ランチが佐原だったので、そういえば東の方に気になるスポットがあったなと旭に向かいました。
Googleマップにも出ている大原幽学記念館ってなんぞや? ってことですね。
大原幽学とは、尾張藩の生まれで文武両道に秀でた人だったんですけど、若き日の過ちで剣の指南役を斬り殺して出奔。20数年の放浪の後に旭に定住し、世界初の協同組合をつくるなど農村の改革に尽力し、あまりにも成果を上げすぎたために幕府にいちゃもんをつけられて投獄され、釈放後帰ってきたら元の木阿弥になっていたのを見て落胆、自殺したというなんとも気の滅入る人生を歩んだ人です。
っていうのもこの記念館で初めて知ったんですけどね(笑)
こちらが大原幽学氏の彫像。肖像画が残ってるのでそれを元に作成されたものの様です。
館内は郷土資料館と大原幽学記念館に分かれていて、郷土資料館はまぁ普通です。
大原幽学記念館の方は映像とパネルで大原幽学氏の半生や氏が行った改革などが学べます。
さらに大原幽学氏の遺品、特に遺書とか
切腹に使った短刀とか(大小の二本は別に展示されている)
死装束とか生々しい物も展示されています。
資料館の敷地内には大原幽学の住まいも保存されています。
幕府にいちゃもんをつけられたので、当時、農村の人達が学んだ「改心楼」は幕府によって取り壊れたのですが、明治になってから大原幽学の名誉回復運動みたいなものが起こりました。
その一環として「改心楼」の跡地に大原幽学を祀る「大原神社」を建立したのですが、さすがに明治政府の許可が下りず、「大原聖堂」として今も残っています。
大原聖堂は神社の拝殿にあたる部分で聖堂の裏には階段があります。
階段の上の小屋の中に本殿になるはずだった祠が残っています。
観覧料は300円でしたけど、値打ちがありますね。
さて、旭まで来たのでもう少しだけ足を伸ばします。猿田神社です。
最近、日本一の商売人の斎藤ひとりさんが、猿田彦を祀ってる神社に行った方が良いと言っていたので、やってきました。
拝殿。ここは森自体が聖域というか、清々しい気を感じますね。
そして奥宮と一番のパワースポット「大神降臨の地」。
さて目的を果たしたので帰宅しましょう。ここからちょうど1時間くらいの距離です。
帰ってきてからバッテリーの電圧を測ったら13.2V。発電系も問題なく動いている様ですね。
本日の戦利品(笑)。大原幽学記念館でもらった絵葉書です。去年C61走ってたんだぁ。
みなさんに全ての良き事が雪崩のごとく起きます。