【青春の轍-1-10】

テーマ:ブログ
2006-11-05 10:12:14

いじめの問題が連日報道されている。


難しい問題である。


というのは、いじめはどの社会にもあるからだ。


しかし大人になればその社会環境から転職という形で逃れられる。


子供は学校という場所以外に居場所が無いために深刻になる。


やはり子供にも逃げ場所(有効な環境回避策)を提供してやる
のがいいのではないかと思っている。
これは行政の力で取り組むべき問題である。


不登校は子供自身も引け目を感じて生きることになるし、親に
とっても悩みの種になる。
それを不登校でも堂々と明るい顔で親も子供も生きて行ける回
避策である。
それは第三の学校というべきものかもしれない。


話は少々変わるが、私が子供だった頃に思いをはせてみると、
子供には子供社会というものが歴然として存在する。
その子供社会に大人は誰も踏み込むことはできない。


分かりやすくいうと、子供社会とはサルの集団のようなものだ。
サルの集団に人間が入り込むことはできない。
サルの集団ではボスの座を巡って常に権力争いが起こっている。


もし本気で教育行政がいじめを無くす問題に取り組むのなら、
いじめ対策担当部署を各学校に設け、そこに学校関係者以外の
人を配置する。
そしてその部署は生徒の駆け込み寺的存在であり、担当者はそ
の学校の全生徒の力関係を知り、時には駆け込み生徒や先生の
カウンセリングを行ったり、場合によっては校長や担任の先生
と一緒になっての対応策を講じて、いじめ側の生徒を再教育し
たりもする。
学校関係者じゃない者を担当者として入れるということは、い
じめを隠蔽させないための対抗策である。
各学校の担当者は町単位で定期連絡会を設け、情報交換や勉強
会を開く。そしてその内容を教育委員会に報告する。
できたら内閣府にもいじめ対策担当大臣を設けたらいい。
文部省に任せていてはだめだ。


しかし、集団の中に本当のボスが居なくなった為のいじめ体質
である。本当のボスはいじめなんかしない。


私の体験談で恐縮だが、前作「青春の雨音」にも書いたとおり、
私は中学時代は番長各として学校に君臨し、学校の皆から恐れ
られていた。
そんな私は生徒間のけんかを仲裁したり、もちろんいじめなど
許さなかったから、今考えると、教師側は相当楽だったろうと
思う。
私の一声で教室内はおろか学校内が静まり返ったものだ。
今、そういう生徒がいないことが不幸である。


---------------------------------------------------------
【青春の轍-1-10】


どういう経緯で父が牛乳製造販売業に着手するようになったの
かは知らない。俺もこれまで父から聞いてなかったように思う。
母が何か知っているかもしれないので、母が生存する今のうち
に聞いておかなければと思っている。


ただ父が自分で商売を始めるということで、父の桜木一家にも
急に慌しさが訪れたのだった。
当時、俺たちの住む町には牛乳店が1件しかなかった。
その少なさに父は眼を付けたのかもしれなかった。


当時の思い出の中で、特に大きな思い出が一つある。
それは、父の始める牛乳店の名称を何にするか?…というもの
である。


長屋の生活もそろそろ終わろうという頃、父は牛乳キャップの
製造社から送られてきたサンプルを畳の上に並べて、取り巻く
家族の皆の意見を聞くのだった。


並べられた使用前の牛乳キャップを手に取りながら、俺は未知
なる新しい世界への夢と期待感という不思議な興奮感に浸った
ものである。
父は俺たち以上に興奮していただろう。


父からの催促で、俺たち子供は気ままに色々な名称を口にした。
長男が口にした「旭牛乳」か「朝日牛乳」が有力かなと思った
記憶が残っている。


でもその時は既に名称は決まっていたのかも知れない。
数日後に父の口から決まった名称が家族の皆に公表された。


「白雪牛乳」というものだった。


「白雪牛乳?…」
「なんでぇ~?」
「なんか変だよ~、変な名前だよ~」
などと、俺たち子供は口々にいったことを覚えている。
(次号へ)

AD
いいね!した人  |  リブログ(0)

likeさんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

RAG FAIR Yosuke Hikichi

RAG FAIR Official website

RAG FAIR DISCOGRAPHY

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。