義母と僕とリハビリ介護日記

脳出血の後遺症で要介護4、一級障害者になった一人暮らしの義理の母マミー、娘夫婦と同居して厳しいリハビリを続けるか? 
それとものんびり施設入所をするのか?選んだ答えは「厳しいリハビリお願いします!」その日から涙を流してリハビリを頑張る
義母と僕の成長日記です。


テーマ:
エスカレートする義母のリハビリ拒否に最終手段-かっちん夫婦とマミーの日々<19>

脳出血で入院した後、リハビリのために僕たち夫婦と同居を始めた義母“マミー”。リハビリ開始してからしばらくはスパルタメニューすらこなし、感謝の気持ちまで伝えてくれていたというのに…。3ヶ月もすると不平不満を言い始め、ある事件をきっかけにとうとうリハビリを拒否するようになってしまった。

[リハビリ中、お尻を地面に打ちつけた?]
朝の広場でのリハビリは、いつも決まった練習をしていた。車椅子から
立ち上がって10メートルほどまっすぐ杖で歩いてから、Uターンして車
椅子のある所まで戻ってくるというものだ。

その日もマミーは相変わらず、練習中にずっと文句ばかり言っていた。

「もうええ、座らせて!」

「まだ全然歩いてないですよ?」

「もうしんどいんだす、座らせて!」

そう言って歩いている最中にも広場の道の真ん中で腰を落とし、地面に座
りこもうとするマミー。

そんな事を何度も何度も繰り返すマミーに、いい加減うんざりしてきた僕
はマミーのご要望どおり、道の真ん中で座らせてあげた。

念願かなってその場で腰をおろしたマミーだったのだが、以前とは違って
病気して痩せこけてしまったマミーの骨ばったお尻には、コンクリートの
硬い地面が思いの他ひびいたようだった。

その時からマミーは、ずっとこんな事を言うようになってしまった。

「旦那が道端で、わてを離して、お尻を硬い地面で打ちつけました。あれか
ら、股関節がずっと痛いんです」

そして、その日から「リハビリやりますよ」と僕が声をかけるたびに、

「股関節が痛いんです、骨が折れた。だからリハビリは、やりたくありません」

そんな事ばかり言ってリハビリをやらなくなってしまったマミーだった。

[“痛み”を口実に、リハビリ拒否が始まった]
股関節が痛い痛いとマミーがあまりにも騒ぐので、一応整形外科に連れて
行ってはみたが、全く異常はなかった。

というか、リハビリをやろうとする時だけ痛いというのだから怪しいったら
無いのだ。

整形外科で異常がないと分かると、今度はこう言い出した。

「腹が痛いんです。腸閉塞の痛みなので、リハビリできません」

マミーは40代の頃に「胆のう摘出手術」というものをしていて、それから時々
癒着性の腸閉塞になる時があった。

開腹手術をした後の後遺症としてはよくあることらしいのだが、これで何度
か夜中に病院へ救急搬送されたことがあったマミー。

なので、僕もつい心配になってしまう。

マミーの車椅子をゴトゴトと押して近所の広場へリハビリしに向かっていても
腸閉塞の痛みと聞けば、何もせずにそのまま家へ戻るということも度々あった。

そして、また慌ててマミーを病院に連れて行くのだが、毎回、結局何事もない
のだった。

[実の娘とのリハビリまで頑なに拒否]
義母のマミーがリハビリ拒否して道にお尻を打ちつけた一件があってからと
いうもの、その時の“痛み”や体調不良を口実に、リハビリ拒否はさらに
エスカレートしていった。

そしてある日、また事件が起こった。

いつものように川平法のリハビリをしようと、マミーの部屋へ入って行った
妻のかっちん。するとマミーはまたもや、股関節が痛いからリハビリをやり
たくないと言い出した。

しかし、ここのところ朝の歩くリハビリもずっとサボりがちだったマミー。
かっちんは「ちょっとだけリハビリ頑張ろう」と、車椅子に座るマミーの
左足を触ってみた。

すると、マミーは怒鳴った。

「痛いって、言うてるやろ!」

マミーの怒鳴り声と同時にドターンッという激しい音が、僕のいた隣の
リビングまで聞こえてきた。

僕はマミーが転んだのかと思って、あわててマミーの部屋へと駆け込んだ。
すると、マミーの足もとで倒れていたのはマミーではなくかっちんだった。
マミーが動く方の右足でかっちんの事を思いっきり蹴ったのだ。

かっちんの顔を見ると泣いていた。

[度を越したマミーの態度に、最終手段]
鬼のような顔したマミーは足もとで倒れて泣いている娘にこう言った。

「痛いって言うてるのに、おまえが無理に、触るからや!」

マミーのその言葉を聞いた時、僕は静かにこう言った。

「かっちん、もう辞めよう」

「何を?」

「もうダメだ、こんなの。もう、マミーには出て行ってもらおう」

「えっ?」

泣きながら驚くかっちんに、僕はまた言った。

「もう嫌だ、こんなの。こんなのメチャクチャだよ。もう、マミーには施設に
行ってもらおうよ」

するとマミーは僕にこう言った。

「ふん、それを言うたら、こっちは何も言われへんとでも思ってるんか!」

「・・・」

「言わしてもらうけどな、あんたがわての事を離したせいで、わての股関節
が痛くなったんやからな!」

「・・・」

「こうなったのは、旦那、あんたのせいなんやからな!」

[脅し文句の上塗りで返すマミーに悪魔を見た]
自分が座らせろと駄々こねて地面に座っておいて、何故それを人のせいに
出来るんだ? この人、大丈夫か? それとも目の前にいるのは人の姿をし
ている風に見えるけど本当は人じゃないのか? 悪魔か?

瞬時にそんな事を思いながらも真っ青になっている僕の顔を見て、マミー
の部屋からいったんリビングへと僕を誘導したかっちんだった。

「たーちゃんはリビングに行ってて。マミーとは私が話すから・・・」

その後、マミーとかっちんは何やらずっとマミーの部屋で話しこんでいた。
しかしマミーのこのような叫び声がリビングにいる僕の耳に飛び込んできた。

「ふん、施設に行けって言えばこっちは黙ると思って! 鬼の首取った気に
なんなよ、えっ旦那!」

マミーめ、どこまで根性がひねくれてるんだ。

もう駄目だ。

この悪魔っ子マミーには悪いけど、これからもマミーがこんな悪い事する
んだったら、マミーがもっとも嫌がる施設入所の話してとことん脅すしか
他ないな・・・。

その時はそれが一番、それしか無いと思った僕だった。  


(つづく)

この時はすさんでましたね~。良い子だったマミーが突然反抗期を迎えて
どうしたものやらと右往左往してた僕とかっちん。

果たしてこの後どうなります事やら・・


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