孤立の群れ

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孤立の群れ

孤立した者も群れとなる時代に
物言わぬ少年少女が寄り集まり
儚い夢に浸って救いを求める中
夢から覚める事を恐れる日々に
心が壊れて行く恐怖に身悶える
哀しい眼がうようよしている中
誰もが声を失ってるんじゃない
自ら言えなく鍵を掛けてるんだ
光を与える訳でも得る訳でもなく
いつも意味を探し求め続けている
不気味な陰が闇を飛び交いながら
誰かの何かを狙う視線が交錯して
壊れ出した心が絶望を漂いながら
自ら感情を亡くしたいと願う人々
血走った眼付きが心を刺して行き
余りに慄いて騒ぎ立てる鼓動の中
真夜中に身を以て血飛沫を上げる
永遠のように続く迷宮の中で
次々と悲劇が起こってるんだ
容赦なく迫り来る強大な闇に
立ち上がる足を捥がれた人々
悲鳴のような叫びが伝わらず
祈るような叫びが蔑ろにされ
何もかも無惨に掻き消される
怒号のような咆哮が鳴り響く
死に物狂いで駆け抜け気付け
次々と震える蒼さを漆黒に染め替えて
僅かな可能性を握り潰す盲目の大人達
なんて身の毛も弥立つ悍ましい光景だ
後一歩だけ早ければ生まれなかった死
転がり落ちて来た真実を揉み消し
声も出ないほどの残忍な隠蔽工作
資格の亡い人々が怒り嘆き悲しみ
出鱈目な喚き声でまた消し続ける
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