黒から白への煌めき

自責が渦を巻いて締め付ける中
あの日まで何も気付かなかった
だけどもう誰も傷付けたくない
どんなに逃げ出したい日々にも
夢を探す道標だけは残っている
人間は自分の力に気付きにくく
自分は何の取り柄もないなんて
誰もが同じような事を想ってる
満足出来ないなら役に立つ為に
ずっと望んでいる力に届くまで
暗い日々を駆け続けるしかない
抗い続ける事が心を鍛え続けて
幸せより不幸が自分を強くする
現在の限界なんて一つの限界で
少しずつ限界は伸び続けている
屈して驕り尽くされて終わるな
罪悪感を吹き飛ばしてやるほど
悔しさの紅い焔で焼き尽くして
強くなって見返し怯み過ぎさせ
不要な支配など押さえを片手に
横暴で煩わしい響きを封じ込め
不自由と自由を引き換えにして
悔いの檻の中へと突っ込んだら
当然過ぎる不自由の身代わりだ
自分の手で邪心に天誅を下して
真っ当な心を教えてやればいい
時には手荒な事も改心に必要さ
蒼い空に暗雲が立ち籠めながら
心の奥で紅い焔が燃えている中
絶えない純白の優しさの灯火が
闇に鎖された心に光を射し込み
真っ暗闇の中でも照らせる力で
黒の自分を白に変える為の希望
心に一番の煌めきは宿っている