2016蠍座満月☆失われつつある愛とつながりを思い出す | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

2016年4月22日14:23に蠍座の満月ですさそり座

 

 

このたび九州熊本地方での震災で被災された方々にお見舞い申し上げます。

 

すこしでも早く、穏やかな日常が戻ってきますように、心よりお祈りしています。

 

揺れ続ける大地に平和が訪れますように。

 

 

わたしたちの内に宿る愛と光。

 

この肉体に受け継がれた才能と資質。

 

それらを余すところなく目醒めさせて、解き放つときです。

 

愛の源泉を掘り当てて、尽きることのないエネルギーをもって、あらゆるものとつながり、世界を創っていきましょう。

 

 

 


■内側にあふれる原石を磨き上げる

 

柔軟宮のグランドクロスが際立つ満月です。

 

柔らかく、たおやかに、すくっと立つ。

 

なにが起こっても良いように。

 

どんなことにも応えられるように。

 

心と身体を柔軟にひらいて、多方面に意識を向けておきましょう。

 

アンテナは限りなく高く、視野は広く、感受性を強くして。

 

 

わたしたちの内側には一生のうちに使いきれないほどの資質と可能性が宿っています。

 

しかし、それらは原石のようであり、使われなければ、ただそこに宿しているだけに過ぎなくて。

 

それを使う機会は外からやってきますが、ずっと同じ環境のなかにいる限りはなかなか広がらないかも知れません。

 

環境がひらかれて、立場や役割が変わり、チャレンジを自分自身に与えることによって、資質を磨く機会がやってくるのでしょう。

 

小さな世界で自分を安全に保とうとするのは、人生を創生する機会をみずから閉ざしているといえるかも知れません。

 

 

外に広がっている世界を遠巻きに傍観するのではなく、そこを心地よくする役割と責任が誰にあるのか考えてみることで、自分と世界との関係が変わる可能性があります。

 

自分の内側にあふれるほど眠っている資質の原石を磨いて、世界に提供していくことで、現実的な結果を生み出し、他者からも認められていくときです。

 

あなたの才能が現実と人を動かしていき、それがなにかしらの形で証明されるかも知れません。

 

その確実な手ごたえをもって、あなたはさらに自信を深め、より力強く、自分の内にあるものを磨き、差し出していくことができるでしょう。

 

 

柔軟宮の影響で、迷いが出てきたり、道を見失ったり、選択したあとで「これでよかったのかな」と思ったりすることがあるかも知れません。

 

正しいのか、間違っているのか…ということを考え始めると、不安な気持ちが高まってくるでしょう。

 

この星の配置はマルチで変幻自在に世界に応えていける代わりに、ひとつのことに絞ったり、心を定めたりすることをむずかしくさせる傾向があります。

 

そんなときはマインドを働かせ過ぎず、その時々に求められていることを、シンプルにひとつずつ簡潔に仕上げていくといいかも知れません。

 

尾を引かないように、考えすぎないように、いまほしい結果へ向かうことだけを意識して、直観の導くほうへ、大切な人が呼んでいるほうへ。

 

まわりの雰囲気や流れに引きずられやすいときですから、自分の居場所、共に過ごす相手をしっかり選んで、心地よく過ごすようにしていきましょう。

 

 

 

 

■与えて、受け取り、愛に満たされていく

 

あなたの才能と外側の世界とが共鳴するときです。

 

その時々に求められていることに対して、できること、持っているものを差し出していきましょう。

 

そのときに生じる誰かの歓びが、あなた自身にとっても深い歓びとなります。

 

また、あなたが持っていなくて、しかし必要としているものがあるなら、それを世界に求めていきましょう。

 

その声が世界にこだまして、誰かに届けば、それは得ることができるはずです。

 

 

与えることと、受け取ること。

 

それが牡牛座と太陽と向かい合う、蠍座の満月のテーマです。

 

わたしたち、ひとりひとりの才能と資質が異なるのは、世界全体を完成させるために、多彩なピースが必要だからなのでしょう。

 

より世界を多彩で豊かに繁栄させるには、個々が異なる必要があるのかも知れません。

 

 

わたしにできることが、あの人には必要かも知れない。

 

わたしの持っていないものを、あの人が持っているかも知れない。

 

だから、惜しみなく与えて、また受け取る。

 

世界は補完されて、循環する。

 

 

わたしの差し出した愛と光が世界を満たし、その満ちた恩恵によって、わたしもまた生かされている。

 

世界はめぐり、豊かに満ちる。

 

差し出して、受け取り、分かち合い、共に創り出す。

 

夢を見て、理想を描き、役割を分担し、惜しみなく与える。

 

そして、みんなで大きなひとつの現実世界を創り出していく。

 

 

そのためにつながって、内側に持っている資質を明かしていき、大切に慈しみ、愛して、心を寄せていくときかも知れません。

 

 

失われつつある愛とつながりを思い出して、再び集う【Re-member】

 

地上の隅々にまで広がっている小さな生命、小さな生き物、そこかしこに光を宿している自然の営み。

 

それらとつながっていき、敬意をはらって、耳を傾けて、理解し、共存する。

 

 

わたしたちの本気の姿勢を見せていくときです。

 

与えることで、より潤沢に湧き上がってくる愛の源泉を掘り起こして、自分のなかの制限をはずしていきましょう。

 

世界に存在するありとあらゆるものとの目には見えないスピリュチュアルなつながりを取り戻して、愛に満たされていく満月です。