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葬儀屋さんだか何だかわからない連中が母を式場に
連れて行きました。
病院で亡くなった後、自宅に安置する時も運転手一人
だけ来て葬儀屋さんは来ず、従妹が手伝って部屋に
入れました。 かなりやせ細った母でしたが 重たい。
出す時も手伝った、どうなのかなぁ?
荷物の様に扱われている気がして気分が悪い・・・が、
本当に亡くなった方を移動するのは大変なこと。
これは葬儀屋になって本当に思った、自宅に連れて帰る
事だけでも苦労することがある。
時には100kgほどの故人さんを2名のスタッフで
移動した。 3人乗りのエレベーターで3階まで
上がった事もある。
3人乗りならば余裕じゃない? 大間違い 故人様は
自力では立っていられない! 奥様の了解を得て
スタッフ2名で故人様をかかえ、部屋までお連れする。
この時、狭いエレベーターの中で故人様に頭突きを
頂きました、 ・・・結構痛い。
母より1時間ほど遅れて式場入りしました、
多くの人がそれぞれの仕事をしていますが、何を
やっているのかは解りません。
本堂に入ってビックリしたのは、母がシーツに包まれて
式場の隅にほおってありました。
ここにいる奴らは人の死なんて関係なく、自分の
仕事だけやればいいんだ・・・通夜なんてどうでもいい。
母の死後、2年ほどしてから葬儀屋になりました。
葬儀屋になって、母が死んだ病室にも何回となく
お迎えにいきました。病室に入るとそこには
辛くて、不安でしょうがない自分がいます。
目の前の自分にどんな言葉を掛けていいのか、
未だに解りません。
その時の心理状態を何となく解るような気がするので
お悔やみしか言えません・・・。
お葬式・・・考えたく無いことだけど
火葬場の予約状況によって火葬のできる日が
決まります。
込んでいる時には1週間ほど待つ場合もあります。
母の時には4日程待ちました。お通夜の当日棺に
納棺するのですが、その支度をするの為に専門の
スタッフが2人家にきました。
彼らは母の寝ている部屋の襖を締め白装束に着替え
させます、着替えている処は見れません。
着替えが終わると、母に死化粧をするのですが
ナチュラルメイクと言うか、おとなし目にされている
その化粧に思わず「・・・母はもっと・・・こうバリっと
した感じなんです」と言ってしまいました。
今思うと、棺の中でバリっと化粧をされているのも
どうかと・・・。
手甲や脚絆などをスタッフさんに教えらて私達で
母の身につけます。 旅支度はいいけどこの時代に
このカッコは無いなと思いつつ、気に入った洋服を
着せてあげれば良かったと、ちょっと反省。
でも、向こうに行って母が一人だけ違うカッコを
しているのも変かなって考えると、あの世もこの世も
頭の中でごっちゃになってきました。
本来ならこのタイミングで棺に入れるのですが
それをしてしまうと、部屋から出すことが出来ず
このまま部屋を出て、式場で納棺する様です。
先に母が式場に向い、その後で我々は式場入り
します。
お通夜の夜が始まります、ちょっとドキドキしてる。
悲しみより準備に忙しい・・・。
最後の時間を大切にするなら事前相談が一番
よく考えて見ると、病院から連れて帰るのにも
葬儀屋さんの手を借りなきゃいけない・・・。
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