長い日曜日のフラストレーションが・・・
夕べの月曜の夜に、吹っ切れた。
それって、ただの友達ジャン・・・
日曜日、クラスメイトで、かなり仲良しのビアン君と、アウトドアーダンスに行ってきた。
この彼と、なかなかいい感じで、彼からの穏やかなアプローチに、少しづつ彼に、傾き始めていた。
気まぐれな通り雨が、余計にハドソンリバーに心地よい風を運ぶ。
2人はビギナーなので、パートナーチェンジなく、ずっと2人で踊っていた。
女は、男のリードにフォローするだけなので、今のレベルなら、結構、誰とでも踊れる こりんごではあるが・・・
男のビアン君は、もっとタンゴレベルが必要で、こりんごとしか踊れない。
そこには、以前踊ったタンゴの達人、ミスタータンゴもいて、彼とも踊りたかったが・・・
一緒に来たビアン君の手前、彼の将来の飛躍を願って、彼とだけ踊った。
その後、ウチのダンススクール主催の野外スイングパーティーに、はしごした。
スイングは、タンゴほど難しくなく・・・、
スイングを得意とするビアン君も、硬いタンゴから開放された、まるで、水を得た魚化していた。
「あっ! オレのスイング友達も来てる!」
「踊っておいでよ。」
彼を、その友達のところに行かせる。
嬉しそうに踊っている彼。
良かったね・・・
良かったね・・・
良かったね・・・?
あれ、ビアン、ずっとその友達と踊り続けて、帰ってこないんですけど・・・
一緒に来たアタシのこと、放置ですか・・・?
こりんごちゃんもスイング踊れますけれど・・・
その日に限って、誘ってくる男は、みんな、リズム感ズレズレのイマイチダンサーか、初心者ばっかりで、思いっきり踊れず・・・
一緒に来たはずのビアンは、2回ほど、こりんごの元へ帰ってきて、まるでギリで踊ってくれてるようで・・・
タンゴに夢中なこりんごでしたから、スイング少し見くびってて・・・
ビアンとしては、一緒に練習してる友達と踊った方が、こりんごと踊るよりも、バラエティー豊かで楽しいのであろう。
日が暮れて、それでもまだ、みんな楽しげに踊ってる・・・
こりんご、まだ放置されている・・・
アタシ、タンゴ、アイツとずっと踊ったのに・・・
そのアタシは、スイングで放置されてて、いいのかよ?
つうか、一緒に来た友達、ほったらかして、別の友達がそこにいたから、そっちとずっとツルむって、失礼じゃない?
怒りすら、こみ上げてきた。
くそ~~~!!!
めっちゃスイング踊れるようになって、ヤツラをギャフンと言わせたいっ!
(でた、こりんご闘争心!)
ハッピーなダンサー達と、ハドソンリバー越しのNJの夜景が、とってもキレイで・・・
だけど、それが余計に、こりんごをロンリーにさせる・・・
「This is the last song!」
あぁ、これがラストソングか・・・
さすがのビアンも、こりんごのところにやって来て、ひざまずいてラストダンスを誘ってきた。
まあ、これで、最後の曲もアタシと踊らなかったら、終わってる2人でしたけどね。
だけど、いろんな感情が入り混じり、Upset してしまって、余計に上手く踊れず・・・
「アタシ、スイング上手く踊れないから、もういいよっ!」
途中で、彼の手を振り払い、ダンスを中断しようとした。
慌てて引き止めるビアン、なんとか最後まで、こりんごを躍らせた。
つうか、ちっとも楽しくなんかなかった。
「You are a good swing dancer!」
こりんごちゃんは、上手だよ!
「No, I'm not! that's why, Noone dance with me, even you!」
いや、上手くなんかない、だから誰も踊ってくれないんだよ、アンタですらっ!
「I did! if you were not a good dancer, I didn't dance with you!」
オレ、踊ったじゃん! もし、こりんごちゃんが下手だったら、踊ってないよ。
「See? I'm not a good dancer, so you didn't dance with me enough.」
ほらね、だから、十分アタシと踊らなかったジャン!
なんでアタシ、こんなに感情乱して Upset してるのか?
「最後の曲だって、一緒に踊ったじゃん?」
つうか、一緒に来たんだから、最後くらいは踊っとかなきゃでしょっ!
踊る踊らないとか、上手い下手とかじゃなくて、アンタのその態度がムカつくんだよっ!
まるで、自分が彼に嫉妬しているように醜かったので、冷静を装ってましたけど・・・
「こりんごちゃん、これから、みんなで飲みに行くんだけれど、行くでしょ?」
「行かないよ!」
「えっ! じゃ、これからどこに行くの?」
はぁ? あんた、一緒に来た子を、放置の上、他の友達と飲みに行くとは、いい度胸じゃねぇかっ!
「家に帰るよ、アタシャ、飲みに行く気分なんかじゃないからっ!
Have a good time with them!」
一人で、その場から立ち去った・・・
めっちゃ、イラついていた。
怒りと落胆が、一秒ごとに交差して・・・
家になんか帰れないっ!
暴走こりんご、そのままサルサ踊りに行った。
狂ったように踊りまくった!
一晩中踊り続けて・・・
だけど、まだ何か満たされないものがあった・・・
こんな怒りの感情が彼に対して湧くということは・・・
裏を返せば、やっぱり彼のこと、気にかかってるって証拠で・・・
女はさ、誰かのこと好きになっちゃうと、ウザくてイヤだね。
だから、決めたんだ、もう、誰とも一緒に踊りに行かないっ!
今までだって、一人で踊りに行ってたじゃない?
一人なら、好きな時に踊りにいけて、好きなだけ踊って、誰とでも踊れて、好きな時に帰れる!
あたしゃ、一匹ダンス狼さっ!
昨日、ビアンからメールがあった。
「You were mad at me?」
こりんごちゃん、オレのこと怒ってたの?
少なからず、彼が、こりごちゃんの感情に気づいててくれてよかったよ。
このメールに、何て仕返しこめて返信してやろうかと、醜い女のイジワルな逆襲が過ぎったが・・・
ルームメイトのティナちゃんが言った。
「こりんごちゃん、それは価値観の違いです。
日本人にとっては、そのマナー、違反ですけれど、
アメリカ人は、案外気にしてませんよ。
一緒に行って、誰と踊ろうが、何しようが・・・
もちろん、アメリカ人だろうが日本人だろうが、全員が全員そうとは限りませんけど・・・」
確かにね・・・
あたし達、ボーイフレンドでも、ガールフレンドでもないし・・・
自由の国だもんね、わが道を行くわけよ。
こりんごだって、タンゴ、別に人と踊りたかったら、踊ればよかっただけのことで・・・
アタシは、アンタのために、他の人と踊らなかったのに! なんて、ほざいても・・・
タダの律儀すぎる島国ジャパンマインドに縛られてただけで・・・
(でも、そんな律儀なジャパンって、ステキよね。)
ビアンに対するイライラが残るまま、夕べ、ダンスレッスンを受けて・・・
一時的に気を紛らわせる。
レッスンの後の、スクールのタンゴパーティにも、めずらしく残ってみた。
そこで、ダンスのメチャクチャ上手い、それでいて教えるのも上手いタンゴダンサーがいて、
彼と一晩中踊っていた。
通常受けているグループレッスンより、実りのある、楽しくて儲けモノのFreeプライベートレッスンだった。
アタシ、やっぱダンス好きだわ~!
なんか、しょうもない事で、イライラしていた自分がバカらしく思えてきて・・・
自然と、イライラしていた感情が消えうせていた。
自分が思うままに踊ろう・・・
今日、ダンススクールで、ビアンにあっても、八つ当たりすることなく、寛大で、クールな自分でいれる事、確信 出来るね。
なんか、またイイ女になっちゃってる?
(また、自我自賛かよっ!)
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