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闇を斬る シリーズが終わって残念だったあなたへ

荒崎 一海に大いに期待をしたらさりげない終わり方でちょっとがっかりしていたのだが、

この作家は読み手の事をよく考えている、どんなに面白い作品でも必ず終わりがあるし、

その後どうなるんだろうと読み手の想像力に任せるというのがある種の作家の手法

なんだろうが、どうしてもその後が知りたいという、ことを充分まんぞくさせてくれる

新シリーズ定町廻り捕物帖 である。闇を斬る シリーズでも活躍した

北町奉行所同心の桜井琢馬が主人公となる、連作短編小説である。

琢馬が主役となると題にもなっている最後のおようの恋 で道場主となっている真九郎

琢馬の危機にちゃんと出てくるしくみになっていた。

これからこのシリーズは続下ろうが、剣戟シーンでは真九郎が必ず出てきてくれそうな気がする。

楽しみなシリーズが始まった。


荒崎 一海
おようの恋―定町廻り捕物帖

◆五月雨の影◆神隠し◆風鈴蕎麦◆おようの恋


眼光鋭く悪を絶ち、双眉優しく民に接す、洒脱同心の活躍を描く。


☆ちなみ物凄く面白い闇を斬る シリーズも載せておきます。

とにかく時代小説の面白さをふんだんに盛り込んだシリーズでした。

ちゃんばらシーン、謎解き、人情話、裏長屋、そして侍社会・・・

まだ未読の人がいたら、勿論時代小説の好きな人ですが、LDイxヒオシの作家です。

まだこれだけしか書いておりませんがとにかく途中でやめられません。


直心影流道場の師範代 高森真九郎 の活躍を描いたシリーズです。



闇を斬る (徳間文庫 ) 直心影流龍尾の舞い

刺客変幻 (徳間文庫 ) 闇を斬る

四神跳梁 (徳間文庫 ) 闇を斬る

残月無情 (徳間文庫 ) 闇を斬る
霖雨蕭蕭 (徳間文庫 ) 闇を斬る

風霜苛烈 (徳間文庫 ) 闇を斬る

孤剣乱斬 (徳間文庫 ) 闇を斬る

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雨が題の本を読みたくなった。


藤原緋沙子  光文社  540円
 渡り用人片桐弦一郎シリーズ 第二弾 藤原緋沙子にシテは珍しいシーンもあり新しい境地のシリーズかもしれない。
雨がふっても…
田村みえ   学研   998円
たまにはこんな絵本も見たくなった


日本ペンクラブ, 浅田 次郎
人恋しい雨の夜に せつない小説アンソロジー

 浅田次郎/選   光文社
 非常に幅広い中から選んだ心に残る名作を集めた珠玉のアンソロジー

そして藤沢周平 の雨がつく題の短編集も読み返した。

「時雨みち」 藤沢周平   新潮社
「驟(はし)り雨」  藤沢 周平
「雨のあと」  藤沢 周平

  

そういえば以前も雨にまつわる本のことを書いたことがあったのを思い出した。
題に雨がつく本を少し載せてみます。
まだまだ沢山ありますが、載せきれないのでこんなところです

●どうぞお入り 外は雨 片岡義男著    集英社
●驟り雨        藤沢周平著    青樹社
●世界中が雨だったら   市川拓司    新潮社
●遠雷雨燕        坂岡真      双葉社
●地下街の雨      宮部みゆき著    集英社
●雨          井上ひさし著   新潮社
●雨  サマセット・モーム著 中野好夫訳  三笠書房
●雨上がり        水木雨子    新風舎
●雨ごもり       高橋揆一郎著   福武書店
●雨を見たかい     上野哲也著   講談社
●はじまりはいつも雨    望月広海 著
●隨筆新雨       内田百間著    小山書店
●雨の扉        薄井ゆうじ 著   光文社
●雨の日ぐらし    山田美妙作      博文舘
●雨恋        松尾由美著     新潮社
●ゆっくり雨太郎捕物控   多岐川恭 著 徳間書店
●雨は心だけ濡らす     北方謙三 著  光文社
●雨月        立松和平著      平凡社
●雨のコンスタンチーヌ    森詠著 中央公論社
●腕一本の春・花の雨 山手樹一郎 著 光風社出版
●黒い雨 ; 駅前旅館 井伏鱒二著    新潮社
●雨の庭      加賀乙彦著    潮出版社
●サンチャゴに降る雨 大石直紀著    光文社
●雨がやんだら     椎名誠著   新潮社
●雨の匂い       樋口有介著  中央公論新社
●雨鶏(あめどり)    芦原すなお著 角川書店
●金色の雨       藤田宜永 著   幻冬舎
●雨の中に死ぬ    西村京太郎著   角川書店
●雨の朝、パリに死す  フィッツジェラルド  講談社
●雨のことば辞典 倉嶋厚監修   講談社
●雨ふらしぬまがたいへんだ!
   たかはしこうこ作  ほりかわりまこ絵  大日本図書
●雨の楽しい話 原田稔著   日本図書刊行会
●雨と日本人   宮尾孝著   丸善
●雨のくに   佐藤秀明著  ピエ・ブックス
●静か雨 : 現代女流作家名作選  森三千代編 現代社
●雨のはれ間   虚白斎 [著]
●京都雨景    水野克比古著   光村推古書院
●「雨の木 (レイン・ツリー) 」を聴く女たち
         大江健三郎著       新潮社
●雨の事典 : 空と海と大地をつなぐ
         レインドロップス編著   北斗出版
●タキノの雨ものがたり
    木村セツ子 作 こさかしげる 絵   新日本出版社
●雨の木曜パーティ 池田あきこ著    ほるぷ出版
●雨がくれる50のしあわせ 吉沢深雪著   大和書房
●ヴィレッジに雨     山本道子著    新潮社
● 雨 ニモマケズ       宮沢賢治原作
●雨にもまけず 宮沢賢治の生涯 斑目栄二著  富文館
●雨女          泡坂妻夫 著    光文社
●白い雨          赤川次郎著    光文社
●雨が降る靴       川村真澄著   河出書房新社
●大江戸閻魔帳〈続〉灯雨近秘命録
              八剣浩太郎 著学習研究社
●雨更紗         長野まゆみ著 河出書房新社
●スペインの雨      佐藤正午著  集英社
●桜桃忌・悲し雨       志茂田景樹 著   KIBA BOOK
●萩の雨     連城三紀彦著     講談社
●雨瀟瀟        永井荷風著    春陽堂

◎久しぶりに読みごたえのある小説


この小説をなんと言えばいいのか、ハードボイルドなのか、はたまた戦争小説化、冒険小説というのかわからないが、読み応えのある話であったのは間違いない。




熊谷 達也
氷結の森


「氷結の森」 熊谷達也  集英社  2007年1月
日露戦争 からの帰還兵が北の果てで鰊漁の漁師になったり、
厳寒後できこりになったり、故郷の秋田の村を離れ、職も住まいも転転とする流浪の生活をせざるを得なくなった訳は・・・
ヌブヒの少女を救い、その後さらわれた少女を救いに樺太にわたり、ロシア人と日本軍の争いに又巻き込まれ、自分を慕う女性まで殺され、自らは捕虜となり、処刑される寸前まで行き・・・あ~あ・凄まじすぎる。相剋の森・ 邂逅の森(直木賞、山本周五郎賞を史上初めてダブル受賞・マタギの話) に続く森シリーズ3部作でもちろんそれぞれが独立した話だが
文学的には相剋の森・ 邂逅の森は失われつつある自然や日本風土を描いて素晴らしいのだろうが、それほど感銘は受けなかったが、この話は凄かった。そして主人公の柴田矢一郎の魅力的なこと、ヌブヒの少女タイグークの美しさ、絶対後日談も続編として読みたいがきっと書かないだろうな、とにかく今まで読んだ熊谷達也のなかで氷結の森が一番凄かった。

村上 元三
顔のない侍

 村上元三 徳間書店 2007年1月
昨年96で亡くなった村上元三氏の文庫本が復刊のような形で出版された。佐々木小次郎・勝海舟 ・ 田沼意次・次郎長三国志・水戸光圀 ・ 新本忠臣蔵 ・からす天狗 ・ 平賀源内 ・
上杉謙信とその一族 ・加藤清正 ・ 切られお富 ・源義経 ・新選組等多数・・・時代小説で思いつくような題材のことはほとんど小説にしている大作家の割りに評価が低いのではと思われる作家である、佐々木小次郎を書いたころはそれでも大人気の売れっ子だったはずであるが、同じく長谷川伸に師事した池波正太郎に比べるとちょっと残念な気がする作家である。
「顔のない侍」はあとがきで細谷正充氏が書いているがまさに007のジェームス・ボンドの時代版のような不死身の面白さのある作品で映像化を頭において描いたんだろうと思われる作品の仕上がりです。連作中篇が5話で500頁弱であるがことによると柴連の眠狂四郎のような路線を描きたかったのかもしれない。週刊誌に1年連載したものをまとめたのだが、読んでなかったのでそれなりに楽しめた。

神坂 次郎
海の稲妻〈上〉―根来・種子島衆がゆく

神坂 次郎
海の稲妻〈下〉―根来・種子島衆がゆく

上 ・下」 神坂次郎
    講談社
根来鉄砲衆族長の子・十郎太は島の若者達と種子島党を結成して堺に渡る。信長の下で石山本願寺・雑賀党と戦う父の陣へ赴き、戦国傭兵隊として活躍する。手練の鉄砲技術を駆使し、毛利水軍を撃破、秀吉の鳥取城攻めにも貢献する。秀吉の根来寺焼き打ちから落ち延びた十郎太は助左衛門と名を改め、千利休ら茶人衆や堺商人の庇護のもと、海商に転じ呂宋島へ船出する。行手を阻む海賊を蹴散らし、南蛮貿易で商才を発揮する。その反骨の心意気は、小便壺を名品茶壺として秀吉をも翻弄するほどになった。呂宋助左衛門の波瀾万丈の半生。実在の人物を小説にする場合どれくらい資料が手に入るかだが、種子島伝来とあの時代の公家などの正史といわれるのぐらいしかないだろうと思われるが爽やかな青春群像のような仕上がりである。


本を読むというのはある種の心の旅である。
                    LD

昨日は読み応えのある本を読んだので軽めの本をと思い面白そうなのを探してみた。


梶尾 真治
悲しき人形つかい

」梶尾真治 光文社 2007年2月
何とまぁ、幅広いのだろう、この作者はSFからこんなハチャメチャな痛快な話も書けるなんて、筒井康隆の再来かと(まだ生きているのに)面白さであっという間に読んでしまった。
ファンの多いはずだと納得。

熊谷 達也
七夕しぐれ


「七夕しぐれ」熊谷達也 光文社  2006年10月
昨日読んだ氷結の森 の作者の熊谷達也はアイヌやまたぎや大自然を永遠に嘉吉図けるのかと思っていたら少年の 友情物語
もかいてるんだと読み始めたらこれがまた、橋の無い川の住井須江さんの作品をおもわすような部落差別の話だったのでちょっと驚いたが改めて力のある作家なんだと再認識させられた。

近衛 龍春
川中島の敵を討て

」近衛竜春 光文社 2007年2月
武田と上杉の戦いを川中島を舞台に克明に描いた作品。
時代小説は好きだが、戦記物はあまり読まないので実はこの作者の作品は始めてである。上杉、北条、織田、嶋左近 、高坂弾正等の戦記ものを書いてるのは知っていたが、どうしても資料が偏り、思い込みが激しいような気がしていたので読まず嫌いだったのをこの作品で教えてくれた。実によく調べてある作品だった。ただやはり時代物といっても江戸中期の小説のほうが好みだということも再認識した。

クレア マトゥーロ, Claire Matturro, 栗原 百代
毒の花の香り

クレア・マトゥーロ 栗原百代訳
   二見書房  2007年1月 

 なぜか次々とトラブルに巻き込まれてしまう女性弁護士、花咲き乱れる常夏のフロリダ州サラソタを舞台に繰り広げられる、ロマンス&サスペンス、物凄い美人で頭の回転も速いという天は二物をというヒロインの軽やかな話。

ロイス・マクマスター・ビジョルド, 鍛治 靖子
チャリオンの影上
ロイス・マクマスター・ビジョルド, 鍛治 靖子
チャリオンの影下

「チャリオンの影 上・ 下」東京創元社  2007年1月
  ロイス・マクマスター・ビジョルド 鍛治靖子訳

中世スペインをモデルにしたと思われる異世界ファンタジー、チャリオン国主一族をおおう恐るべき呪詛の正体を知ってしまう。呪詛を破り、イセーレと故国チャリオンを救う方法は・・・中世ヨーロッパのキリスト教とイスラム教の戦いを思わせる五神教と四神教の争いに巻き込まれる主人公カザリルの行方は・・・・どうやらこれは3部作の幕開けらしい。
やはり続気が出たら読むんだろうなぁ。


というわけで今朝はゆっくりと起きてしまった。
昼に人が来たのでぼんやりとしていた頭がちょっとすっきりとした。さてちょっと出かけるか。



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 やはり時代物が多い夜だった。

最近又軽いものをだらだらと読む暇つぶしの傾向が強くこれを読みたいという本があまり

ないせいなのか、本屋に行ってもまず時代物から探し始める傾向が強い。

そんなわけです。

鈴木 英治
夕焼けの甍―口入屋用心棒
浅黄 斑
芭蕉隠密伝―執心浅からず
柘植 久慶
元禄無頼剣
庄司 圭太
火札 十次郎江戸陰働き
利根川 忠
二人写楽―写楽の謎に深く関わる平賀源内の疑惑
澤田 ふじ子
悪の梯子 足引き寺閻魔帳
松本 賢吾
永遠の復讐
ブラッド スミス, Brad Smith, 石田 善彦
明日なき報酬
楡 周平
フェイク
ロバート・ファン ヒューリック, Robert Van Gulik, 和爾 桃子
白夫人の幻
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今宵は本を読むことに意欲がわいた。

その前に軽い時代も野を2冊読んだ。


《準備運動》

・青時雨の夜叉
  坂岡真
・照り柿
  藤原緋沙子

矢作 俊彦
さまよう薔薇のように     ★ ★ ★ ☆ ☆

やはりこの作家葉小粋なハードボイルドが似合う。

「さまよう薔薇のように-RAMBLIN` ROSE」
客の車のトランクに死体が入るのを見つけてしまった事からその騒動に巻き込まれる
「キラーに口紅」の3編を収録。

端正な文体は冴えわたり、凝っていながらもテンポのいいストーリー構成、
魅力的なサブ・キャラクター、警察官細貝(元不良の職務規程違反男)、
〈私〉の名前が最後まで明らかにならないことからくるハードボイルドの徹底。
必要な場面に効果的に打ち込まれる小洒落た台詞。
江口寿史の装丁を含めて丸ごと一級品のできである。

矢作 俊彦
真夜中へもう一歩       ★ ★ ★ ☆ ☆
リンゴォ・キッドの休日の続編、会話がまるでアメリカ小説、小粋だそのくせ臭くない
やはりハードボイルドが似合う作家だと再認識。
高橋 三千綱
明日(あした)のブルドッグ       ★ ☆ ☆ ☆ ☆
傷ついたオオタカがある家の庭に降り立つ、そこにはブルドックがいた。
ありえないようなファンタジー?、作者はどこに行こうとしてるんだろう。9月の空のころの
ようなさわやかなものから江戸の若さまのような素敵な時代物も書けるのに
新興宗教でもはじめたいのか?
蜂谷 涼
雪えくぼ             ★ ★ ☆ ☆ ☆
ちょっと艶っぽい男と女の火遊び、男に翻弄される女4様。
小嵐 九八郎
悪たれの華                ★ ★ ★ ☆ ☆
夏が近くなると花火の季節となる、玉屋・鍵屋の掛け声のあの玉屋市郎兵衛
打ち上げ花火を創った悪たれ一代を描く、書き下ろし長編時代小説
嵐山 光三郎
悪党芭蕉                  ★ ★ ☆ ☆ ☆

芭蕉の真実とは今までいろんな芭蕉論があり隠密説や、替え玉」説、あるいは忍者とかさまざまだか、

ここではその弟子たちまでとんでもないのが集まっていたとの話。家老を惨殺して自刃した男、師匠の偽書を売り歩いた男……。俳聖・芭蕉の真実の姿を描く画期的芭蕉論。


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  最近文庫で海外ミステリの名作がどんどん出ているので既読のミステリの中で崩れかけた灰色の脳細胞を振り絞って載せてみる。なにぶん惚けかけてるものですから適当です。ミステリ好きな方からは異論が多いにあるでしょうが特に順位をつけるではなくて面白かったものを一作家一作品で取り上げてみました。
さらば
ジェイムズ・クラムリー, 小泉 喜美子
さらば甘き口づけ
ギャビン ライアル, Gavin Lyall
深夜プラス1
レイモンド・チャンドラー, 清水 俊二
長いお別れ


スー グラフトン, 瑳峨 静江, スー・グラフトン

アリバイのA




ダシール ハメット, 小鷹 信光

マルタの鷹




エラリー・クイーン, 鮎川 信夫

Xの悲劇




サラ・パレツキー, 山本 やよい

サマータイム・ブルース


ロバート・B. パーカー, 菊池 光, ロバート・B.パーカー
初秋

イアン ランキン, Ian Rankin, 延原 泰子
紐と十字架

,
ジョセフィン・ティ小泉 喜美子
時の娘

リチャード スターク, Richard Stark, 木村 仁良
悪党パーカー・エンジェル
ウィリアム ランデイ, William Landay, 東野 さやか
ボストン、沈黙の街
ジョン ダニング, John Danning, 宮脇 孝雄
死の蔵書



ハリイ・ケメルマン, 永井 淳, 深町 眞理子
九マイルは遠すぎる




レックス・スタウト, 平井 イサク

料理長が多すぎる

ウイリアム・アイリッシュ, 稲葉 明雄
幻の女



アガサ クリスティ, Agatha Christie
そして誰もいなくなった
ロス・マクドナルド, 小笠原 豊樹
さむけ



F.W.クロフツ, 大久保 康雄



ジェイムズ M.ケイン, 小鷹 信光
郵便配達夫はいつも二度ベルを鳴らす

こんなところかな・・・えっ一冊多いって、暇な方だね。数えたんだ。そこがミステリです。

内容?だってミステリですから。


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昨日から又本のことを書くのを再開した。
作や呼んだ本はあたりが多かった。軽い読み初めから、途中考えさせられるのもあり、最後はとても爽やかに眠りにつけた。こんな読書の夜がいい。
石田 衣良 
灰色のピーターパン―池袋ウエストゲートパーク〈6〉      ★ ★ ☆ ☆ ☆
“ネバーランド”シリーズ第6弾盗撮映像売買で恐喝されるハメになった小学生、足に障害を負った兄の敵を討つために復習を誓うブティック販売員、幼児誘拐事件に巻きこまれた園児救出劇等4話からなっており、
相変わらずスピーディな展開、気楽に読める仕上がり。

浅田 次郎
あやしうらめしあなかなし                  ★ ★ ★ ☆ ☆

えてしてこの手の話は単なる荒唐無稽な脅かして喜ぶような話になりがちだが、流石名手の手にかかると、かくもひきこまれるものかた改めて感じさせてくれ、夏にぴったり。

日本特有の神秘的で幻妖な世界で、生者と死者が邂逅するとき、静かに起こる優しい奇蹟。此岸と彼岸を彷徨うものたちの哀しみと幸いを描く極上の奇譚集。名手が紡ぐ、懐かしくも怖ろしい物語。


W・G・ゼーバルト, 鈴木 仁子            ★ ★ ★ ☆ ☆
目眩まし

人生って何だろう?過去とは?現在とは?様々な事が交錯して色んなことを考えさせてくれる、無視圧夜をわすれさせてくれます。考えるという事がいかに大事かもしらしめてくれます。

スタンダールの旅、カフカの旅、「私」の旅…。時を超えて重なり合う旅のどこにも、永遠の漂泊者「狩人グラフス」が影を落とし、忽然として浮かび上がる過去の人物たち。目眩く惑乱が襲う謎めいた4つの物語。


シオドア・スタージョン, 大森 望
不思議のひと触れ               ★ ★ ★ ☆ ☆
本書収録のショートショート「高額保険」で、1938年にデビューしたスタージョンは220編余りに及ぶという短編小説の数々は、「アメリカ文学史上最高の短編作家」と激賞されるほど評価が高い。(もっとも生前はあまり評価されず、没後ですが)本書収録の10編は、その中から厳選し、新たに訳出されたものである。ある女性の私生活を覗き見した男の奇妙な体験を描いた怪奇小説「もうひとりのシーリア」。子どもの心に潜む残酷さを捉えた「影よ、影よ、影の国」。言葉を話す石像と主人公とのやりとりがユーモラスな「裏庭の神様」。その味わいは、じつにバラエティー豊かで、改めてその力量に驚かされるものばかりだ。


須川 邦彦
無人島に生きる十六人       ★ ★ ★ ★ ☆ (は過去最高です。)

なんでこんな話が今まで評価されなかったのだろう、明治時代の実話を元にした話。中川船長の遭難その後の無人島暮らしについて、弟子である作者がこの作品に仕上げた。冒険小説好きのLDとしてはたのしかった。読後感も最高です。

大嵐で船が難破し、無人島に流れついた!明治31年、帆船・龍睡丸は太平洋上で座礁し、脱出した16人を乗せたボートは、珊瑚礁のちっちゃな島に漂着した。飲み水や火の確保、見張り櫓や海亀牧場作り、海鳥やあざらしとの交流など、助け合い、日々工夫する日本男児たちは、再び祖国の土を踏むことができるのだろうか?名作『十五少年漂流記』に勝る、感動の冒険実話。 小説としてみると盛り上がりはいまいちかもしれない、しかし明るく楽しい漂流ものなんて今まで無かった、そういう意味で日本の子供たちにも読み続けさせるべき本です。文句なし!!

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川端 裕人
川の名前              ★ ★ ★ ☆ ☆
子供の頃近くの川によく自転車であそびにいった情景が読み進むうちによみがえってきて思わすなみだぐんでしまいました。懐かしいことは思い出としてだけで失った時間は帰らないが本という媒体をとうしてみずみずしい感性にまためぐり合えた。

小学校5年生の3人組が学校の夏休みの自由研究に川を選び底での冒険の話。

中村 彰彦

北風の軍師たち (上)        ★ ★ ☆ ☆ ☆

時代物としては文章語り口ともに硬さがあるがそれが又歴史時代モノとしての風格をかもし出している。


川越藩の忍び組をむかえ撃て! 大御所・徳川家斉の気随気侭から発令された、三方所替え。庄内藩主の転封をもくろむ一派と、阻止運動に立ちあがった領民を率いる天狗たちとの、戦いの幕が切って落とされた…。

義を見てせざるは勇なきなり-。庄内領民を陰で指導する玉竜寺文隣、江戸の佐藤藤佐、矢部定謙ら義侠の男たち。幕命を撤回に追い込み「天保の快挙」と称される運動の全容を描く歴史小説。



中村 彰彦
北風の軍師たち (下)


ロブ ライアン, Rob Ryan, 鈴木 恵
暁への疾走               ★ ★ ☆ ☆ ☆

「アンダードッグス」の作者、久しぶりの冒険小説スピード感があり一気に読めます。

ナチスの暴虐が席巻するフランス。そこに生きる二人の天才レーサーにイギリス情報部の密命が下った―その運転技術を駆使し、レジスタンス組織を援護せよ。名車ブガッティを駆り、強大な敵の手を逃れ続ける誇り高き男たち。だが組織に潜む裏切り者の手が迫っていた…。雄々しいロマンティシズムの脈打つ英国正調冒険小説。


坂東 眞砂子
天唄歌い              ★ ★ ☆ ☆ ☆

はたしてこういう伝奇小説が好きかどうかはそうとうこのみが分かれるところだが娯楽小説として考えれば

退屈はしないかも。。。。

江戸初期、薩摩藩士、是枝亥次郎は、五人の男とともに藩の密命をうけて琉球をめざしたが、船が難破。流れ着いたのは、女首長の支配する南の孤島だった。そこは水の霊に満ち、草木の緑がしたたり、多淫多情の女たちが支配する驚異の別天地だった。男たちは犬と呼ばれた。薩摩の侍と通詞と僧侶、はたして彼らは性愛が狂おしく繁茂するこの謎の孤島から生きて帰れるのか?
女たちが性を謳歌する島で繰り広げられる侍の悲喜劇。
佐伯 泰英
捨雛ノ川―居眠り磐音江戸双紙       ★ ★ ★ ☆ ☆

相変わらず安定感があり待望の磐音シリーズです。

そろそろおこんと。。。と思っていたら祝言はまた次に引き伸ばしのようです。


大晦日を間近に控えた深川六間堀。金兵衛長屋に住む坂崎磐音は身過ぎ世過ぎに追われていた。そんな磐音が、品川柳次郎らと訪れた地蔵蕎麦で、南町奉行所定廻り同心木下一郎太に請われ、賭場の手入れに関わることに…。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第十八弾。

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クラウス・ブリングボイマー, クレメンス・ヘーゲス, シドラ 房子
海に眠る船 コロンブス大航海の謎                        ★ ★ ☆ ☆ ☆
J・G・バラード, 増田 まもる
楽園への疾走                                    ★ ★ ★ ☆ ☆
川上 弘美
夜の公園                                         ★ ★ ☆ ☆ ☆


小川 洋子, 寺田 順三
ミーナの行進                                   ★ ★ ☆ ☆ ☆
米村 圭伍
紀文大尽舞                              ★ ★ ☆ ☆ ☆
鳥羽 亮
死神の剣―剣客同心鬼隼人                   ★ ★ ☆ ☆ ☆
佐伯 泰英
悲愁の剣―長崎絵師通吏辰次郎               ★ ★ ☆ ☆ ☆
佐伯 泰英
橘花の仇―鎌倉河岸捕物控                     ★ ★ ☆ ☆ ☆     
 藩邸始末―剣豪 平山行蔵                      ★ ★ ★ ☆ ☆     
 永井 義男
池上 永一
夏化粧                                      ★ ★ ☆ ☆ ☆
カーター ディクスン, Carter Dickson, 駒月 雅子
九人と死で十人だ                          ★ ★ ★ ☆ ☆
ダン・ブラウン, 越前 敏弥, 熊谷 千寿
パズル・パレス (上)                            ★ ★ ★ ☆ ☆
ダン・ブラウン, 越前 敏弥, 熊谷 千寿
パズル・パレス (下)                              ★ ★ ★ ☆ ☆
サラ パレツキー, Sara Paretsky, 山本 やよい
ウィンディ・ストリート                             ★ ★ ★ ★ ☆
レアード・ハント, 柴田 元幸
インディアナ、インディアナ                          ★ ★ ★ ☆ ☆
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沢木耕太郎がワールドカップを旅人の視線から描いた異色の作品。

沢木 耕太郎
杯(カップ)―緑の海へ          ★ ★ ★ ★ ☆ 

深夜特急で若者の旅を新鮮な目から捉え、五木寛之の青年は荒野をめざす以来のの放浪の素晴らしさ、寂しさ、そして何かへの出発点を

若者たちに教えてくれた作家の沢木耕太郎が日韓のサッカーを斬新な目で日韓を無数に往還して。東京、ソウル、済州島、横浜、光州…幾多のゲームの興奮を記すと同時に、旅人の視点から両国の土地と人間を深く静かに見つめた作品です。きっとドイツでのワールドカップも深く掘り下げてくれる事を期待します。


サッカーにまったく興味の無い人もサッカーが好きになります。


目次

第1章 緑の海へ
第2章 得ることと失うことと
第3章 曙光
第4章 トラベラーズ・ハイ
第5章 巨艦の沈没
第6章 冷たい雨の中で
第7章 赤い歓喜
第8章 杯(カップ)の行方
終章 春のソウル



【作品】


一号線を北上せよ

深夜特急など多数あり。




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