パンク歌舞伎『マクベス』

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名古屋能楽堂にて公演中のパンク歌舞伎『マクベス』観ましたぁ!

名古屋で長年評判だったロック歌舞伎「スーパー一座」は一度劇団の幕を下ろしたが、このたび復活ということらしい。

今回はこれまでの実績をすべて払拭し、衣装や振付など演出すべてを新たに、アマチュア参加者も多数出演する本公演。


知人もアマチュアですが、出演するというので行ってきました。



シェイクスピアを、歌舞伎が大衆演劇だったころのような感じに、そして現代風に!


初めて観る作風に、瞬きも呼吸さえも忘れてるかのように見入りました。


一番凄かったのは、妖巫や人形を演じる女性たちはモダニズムなダンスで、目に見えぬ天の声だったり、マクベス自身の心情を表してた。

スキンヘッドでふんどしだけを身に着けた男性ダンサー(ダンサーなのかな?)の、宴の余興として現れ、肉体から発する迫力も凄かった。

一人の方は、ほぼ全身刺青(シール?)だったしね。


そしてマクベスやバンコォーなど主要人物たちを演じるプロたちも、このノンジャンルな作品を自由自在に演じる。

セリフはシェイクスピアテイストはそのままで、動きは摺り足などの歌舞伎風に、時に立ち回りも。


たぶん帝劇のような大舞台なら盆が回ったりするのでしょうけど、ココは能楽堂。

摺り足で下手袖に帰ってゆく風景も、とっても斬新でした。


斬新といえば、衣装も凄い。

パンク風だったり、押井守の世界観のようなアニメーション風だったり、サイケデリックなものもあります。


サイケデリックといえば、バンドたちの衣装と、奏でる音楽。

ロック風、民族音楽風、アジアン風、古典風、そしてパンク風。

そんなマルチなバンド「トータルアイランド」は余興シーンで舞台上に出てきました。


さらに琴演奏があったり、ソプラノ歌手がいたり、盛りだくさん。


盛りだくさんといえば、マクベスに襲い掛かる森の木々。

アマチュアたち演者が摺り足で、次から次へと絶え間なく出てきて、これが機械仕掛けの人形のようでもあり、とっても面白い!



たった3日間だけの公演。

クリスマスイヴの能楽堂は超満員。


明日25日の昼公演で終わりの予定でしたが、人気すぎて夜公演が急きょ追加されたそうです。

16時スタート、当日券は4300円。


ぜひお近くの方、予定ないよ!という方は観てみてくださいな。


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屋内に作られた能楽堂。

知人はホントに素人ですが、アメリカの大学で演劇の勉強もしてる人で、短いシーンながら役名付きで、見事な演技でした。


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