Lila's Candle

― リラ ズ キャンドル ―

もっていたい キャンドル
灯してみたい キャンドル


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104歳の書家、篠田桃紅さんのエッセイ

「墨いろ」に収められた

心をとらえる色、に特に心を打たれた というかドキッとした。

 

要約すると

幼少期のひな祭りに使われていた布や道具の自然の色が

心を染める匂い立つ色であり、

今の世の中にあふれている色は鮮やかだが、

そのような色ではないということ。

 

そして新聞に掲載された大学教授の言葉を載せている。

単調で平面的な色彩が若者向けのファッションに受けているのは

テレビの色が関係しており、

その色は光の混合による虚色で、実感をもたない物ばなれの色である。

その色に慣れると、外観上の見かけの色で質を判断するようになり

目先の色を次々に変え、物ばなれ的傾向を促すに違いない。

 

 

この文章が書かれた1976年には、色に対してこのように論じられていた。

現代もカラフルな色であふれて、流行をつくりだす消費時代となっている。

 

著者の幼い時にはテレビはなく、本物?の草木染が身近にあったのだろう。

テレビの色に慣れて育った自分。

流行のものをよいと思っていた感覚。

なるほどそういうことか、当たっているなぁ。

 

私が草花と接していなかったら

気づかなかったし理解できなかった。

実感を持つ奥深い色を感じられる人でありたい。

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数年前から人工色に違和感を感じ始めたのも
草花とずっと向き合っていたから
自然の流れだったのかもしれません。

 

草木の色を抽出したロウが
陶の器の色としっくり合ったときは
なるほどと違和感がなくなりました。

けれどロウに草木の色を抽出することに疑問が生まれて
ロウソクと色の歴史を調べてみたり、

染色家の方にお話をお聞きしたりして

自分なりの答えの落とし所は見つけられたような気はします…

 

 

化学的な物質を全く使わない古代の染色

例えばこの真っ赤な茜染め

時が過ぎればすぎるほど色褪せるのではなく

どんどん発色してゆきます。

それは茜が布の上で生きているから。

 

数千年前の人が

植物の力をしっかりと感覚で感じ取って

身の回りの有機的なもので最大限に引き出した技法。

それは昔なら当たり前だけれど

現代で考えたらものすごい手間と時間がかかる方法。

 

 

 

 

 

 

目に見えているもの、
化学的に証明されているものに大きく左右される世の中。
便利になるがゆえに生き物の能力や感覚が

無意識のうちにじわじわと退化してゆく。

利益を追求した経済活動の時代の流れのなかで

本物がなくなって偽物と変わってゆく。

 

 

自然のものと結びついている染色は

環境汚染や生活の変化に敏感で

生物の営みに警鐘を鳴らさざるをえないのかもしれません。

 

この時代に本物を作っている人がいること

植物の力のことを教えていただけたこと

ものづくりに対する姿勢など…

 

違和感から見えてきたもの

私にとっては大変貴重な財産になりました。

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キャンドルを作るようになったきっかけ

 

育てた花を何かに活用したくなり
試行錯誤して押し花をロウに埋め込んで
芯に火を灯したら
灯りに照らし出された花びらの姿が
想像をはるかに超えて心に響くものだったから。

 

それから約6年、色々なキャンドルを作るようになりましたが
ロウに触れることのおもしろさ、奥深さを教えられつつ

自然のものにはかなわないと実感しています。

 

草花の色、カタチ、どんなに真似しても本物にはかなわない。
だからそれを生かすための色合いや、間が生まれる。

キャンドルの壁に私が四季折々に感じる風景が広がる。

 

よく和っぽいといわれますが、
一度もそんな風に思って作ったことはなく
ただ身の回りにある風景が好きだから
日本のものだからそう感じるのかもしれません。

 

優しい灯りにほっとしてずっと見ていても飽きない。

色あせてしまっても、灯した姿は不思議とあまり変わらない。

灯していないときは一見地味かもしれないけれど、そのギャップがおもしろい。

物は使ったときの姿が一番よいので

キャンドルも灯すのがもったいないではなく、使ってほしいと思います。
 

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