天気:曇り
フランスは昨日(7日)、
大統領選挙の決選投票があり、
みなさんご存知だと思いますが
エマニュエル・マクロンが勝って
次期大統領に選ばれました。
マクロンについては
日本のテレビでおそらく
奥さんのことや、
39歳という若さのこと、
そしてトランプやイギリスのような
排他的な流れは
フランスでは拒否された、
といった報道が
多くなされていると思いますが、
いかがでしょうか。
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私がフランスの選挙戦を
現地のテレビで見ていて感じたのは、
メディアがやけにマクロン推し
であったことです。
それはルペン、マクロンの
メディアの取り上げ方で
そう感じるものであって、
例えばマクロンがテレビに映る時には
活気ある多様な人々が
マクロンの後ろに映り込んでおり、
マクロンが大勢の人に
囲まれてる印象を受けました。
そして、必ず奥さんが隣にいて
手をつないでいます。
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一方ルペンの場合は
いつも数人で
歩いて回っていて、
マクロンのように
大勢の中にいる、という
印象の映像はほとんどありませんでした。
※ルペンがわざとそのような演出をしていたのかもしれませんが。
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トランプの時も
かなりヒラリーに寄った報道が
なされていたので、
今回もメディアの政治利用について
考えさせられるものが
ありました。
※アメリカの場合は、それでもヒラリーは負けましたが
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一応、報道的には
前回の投票で敗れた他の候補者の多くが
マクロン支持に回ったため
マクロンの圧勝に終わった、
とありますが、
個人的には何か
気持ち悪さが残る選挙だった
と感じています。
※しかし、駐在組の私たちにとっては、マクロンが勝ってくれた方がいいと思っていましたが、、、
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日本のメディアはどうだったのでしょうか?
やはり
・39歳で若い!
・イケメン!
・24歳年上の奥さん!
・エリート
という、
いいイメージだけの
報道でなければいいのですが。。
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しかし、今回のマクロンの件で
かなり話題になっていると思われるのが、
ロスチャイルド銀行の件です。
ロスチャイルドの名前は
日本ではあまり公にならないので
今回の件で知った方も
多いのではないでしょうか。
陰謀論ではありませんが
ロスチャイルドや
アメリカ(ロックフェラー)などの
西洋金融が
日本の歴史に深く関わっていたことを知ると、
これまで教科書が教えていた
日本の近代史、
↓
坂本龍馬の話から
薩長同盟の話、
明治維新、
日本の急激な近代化、
日露戦争、
太平洋戦争、
戦後処理、
吉田茂、
現在の内閣、首相
に至るまで、
教わってきたこと全てが
ガラッと変わってしまいます。
テレビやメディア、
なぜそこを伝えない!
と憤りさえ感じます。
単に、
世界のたった1%の人が、
残り99%全員分の資産と
同じ額を所有している
という、
考えられない富の格差が
起こっていること以上に
私にはショックでした。
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今回の大統領選挙での
勝利をうけて、
マクロンは勝利イベントを
ルーヴル美術館のピラミッド前で
行ったのですが
ほんと、
三角形、好きですよねー。
資本家陣営は。。
また、本日、
テレビでマクロンの動きを見ていると、
何と!
うちからすぐ近くの建物から
マクロンが出てきて
イベントに向かっているではないですか!!
というわけで、
すぐマクロンが住むアパルトマンを
見に行ってみることに!!
私の友人は、ここで
マクロンを見て、
「小さかった」という
感想だったとのことでした。
確かにテレビで見ても
子供みたいに小さい。。
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せっかくなので、
マクロンが次期大統領に決まった
翌日のパリの街を
ちょっと見て回ってみます。
昨日の夜、マクロンが勝利イベントを行ったルーヴル。もうイベントのものは全て撤去されてました
こちらはパリの繁華街、レアール。いつもと変わりません。
街のキオスクは、マクロンが表紙の雑誌ポスターがいっぱい!
と、せっかくなので、
マクロンが卒業した学校を
見に行ってみることに。
こちらは、マクロンが地元アミアンから転入したパリの「アンリ4世高校」。パリの超名門高校
24歳年上の先生(今の奥さん)に
当時高校生のマクロンが恋をして、
親に大反対され
アミアンの高校を辞めさせられて
このパリの超名門高校に
転入させられたわけです。
アンリ4世高校は、
日本で言えば開成高校みたいな
ものでしょうか。
※そんなことがあっても、2人の恋愛は成就したわけですが
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その後マクロンは
パリ10大学を経て、
これまたフランスの
超名門グランゼコール「パリ政治学院」へ。
サン=ジェルマン・デ・プレ近くにある「パリ政治学院」
↓「パリ政治学院」の前には、「パリ政治学院」ショップが!
↓やはりマクロン関係の本がたくさん売ってました
そんなマクロンのお膝元なのに
酷い落書き。。
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と、選挙直後のパリの様子は
こんな感じです。
マクロンになって
株が全体的に上がっているようですが、
今後どうなっていくことやら、、
平和に平等に
発展する世界になってくることを
願うばかりです。
















