ワイズ照明計画研究所の中井です。
『安全性』・『機能性』に続きまして、本日は『意匠性』についてです。
さて、『意匠』とは辞書ではどんな意味でしょうか??
い‐しょう【意匠】
1 絵画・詩文や催し物などで、工夫をめぐらすこと。趣向。「舞台照明に―を凝らす」
2 美術・工芸・工業製品などで、その形・色・模様・配置などについて加える装飾上の工夫。デザイン。
とあったのは「デジタル大辞泉」です。
私がここ言う『意匠』とは、光でどのようにデザイン性を発揮するかって事です。
デザイン性とはいわゆる、感動する光や、安らぐ光、活動的になる光など感情に訴えかける光から、商品を訴求する光、店内へ誘導する光などなど、行動を促すような光など、様々です。
このように『光』は潜在意識に直接訴えかけるものなのですが、、、人は、一体何に反応していると思いますか??
私が思う「人の感動ポイント」は、3つあると思うのです!!
皆さん、ちょっと考えてみて下さい!!
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どうですか、、? 何か思いつきましたか??
光を見て感動するって、結構ありますよね。イルミネーションを見て感動とか、お寺のライトアップを見て感動、とかです。
この感動を構成しているのが、3つあるって事なのですが、、
それは、、、、、、
1.適度なグラデーション(階調)
2.適度なコントラスト(対比)
3.適度なバランス(均衡)
この3つなのです!!!(←ちなみに、『適度な』がミソです。)
少なくとも、私は、この3つをどのように組み合わせていくかを常に考えて照明の設計しています。
非常に重要なポイントなのです。。
では、とりあえず文字だけでは分かりにくいと思いますので、google画像から
Photo1:夕日

夕日です。どこの国のものかは分かりませんが、綺麗ですよね♪
朝日と並んでFACEBOOKにアップしたいネタです。。
これは、まさしく感動するグラデーションの代表格ではないでしょうか!!
しかし、これは地面と空の割合のバランスやコントラストも言えると思います。
とにかく、全ての感動要素を含んでいる視環境だと言えますね!!
Photo2:イルミネーション

イルミネーションです。
これは、まさしくコントラストとバランスですよね。。暗い夜に、高輝度な光を規則的に、いわゆる何かの形を模してつくっています。
これを周りが明るいお昼に見ても、コントラストがなくてきれいとは思いませんよね。。
Photo3:ライトアップ

寺院のライトアップです。
これもやはりコントラストとバランスですね。。
バックの空のブルーと対比する赤の色調を映えさせる投光器。ただ単に照射するだけではなく、如何にバランス良く均等にあてるか、また環境とのマッチングなどなどを考慮しているものです。
福岡では、私が尊敬する同じ熊本のご出身である松下美紀先生主催で、毎年11月に「御供所ライトアップウォーク」と銘打ったライトアップをされておりますが、これの中では、やはりグラデーション・コントラスト・バランスの全ての光が見られます。。
Photo4:コーニス照明(壁面を照らす間接照明の事)

いわゆる間接照明です。
光源を見せると、コントラスト的に美しくないので(←あえて光源をバランス良く見せる事もありますが。)、光源を隠して、壁面を広く明るくする事で、輝度をなめらかにし、またバランスが良いグラデーションを出す事が出来ます。
これは、グラデーションとバランスでしょう。。
Photo5:PHランプ

これは、ポールヘニングセンさんがつくったルイス・ポールセンの世界的ヒット照明器具『PHランプ』です。
こいつは、まさしくグラデーション及びバランスですよね。非常に緻密な計算により造られた曲線のシェードで、見た目もさることながら、全くまぶしさがなく、効率的に下面に光を落とす、超優れた器具です。
結構お値段はしますが、昔の形を継承しながら、未だに売れている器具です。
色々出すと切りがありませんので、この辺で終わりにしますが、お分かりになったでしょうか??
人が感動する照明のポイントは、
1.適度なグラデーション(階調)
2.適度なコントラスト(対比)
3.適度なバランス(均衡)
です。これらの特徴を掴んだ規制された光は、人の潜在意識に訴えかけるので、老若男女全ての方に感動を与える事が出来ます。
今後更なる光に対する研究&理解が進んだら、随時補足していきたいと思います!!
最後に、、、この直近の3回で照明に必要なポイントを3点『安全性』『機能性』『意匠性』を上げました。
全て、光環境において必要な事ですが、最後の『意匠性』に関しては、よくよく意識しながら、『適度』の具合を皆さん求めてみて下さい。
では、『照明に関する大事なポイント』はこれで終わりたいと思います。
次回からは、ワイズ照明の『お客様の声』的なものを少し記事にしてみたいと思います。
でわ。また。
終わり。









