●感情と臓器と症状と。


ある友人の場合。
親指が痛いとの事。
(痛みを)どうにかしたくて整形や整体、鍼灸にも通っています。


「先生には使い過ぎだから休めるしかないと言われた」


「でも家事でどうしても使わずにはいられない。
一向に良くならないので、違う先生に診てもらう。」


痛みや炎症があるのは、組織を治す為に血液が集まり、(イメージとして)毒素を燃やしているから。


痛み止めはその作用を抑えてしまいます。


痛みと付き合い、改善に向き合うか、取り敢えず痛みを薬で抑えて、通常の生活をつつがなく過ごしていくか。


あまり痛みが辛いなら、一瞬でも辛さから解放される方法を選ぶのもありだと思っています。


先生にまるなげではなく、自分で治す意識が要ります。


友人は健康診断で検査結果にショックだった、といいます。
私は健康診断に殆ど行きません。
万が一の場合、延命治療も必要ないと家族に伝えています。


選択は人それぞれ。


~☆~☆~


痛みは怒りから、痒みは不安から。
以前ブログに書きました。


最近では脳の誤作動で、組織に異常はないのに痛みが起こることも解明されています。


東洋医学では、肝は怒りの臓器、と言われます。
そして目や爪、筋などにまず症状が表れ、そのまま放っておくと肝の病気に繋がると診ていました。


自律神経の調整も肝の仕事とされています。


貴方のその症状、もしかすると「怒り」がベースになっているのかもしれません。
そして、その「怒り」の裏には(分かってもらえない)「悲しみ」が秘められているのかも。


そういった心理背景を知るのも症状の改善に役立つことがあります。