愛のあるバーチャ

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有楽町でカシンさんと対戦。
もう何年になるのか、彼がベネッサのときから延々と対戦してもらっている。

今の僕のスタイルは彼のベネッサとの度重なる対戦から培われたものでもある。
捌き、直暴れ、避け抜け、棒立ちとバランスの良い選択をとるベネッサだった。
直二択をかけていては、安定して勝つことが出来ない。
そこで僕は必然的に有利避けが多くなった。
しかし、この有利避けは捌きのないキャラにも安定して勝つためには使えるもの。
よく智将辺りの人が有利避けに温まって、ぶんぶん技を振り回して死んでいくことがあるが、別に僕は舐めプレイをしているわけではない。
あるいは、残り数秒になった瞬間にバックダッシュして逃げることがあるが、これも僕は舐めプレイをしているわけではない。
n択をかけて、多少のリスクを負うことよりも、体力的に勝っているのならばバックダッシュでノーリスクで勝った方がいいと理由からバックダッシュをしているに過ぎない。

対戦後、彼とコーヒーを飲みに行った。
僕はあまりゲーセンの外ではバーチャの話はしないタイプだが、彼とはお酒を飲みながらだったり、結構真剣に今までバーチャの話を重ねてきた。
その中で愛のないバーチャはダメだという話になった。

相手の同じ選択肢を延々と食らう人は愛がない。
相手がどういう気持ちで、どういう考えでその選択をとっているか、愛がないから、相手の立場で考えられない。

今日は僕の方が彼に負けた日だった。
対戦中、僕は彼の延々と繰り返される屈伸に怒りを覚えていた。
「結婚してバーチャをやれてないはずなのに…こいつの屈伸が崩せない…僕の方が段位が上なのに!」
とばかりに怒りに任せて台を叩いてしまった。
ゲーム中に幼さが露呈する人がいるが、まさにそれである。
彼の屈伸は独特で、調子が良いときは本当にその屈伸を崩すことが出来ない。
捌きがあれば、その捌きを待っていれば、こちらは大きなダメージをとれる。
そう考えると、捌きが豊富にあったベネッサ時代よりも、捌きの少ない鷹嵐の方が合っているのかもしれない。

僕には愛がなかった。
彼の屈伸がどういう気持ちで行われている屈伸なのか、思いをはせることが出来なかった。
このしょうもない屈伸を滅茶苦茶にしてやるという気持ちでしかプレイしていなかった。
だから負けたのだと思う。
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