欲望について、 | watabeのブログ

watabeのブログ

日記で御座います。

 

あまり考えすぎるのもよくないと、安い安酒を飲み干すと、すっかりクダを巻いた野良公がめくらミミズのようにのたうって、ぎろぎろとむき出しになった表面を辺りかまわず擦りけどんどん渇いていくのでした。

 

よくもここまで溜め込んだものだど、安い安い同情を垂らしてやると、干からび始めたミミズの死骸、少し赤みを帯びたと思ったら、びちゃびちゃと誰かの唾液を啜りだし、赤く爛れた表面をにやりと歪ませてくれるのでした。

 

あまり考えるのはよくないと、甘い甘い思惑に噛み付かれ、すっかり中身が砕かれると、グニャリとしな垂れた私の心、ミミズのようにあなたに貼り付いて、赤黒く澱んだ悪意を吸い尽くしてしまうのでした。

 

よくここまで大きくなれたものだと、苦い苦い屈辱をぶちまけると、すっかり黒く染まったあなたは悪びれる様子もなく、ギロリと私を睨み付けると、一枚一枚丁寧に私の襞を捲りあげ、黒く爛れた内壁を剥き出しにしてしまうのでした。


 

 

よくわかりませんが、
そんな日もあるのでしょうか、
興味がある方はこちらをどうぞ↓
 
人気ブログランキング