5月31日(日)は朝鮮大との練習試合でした。結果としては44対62での敗戦となりました。まだまだミスが多く、課題が多い試合となりました。
 特に後半、立ち上がりにトライをよいかたちでたて続けにとり、1トライ1ゴールで逆転できるまでに肉薄する時間帯もありましたが、そこでの集中力やプレーの精度が朝鮮大の方が1枚上手でした。
 チャンスの際にチームでしっかりまとまって集中力を高め、トライをとりきる。ピンチの時に、気をつけるべきこと、お互いの役割を確認し、するべきプレーの精度を高め流れを引き戻す。
 うちはチャンスの際に波に乗り切れず、逆にトライを重ねられてピンチになった朝鮮大の方が、お互いに声をかけあい、気持ちを高め、流れを引き戻すことに成功していました。
 朝鮮大は「気持ち」が前面に出るチームというイメージが強いのですが、部員相互のコミュニケーション能力が高く、とてもまとまったよいチームです。
 「勝ちきる文化」チャンス、ピンチの際にその場面で選手達が肌で感じ、集中力を高めてその局面に対応できる意識、雰囲気。そういったものが朝鮮大にはあり、うちには足りなかったのだと思います。
 「文化」は結局日頃の練習、生活から部員一人一人がどんな過ごし方をしているかの結果。一人一人が「勝てる」生活、過ごし方をしているかどうか、もう一度ふりかえらなければいけないのではないでしょうか。春のオープン戦も残り3試合です。

 朝鮮大の皆さん、暑い中での試合、ありがとうございました。
 今年初めての更新です!すみません。すっかり塩漬けになったブログで。。。

「スタンドオフ黄金伝説-日本ラグビーを切り拓いた背番号10-」永田洋光著 双葉新書 860円 を読みました。

 松尾雄治さん以降の歴代日本代表SOの系譜を追いながら、現エディージョーンズHCの求める日本代表のラグビー像を探る内容でした。ネタバレになるので詳述は控えるのですが、(私の解釈では)本学ラグビー部監督である松尾勝博(選手)の位置づけは「展開・接近・連続」を体現した1987年以降のワールドカップ世代初のSOであったということでした。もちろんそれは堀越(村田)-松尾-吉田-平尾-朽木-増保-細川と今見てもほれぼれするようなレジェンドが並んだ宿沢JAPANのバックスライン、機動力に富んだFW陣だからなし得たことでもあるのだと思うのですが。
 また、随所に松尾監督のコメントが出てきて、松尾監督のラグビー観が垣間見え、その中に、現在本学ラグビー部が取り組んでいる目指すラグビー像が見え隠れしていて、非常に興味深かったです。
 部の選手達の理解や、それを具体化するスキルはまだまだ発展途上ですが、「これができたらやっていても見ていてもワクワクするようなラグビーになるだろうな。」と思える躍動感のあるラグビーになるはずです。

 この本、誰よりうちの部員達にぜひ読んで欲しい1冊です!
 申し訳ありません。2ヶ月ぶりの更新です。
 12月14日(日)の入替戦で城西大学に51対19で勝ち、3部残留を決めることができました。
 3部では全敗だったので、「負け癖」を心配し、前半10分の集中力が鍵だと思っていました。しかし、それも杞憂で、前半キックオフをキャッチするとバックスに展開し、大きくラインブレイクすると、そのままゴールまで走りきり幸先よくトライを奪います。その後のキックオフディフェンスもLO陣がしっかりからだをはりボールキープするとFW、BK一体となってボールを前に運び、終止主導権を渡すことなくゲームを運ぶことができました。特にやっと怪我が癒え、戻って来たSH主将柴崎、SO2年奥野のハーフ団がテンポよくワイドにボールを散らし、相手のディフェンスの的を絞らせない攻撃ができたのは大きかったです。
 FWもスクラム、ラインアウト、ブレイクダウン、キックオフとそれぞれがしっかり役割を果たして、安定してボールを供給し、BKは走力のあるバック3にボールをもたせる機会を今回は多くつくることができました。
また、控えのメンバーもみんなで声を出し、一体となって闘うことができました。このチームでの最後のゲームとなる入替戦でチームが一つになった試合ができ、シーズンのしめにふさわしいゲームでした。
 4年生のみなさん、お疲れさまでした。そして3年生以下のみなさん、来期はより自分たちに厳しく、切磋琢磨して2部との入替戦を目指せるチームを作っていきましょう。
 今日の朝鮮大学校戦は、駿大ラグビー部史上初のリーグ戦3部勝利にあと1歩まで迫り、そして掴みきれなかった試合でした。
 第1節、第2節からの成長の跡は随所に見ることができました。セットプレーが安定し、前に出るディフェンス、粘り強いタックルで、デイフェンスが安定していました。攻撃面では、すれ違いざまのパスや速いテンポでの長短のパスが以前よりキャッチャーがとりやすいパスになったこと、攻め込んだ際に、無理なオフロードパスやリスキーなパスが減り、平たく言うとプレーが丁寧になってきたなということが感じられる試合でした。
 私自身は、3部4部の一番の違いは、このプレーの丁寧さ(プレーの精度といってもいいかもしれません)だと思っています。そういう意味では、うちのラグビー部が3部のチームになってきたことを実感し、しかし3部での勝利をつかむまでにはいたらなかった、ゴール前でピンチをしのぎきり、チャンスをものにしトライをとりきるチームとしての集中力をより高めていかなければいけないという思いも強くした試合でした。
 来週は、高い集中力で接戦をものにしてきている東京工業大学が相手です。ホームグランドでリーグ戦3部初勝利を掴むべく、今日の敗戦を糧に、この1週間、自分に厳しく集中して練習に臨みたいと思います。
 今年のGWは2部練習を中心に、チームの強化をはかりました。5月5日には近くの河原で新入生歓迎BBQを行い、チームの懇親を深めることができました。
 昨年度までは、部長が先頭にたっていろいろな準備をすすめてきたのですが、今回はBBQ班長の2年生峯岸を中心に、ケガ人が大型コンロを大学からリアカーで河原まで運んでくれ、さまざまな準備、BBQの盛り上げまで、学生主導で運営してくれ、チームの成長を感じられる会になりました。
 最後の片付けも来た時より河原がきれいになっているくらいにゴミ拾いもし、先輩後輩関係なく、一人一人が率先して動く姿が見られたことがBBQでの大きな収穫だったなと思っています。
 GWも終わって、春シーズンも本番です。11日は大東文化大学との試合です。まずは春の自分たちの力を試す絶好の機会となります。一人一人が持てる力を出し切って、実りある試合にしたいと思います!
 4月27日(日)に入間市おとうろう祭りの山車びきお手伝いに参加してきました。当日は天候にも恵まれ、また地域の方たちにも大歓迎されて楽しく有意義な1日を過ごすことができました。
 おとうろう祭りは入間市でも最大規模のお祭りですが、それでもお祭りや山車びきに参加するのはスポーツ少年団等が主で、中学生から大学生の世代はお祭りから離れてしまうのが一般的です。そのため、山車びきも若い曵き手が足りず、そういう意味でもラグビー部の山車びきは毎年頼りにされています。
 また、地域の文化にふれる機会はなかなかなく、自分の通う大学のある地域の文化にふれ、また地域の様々な方たちとふれあう機会はとても貴重な時間ですし、学生にとっても、自分たちが「頼りにされていて、地域を元気にする力になっている。」ことを肌で感じられる機会は自分たちがもっている力を客観的に見る意味でもとてもよい機会だと思っています。
 この活動に参加して、6~7年になりますが、「日曜日の山車びきはラグビー部の助っ人が来てくれる。」地域の中でもそういう意識が定着してきたように思います。こういった活動を基礎にして、地域との結びつきをより一層強いものにしていければと考えています。

 部員の皆さん、お疲れさまでした。さまざまなコーディネートをしていただいたふれあいハウススタッフはじめ、教職員の皆さん、お祭り関係の地域の皆さん、ありがとうございました。この場を借りて厚く御礼を申し上げます。
 春合宿を終え、15(日)、16日(月)とラグビー部は2日間のオフになりました。
オフの16日(月)、大学に行ってみると、自主的にトレーニングセンターで筋トレに励む新2年生がいて、感心しました。
 ウェイトを自分に課してからだづくりをすることは当たり前のことなのですが、合宿明けに休みたいのも人情。そんな中、しっかり時間をさいてウェイトに励むモチベーションに嬉しくなりました。こういった意識がチームの文化として根付いてくれるといいなと思っています。

 明日18日は卒業式。4年生を盛大に送りたいと思います。
 昨日、春合宿が終了しました。部長として一番感じた変化、成果は、合宿の中で「指示が少なくなった」ということです。生活時間の確認、「練習スタート時間は10時」などの指示の声を聞くことが少なく、しかしきちんとその時間が守られ、5分前行動、10分前行動が徹底されてるようになったと感じました。
 ラグビーではゲームの中でも規律(discipline)が大切な要素になりますが、それは日々の生活や練習で培われるものだと思います。そう言う意味で、この
合宿でチームの中に規律ある文化ができつつあることを感じられたのは、シーズンのスタートにあたって、嬉しい発見でした。
 ただ、今の雰囲気で充分というものではありません。今の規律やそれぞれの責任感、自覚をより高め、よりレベルの高いチームの文化を創っていきたいと思います。
 3月10(月)~15日(土)の5泊6日で行われた春合宿が無事に終わりました。
 この合宿は4月入学の新入生を交えて、新チームとしての初めての合宿でもありました
。新入生はラグビーに対する取り組みがとても真面目で、上級生もよい刺激を受けていました。また上級生もそれぞれに進級する責任感が出てきて、とてもよい雰囲気で練習を重ねることができました。詳しくはマネージャーブログをご覧下さい。

 2014年度シーズンは2部昇格を目指してのチャレンジになりますが、そのスタートとして、この1年が楽しみになるような有意義な春合宿になりました。
 お世話になった、フロンティアタワーフロント、食堂、大学会館食堂の職員の皆さんに御礼を申し上げます。
 2013年も残り数日となりました。駿河台大学ラグビー部は松尾勝博監督2年目のシーズンを4部2位ながら、入替戦に勝ち、3部昇格を果たすことができました。

 私自身が今期嬉しかったのは入替戦に勝利したことはもちろんですが、11月24日(日)の駿河台大学グランドでのリーグ戦最終戦で200人近い観客の中でゲームができたことです。2試合あり、他チームの関係者の皆さんもいたのですが、本学の保護者、後援会の皆さん、他の運動部の選手、多くの方の応援のもと、グランドに満員の観客の中でゲームができたのは選手にとっても誇らしい体験であったと思います。私が特に感動したのは、後半選手の入れ替えの際に、ピッチから退場する選手に「ご苦労様!」と声をかけていただきながら、大きな温かい拍手をいただけたことです。まるで秩父宮のスタンドからトップ選手に声がかかるようでした。

 2014年度シーズンは3部でのチャレンジとなります。入替戦が終わった瞬間に、松尾監督からは来期の目標が選手に伝えられていました。(勝った瞬間に気持ちが次の目標に向かうというところが、すごいなと思うのですが)選手、スタッフ、全員でその目標に向けて、より一層の精進をしていきたいと思います。
 今年1年、多くの方の支えで3部昇格を果たすことができました。心から御礼を申し上げますとともに、来年、より一層応援していただけるようなチームをつくるべく努力していくことをお約束したいと思います。

 皆様、よい新年をお迎えください。