海外輸出するのは止めて欲しいかも……。

『ゲド戦記』なんかより、同じ時期に公開されてた、父親の宮崎駿セレクトのフランスの昔のアニメ映画『王と鳥』の方をお勧めします。

っていうか、ジブリファンは是非観ておかなくてはならない1本。

まさに宮崎アニメの原点がそこにあります。


そうそう、もちろん良かったアニメ映画もありました。

『立喰師列伝』は……私は好きですけど万人受けはしないでしょうね。

それよりお勧めなのは、やっぱり『時をかける少女』でしょう。

なんともさわやかな、青春SFジュブナイル。

もう、日本アカデミー大賞アニメ部門はこれに決まりじゃないでしょうか。


あと、去年は人気マンガ原作の実写映画が話題になりましたね。

『ハチミツとクローバー』とか、『デスノート』とか。

『NANA』は、もう一昨年の作品なんですねー。

今公開中の『NANA2』は、観ないかなー……1でこりたし。

でもシンが本郷奏太君なんだよなー……それはちょっと観たいけど……でもそれだけで見に行くのもねぇ。

ハチクロは……森田さんが別人過ぎてイタかったという印象しかなかったです。

そんな中、『デスノート』はかなり良く出来てたと思います。

あくまでB級として、ですけど。



全体的には、邦画が強くなってきている印象を受けます。

興行成績も、洋画を抜いたって話を聞きますし。

このまま日本の映画産業が成長を続けていくといいですね。

そして、料金を安くしてくださいw


なんだかまとまらない文章になっちゃいましたけど、とりあえずこんなもので。

ハッピーニューイヤー!謹賀新年!ボンアネ!いや、めでたいめでたい

といっている間にも23秒が過ぎてしまった……


って、もっとたってますね(;^_^A


と、少々古いネタと新しいネタをまじえつつ、新年の挨拶にかえさせていただきます。

そのうち本棚を整理しつつ本やCDのレヴューも書こうかな。

しかしそういっていると書かないと言うジンクスが出来てしまっているようです……これ とかこれ とか。

そういえば「ROMAN」の感想を書くかも とかいいながら、やっぱり何も書いてないですしね。

打破せねば……うーん。


えっと、今年の抱負は、そうですね……やっぱり『映画を観たらレヴューを書く』かな?

2006年に観た映画も、少しずつ書いていけたらいいな。

♪レヴューを書き上げるシスティマ 最後の日付めが~けて~

なんちゃって。

まあ、年の瀬ですしね。

今日あたりからレヴューを書き始めようと思ってましたが、なんだかんだとやることが多くって……。


あ、そうそう、「ナルニア国物語」の感想を書き直しました。

先日まで、「原作とは別物」といいつつも、妙に擁護的なことを書いていましたが、先日久しぶりに会った友達と話をしているうちに、やっぱりあの映画化には納得いかないものがあるなぁ、と改めて思ってしまって……。


なんで好意的な文章を書いていたのかと思い返してみると、映画を観た帰りにエレベーターの中で乗り合わせたおばさんが知ったか口調で偉そうにけなしてたので、私の「天邪鬼の虫」が疼き出しおったのでしょうね。

なんだかよくわからないタイトルですね。


最近更新をずっとサボってしまいましたが、来週26日あたりからまた復活できると思います。

今月は、映画を観るのに忙しくって、感想を書く時間がないって言うか。

それになんだかそれ以外でもいろいろやることが多くって……まあ、年末ですし、皆さんそうだと思いますけどね。

とりあえず、26日以降はお正月になるまで映画を観る予定はありませんので、その間にレヴューをまとめて書きたいと思います。

コメントに対するお返事とかも、それまで待っててくれると嬉しいな。


ではではー。

廃工場で目を覚ました5人の男。

全員が記憶を失っており、ここが何処なのか、なぜこんなところにいるのか、そもそも自分は誰なのかが全く思い出せない。

周囲の状況を整理して、どうやら5人のうち2人は人質、3人は誘拐犯の一味のようだと判明する。

お互いを信用できないまま、とりあえずここから出るために手を結ぶことにしたが……。

というサスペンス映画です。


オープニング、廃工場の壁とかパイプとか電灯とかが映し出されたのを観て思いました。


「うわ、なんかSAWくさい……」


実際、「密室の中に閉じ込められて、誰が味方で誰が敵かわからないまま脱出を試みる」っていう筋書きは『SAW2』のようですし、疑心暗鬼にかられていがみ合うあたりは『CUBE』を彷彿とさせますよね。

まあ、ジグソウのように事態を操っている黒幕がいるわけでもないし、死の罠に囲まれているわけでもないんですけど。
そんなわけで、『SAW』のようなじわじわと追い詰められていく感じも、『CUBE』のようなものすごい圧迫感・閉塞感も、それほど強くは感じませんでしたねぇ。


でも、記憶を失ってることのもどかしさなんかは結構ありました。

同じ記憶ネタの映画『メメント』ほどの激しい焦燥感ではないのですが、なんというか、いらいらする、みたいな。

ときどきフラッシュバックのようによみがえる記憶も、どうもはっきりしないし。

まあ、記憶の戻り方がちょっとご都合かなぁ、とは思いましたけどね。


あと、お互いに敵か味方かわからないまま協力せざるを得ない中での駆け引きなんかもなかなか面白いんですけど、惜しむらくはもう少し危機感をあおる演出があれば、とは思いました。

あの異常な状況にしては、主人公たちは冷静すぎたような気がして……もっと激しく焦っても良かったんじゃないかと。


そんなわけで、手に汗握ると言う感じではなかったですし、 二転三転するラストもまあ意外性という面ではそれほどでもなかったですけど、そのラストの展開や断片的な情報を集めて状況を推理していく過程などは、まるでゲームを見ているようで小気味良かったです。

実際、ゲーム化したら面白いんじゃないですかねぇ、これ。マルチエンディングで。


unknown@映画生活

というわけで、ずいぶん間をあけてしまいました。

別に無為に過ごしていたわけではないんですけど……。


この間に、映画を5本ほど観て、美術展にも2つほど行き


――そして、CDを1枚買いました。


このCDがいけなかった……。

この2週間、帰ってきては何か書こうとは思うのですが、ついついこれを聴いてしまい、聴き入ってしまい、気がつくと寝る時間、みたいな。


え、なんのCDかって?

それは……



5th story CD「Roman」/Sound Horizon
¥3,000
Amazon.co.jp

これですこれ。

いやー、賛否両論あるみたいですけど、私的にはありですねぇ。

そのうちにレヴュー書くかもです。



sh_roman
Sound Horizon公式サイト

映画監督って何だ!/小泉今日子
¥5,040
Amazon.co.jp


がんばれ監督♪

……なんちゃって。


ということで、17日(金)、日本映画監督協会所属の映画監督が大挙して出演している、映画の著作権についてのプロパガンダ映画



映画監督って

だ!   (←フライヤー等の字体もこんな感じ)


を観て来ました~。


公開最終日ということで、ちょっと早めに行ったんですが、それでも整理番号は思ったよりも後ろのほうでしたねぇ……。

ユーロスペースのそれほど広くないロビーが人であふれかえってました。


劇場に入ると、テーマソングの「監督って何だ!ラッパー!」(歌:宇崎竜童)が流れていたのですが……なんというか、あの曲は「たらこ・たらこ・たらこ」に匹敵する脳内リフレインソングですねぇ。


か ぁ ん と く ぅ っ て な ん だ な ん だ っ ♪


……耳について離れませんヽ(;´Д`)ノ



……映画の内容ですが、映画監督の著作権を認めない著作権法29条がいかに問題のあるものかを、いろいろな手法で示しています。


かさ張り浪人の菅徳右衛門(略して「かんとく」w)が活躍する、人情時代劇仕立てのたとえ話や、この映画の数少ない監督じゃない出演者・小泉今日子演じる女弁士が「歴史探偵」となって、過去の、著作権法成立の現場や改正議論などの現場に立ち会う話、また監督たちへのインタビュー集など、なかなかバラエティにとんだ構成です。


面白かったのは、名作「煙突の見える場所」の同じ場面を、別の3人の監督が撮ったらどう変わるか、という実験。

その中でも、やっぱり清順かさは白眉ですねぇ……。

演出についてのインタビューも、なんだかよくわからないけど説得力だけ はありましたし(@ ̄Д ̄@;)

もちろん、他の2人の監督の映像も面白かったんですけどね。


監督の権利については、まあ難しい問題ですけど、とりあえず監督協会の主張したいことは良くわかる映画です。

それに、出演者のほとんどが監督っていうのも面白いですしね。

DVDも来年入ってすぐくらいに出るらしいので、まだ観てない映画ファンは必見かも。



そうそう、その日はこの映画を撮った伊藤俊也監督を筆頭に、黒沢清監督やその他出演した監督たちがたくさんやってきて、トークバトル(w)を繰り広げておりました。

そんなわけで、ブックレットを買って、伊藤監督と黒沢監督のサインをもらってまいりました♪


え?他の人たち?

うーん……あんまり知らなかったから……。

「よく知らないけど有名らしいからもらっとけ」っていうのは、なんか失礼でしょう?


映画監督って何だ!/リンディホップ・スタジオ
¥1,000
Amazon.co.jp


映画監督って何だ!
¥952
株式会社 ビーケーワン


映画監督って何だ!@映画生活

私が読者登録させていただいてる人たちも含めて、映画のレヴューを書いてる方たちって、観た映画全部書いてるんでしょうか……?

私はとろいので、1つの映画の感想がまとまらないうちに、次の映画を観てしまったりして、結局書かないものも結構多いです。

今のところ、3本観て、1本書く感じでしょうかねぇ?


あ、でも、10月分は、あと4本書くと全部です。

頑張りましたo(^-^)o

11月分は……やっぱりあと4本残ってますねヽ(;´ω`)ノ


うーん、時間がほしいですねぇ。

切実切実。


まあ、でも、本当に時間ができても、レヴュー書かないで映画を観に行ってしまうような気がしますけどねあせる