2009年06月30日(火)

『怪談』ラフカディオ・ハーン/小泉八雲―第20号「楽しい読書」別冊編集後記

テーマ:メルマガを作る

『レフティやすおの楽しい読書』2009(平成21)年6月30日号(No.20)-090630-
『怪談』ラフカディオ・ハーン/小泉八雲
http://archive.mag2.com/0000257388/20090630075000000.html


・‥…━━━☆ ・‥…━━━☆ ・‥…━━━☆ ・‥…━━━☆


私が怪奇・恐怖・幻想小説を好むようになったのは、小学生時代に読んだお子様版の『雨月物語』が非常に面白かったからでした。


なかでも最初は、『怪談』にも再話されている、「夢応の鯉魚」の夢話のような作品が好きになりました。


その後は大人になるにつれて、男女の物語、中でも「蛇性の婬」を好むようになりました。
(『雨月物語』についてはまたいずれ書くつもりです。)


また、私が中高生時代には、ハーンの『怪談』は、英語の教科書や副読本として、多く採用されていました。


このことは、国際弁護士・湯浅卓訳『新訳 怪談 美しく切なくも儚い日本の不思議な物語』(PHP研究所)の巻末解説のなかでもふれられています。


そういうことも少しは影響していたかもしれません。


しかし、とにかく、私は怖いお話が好きだったのです。


そして、短いお話が体力的にも気力的にも自分に向いていたのです。


当時の私はもっぱら、以前このメルマガでも紹介しましたように、『トム・ソーヤーの冒険』や『宝島』、ヴェルヌやドイルのSFなどの冒険活劇的な長編小説か、芥川龍之介やこの『怪談』に見られるような短編小説しか読めませんでした。


そんな状況の中でも、この角川文庫版『怪談・奇談』は、どこかで聴いた話を中心に、ハーンの芸術的な技巧の冴えを見せる、名作ぞろいと感じられました。


元のお話もきっとこういうものだろう、と思っていたのでした。

でも今回、元の作品のいくつかに目を通し、実際にはそういうものではなかった、と知りました。


あくまでも素材的なものにすぎなかったのだと知り、意外な感じもありました。


実際には、ハーンの創作と呼んでもいいものもあるのです。
より正確に言えば、妻セツとの合作でもあったのかも知れません


その後長い小説も読めるようになった私ですが、どこかに短編小説を愛好する傾向は抜けないようです。


それもすべて、この『怪談』に代表されるような、優れた怪奇小説の影響かもしれません。


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※ 2009年の「楽しい読書」別冊編集後記:

2009.6.15

読書案内・読書論・読書術の本:私の読書論その3―第19号「楽しい読書」別冊編集後記

2009.5.31

『自助論』=『西国立志編』元祖自己啓発書―第18号「楽しい読書」別冊編集後記

2009.5.15

私の読書論~その2―読書の三種類(続)―第17号「楽しい読書」別冊編集後記

2009.4.30

私の読書論~その1・読書の三種類―第16号「楽しい読書」別冊編集後記

2009.3.31

『地底旅行』ジュール・ヴェルヌ<驚異の旅>―第15号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.2.28
『学問のすゝめ』新時代の国民教科書―第14号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.1.31
『失われた世界』英雄的行為としての秘境探検―第13号「楽しい読書」別冊編集後記


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2009年06月15日(月)

読書案内・読書論・読書術の本:私の読書論その3―第19号「楽しい読書」別冊編集後記

テーマ:メルマガを作る

レフティやすおの楽しい読書
2009(平成21)年6月15日号(No.19)-090615-私の読書論―その3―読書の三種類(続)
http://archive.mag2.com/0000257388/20090615220000000.html


「別冊 編集後記」~『レフティやすおの作文工房』~
2009.6.15 読書案内・読書論・読書術の本:私の読書論その3―第19号「楽しい読書」別冊編集後記


・‥…━━━☆ ・‥…━━━☆ ・‥…━━━☆ ・‥…━━━☆


読書に関する本といいますと、次の三種類に分けられるでしょう。


1)読書案内こんな本がありまっせ、こんな本を読まはったらよろしおまっせ、という本の紹介


2)読書論読書ちゅうのはなんだんねん、読書の意義ちゅうのは、なんで本読まなあかんのん、といった読書そのものについて考察するもの


3)読書術
本はどないなふうに読むんやろか、どの辺をどないに拾うて読んだら役に立つんやろか、効率がええんやろか、といった本の読み方の具体的な方法について教えてくれるもの



これを、以前紹介しました読書の三種類に当てはめますと、


1.イ 一)1.イ 一)楽しみとしての読書
 →「文芸書」を読むときの読書
 → 感じる読書 → 暇つぶしの読書
2.ロ―A 二)学びとしての読書
 → 基礎的教養を身につける、考える力をつける読書
 → 「教養書」を読むときの読書
 → 考える読書 → 本当の読書
3.ロ―B 三)学びとしての読書
 → 実用的知識を身につける、情報収集としての読書
 → 「実用書」を読むときの読書
 → 知る読書 → 必要を満たす読書


1)読書案内 は、


 1.イ 一)楽しみとしての読書
  →「文芸書」を読むときの読書
  → 感じる読書 → 暇つぶしの読書


2)読書論 は、


 2.ロ―A 二)学びとしての読書
  → 基礎的教養を身につける、考える力をつける読書
  → 「教養書」を読むときの読書
  → 考える読書 → 本当の読書


3)読書術 は、


 3.ロ―B 三)学びとしての読書
  → 実用的知識を身につける、情報収集としての読書
  → 「実用書」を読むときの読書
  → 知る読書 → 必要を満たす読書


に該当するでしょう。


では、読書案内・読書術・読書論、それぞれを代表するものとしてどういうものがあるのでしょうか。


「1)読書案内」の代表としては、サマセット・モームにズバリ『読書案内』という本があります。


他にも分野別に様々な読書案内本が出ています。
日本海外など古典の案内、児童向けの本の案内、ジャンル小説の案内、実用書の案内などなど…。


「3)読書術」の代表は、いつもメルマガで挙げている『本を読む本』『現代読書法』などがあります。


昔はありそうで意外に出ていなかったのでは、と思われます。
探してみると、案外見つからないのです。


大体において最近のもの、情報処理術としての読書の本が出て来るようになってからのような気がします。



では、「2)読書論」の代表としてはどういうものがあるのでしょうか。


ショウペンハウエル『読書について』などはそういう一つかもしれません。

これは古今東西色々と見つかるように思います。



こういう風に見てきますと、読書についての本といいましても、昔からよく見かけるのは、「1」と「2」の本。


すると、「3」は最近の読み方を紹介するものといえるのかもしれません。


今私が一番気になるのも、実はこの「3」系統の本についてなのです。


そして、そういう読み方がもてはやされる状況に少し不安を持っている、というのが、私の現在の心境でもあるのです。


・‥…━━━☆ ・‥…━━━☆ ・‥…━━━☆ ・‥…━━━☆


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★「レフティやすおの楽しい読書」
2009(平成21)年4月号(No.16)-090430-私の読書論―その1―読書の三種類
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2009(平成21)年5月15号(No.17)-090515-私の読書論―その2―読書の三種類(続)
http://archive.mag2.com/0000257388/20090515074500001.html

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※ 2009年の「楽しい読書」別冊編集後記:

2009.5.31

『自助論』=『西国立志編』元祖自己啓発書―第18号「楽しい読書」別冊編集後記

2009.5.15

私の読書論~その2―読書の三種類(続)―第17号「楽しい読書」別冊編集後記

2009.4.30

私の読書論~その1・読書の三種類―第16号「楽しい読書」別冊編集後記

2009.3.31

『地底旅行』ジュール・ヴェルヌ<驚異の旅>―第15号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.2.28
『学問のすゝめ』新時代の国民教科書―第14号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.1.31
『失われた世界』英雄的行為としての秘境探検―第13号「楽しい読書」別冊編集後記


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2009年05月31日(日)

『自助論』=『西国立志編』元祖自己啓発書―第18号「楽しい読書」別冊編集後記

テーマ:メルマガを作る

●「レフティやすおの楽しい読書」―別冊編集後記
2009(平成21)年5月31日号(No.18)-090531-
『自助論』=『西国立志編』元祖自己啓発書
http://archive.mag2.com/0000257388/index.html


月末は、従来どおりの古典の名著・名作を紹介しています。


今月は、明治の初期に福澤諭吉の『学問のすゝめ』とともに国民的教科書といわれた、中村正直によって翻訳紹介された『西国立志編』(1871[明治4]年)であった、スマイルズの当時の世界的名著"Selp-Help"、元祖・自己啓発ビジネス本ともいうべき『自助論』の紹介です。


私がこの『自助論』を読んだのは、まだ最近、ここ四、五年前のことです。


どうしてこの本を手に取るようになったかといいますと、友人に『西国立志編』が好きだという人がいたこと、そして、古典の名著・名作を読むようになり、それらの手引書ともいうべき本を読んでいたときにこの本が紹介されていたからでした。


また、当時の小泉首相が取り上げたということもありました。


そして、もう一つ重要な要素は、なんとあの地球物理学の世界的権威であり、科学雑誌『ニュートン』の編集長でもあった、わが敬愛する東大名誉教授、竹内均先生が翻訳・解説しているということでした。


それで読んでみようという気になったのです。


一読、ガーン!という感じです。


線を引きながら読んだとしたら、もうあれもこれもという状況になります。

どれも一言一言心に響きます。


目次を紹介しますと、(手元にある本は、2004年10月1日改訂新版第3刷です。)


1章 《自助の精神》人生は自分の手でしか開けない!
2章 《忍耐》雨霜に打たれてこそ若芽は強く伸びる!
3章 《好機、再び来たらず》人生の転機を見抜く才覚、生かす才覚
4章 《仕事》向上意欲の前にカベはない!
5章 《意志と活力》自分の使命に燃えて生きる!
6章 《時間の知恵》「実務能力」のない者に成功者なし
7章 《金の知恵》楽をするには汗をかけ!
8章 《自己修養》最高の知的素養は一日の仕事から生まれる
9章 《すばらしい出会い》人生の師・人生の友・人生の書
10章 《人間の器量》人格は一生通用する唯一の宝だ!
訳者解説 自己鍛錬のための普及の人生論 


冒頭「天は自ら助くるものを助く」という言葉に始まります。


これは昔どこかで聞いたことのある言葉です。


そして、『西国立志編』の翌年に出版された、福澤諭吉の『学問のすゝめ』の冒頭の言葉「天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず」と呼応するようなところがあります。


どちらにしろ、我々人間は、<大いなるもの>によって見守られた存在である、ということを示しているのではないでしょうか。


これが日本人の典型的な世界観・宗教観であると見てよいように思います。


そして、それは何も、キリストに代表されるような絶対神であるかどうかはわかりません。


何かわからないけれど、たとえば、お正月に拝む初日の出であったり、なにかのときに見る自然現象の中の驚異であったり、といったものに現れるものが、そういうものであるのかもしれません。


とにかく、努力は報われるのだ、と人がいうときの、頼りとするものがそこにあるように思います。


 ・・・


私が一番心打たれたのは、第5章の冒頭の「道なくば道を造る」でした。


古代スカンジナビアの紋章に刻まれた言葉「われは道をさがす。道なくば道をつくる」です。(p.101)

独立不羈の心の表現だとあります。


「どんな分野であれ、成功に必要なのは秀でた才能ではなく決意だ。あくまで精一杯努力しようという意志の力だ。」(p.103)


そして、「希望は力なり」と。(同)


ある日本の詩人は、「僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る」と詠いました。


人の思いというものは、古今東西変わらないものなのでしょう。


人の心を打つのは、そういう意志の力を高らかにうたうものなのでしょう。


 ・・・


明治の開化期に青年の心をつかんだのも、そういう思いだったのではないでしょうか。


そして、今も元祖自己啓発ビジネス書として生きている理由もその辺にあるのでしょう。


ぜひご一読を。


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(↓『西国立志編』訳者中村正直の人物伝収録)

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(↓勝間和代が『自助論』『向上心』を薦めている)
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※ 過去の「楽しい読書」別冊編集後記:

2009.5.15

私の読書論~その2―読書の三種類(続)―第17号「楽しい読書」別冊編集後記

2009.4.30

私の読書論~その1・読書の三種類―第16号「楽しい読書」別冊編集後記

2009.3.31

『地底旅行』ジュール・ヴェルヌ<驚異の旅>―第15号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.2.28
『学問のすゝめ』新時代の国民教科書―第14号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.1.31
『失われた世界』英雄的行為としての秘境探検―第13号「楽しい読書」別冊編集後記
2008.12.31
『ソクラテスの弁明』まとわりつく虻―第12号「楽しい読書」別冊編集後記
2008.12.6
『クリスマス・キャロル』善意の季節―第11号「楽しい読書」別冊編集後記
2008.9.30
『黄金虫』海賊ゴッコから探偵ゴッコへ―第10号「楽しい読書」別冊編集後記
2008.8.31
『歎異抄』弱きを救う阿弥陀さま―第9号「楽しい読書」別冊編集後記
2008.8.15
夏休み特別編・読書感想文を書く―第8号「楽しい読書」別冊編集後記
2008.7.31
夏休み特別編・夏の文庫100冊から海の古典―第7号「楽しい読書」別冊編集後記
2008.6.30
『宝島』海賊ゴッコの聖典―第6号「楽しい読書」別冊編集後記
2008.5.31
『三教指帰』天才青年空海の主張―第5号「楽しい読書」別冊編集後記
2008.4.30
古典としての『星の王子さま』―第4号「楽しい読書」別冊編集後記
2008.3.31
ビジネス自己啓発本としての『老子』または人の在り方...第3号「楽しい読書」別冊編集後記
2008.3.10
大人も楽しい『トム・ソーヤーの冒険』―第2号「楽しい読書」別冊編集後記
2008.2.24
ろんご・ロンゴ・論語―創刊号「楽しい読書」別冊編集後記
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「レフティやすおの楽しい読書」
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2009年05月15日(金)

私の読書論~その2―読書の三種類(続)―第17号「楽しい読書」別冊編集後記

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レフティやすおの作文工房-小泉八雲「読書について」
●「レフティやすおの楽しい読書」―別冊編集後記
2009(平成21)年5月15号(No.17)-090515-私の読書論―その2―読書の三種類(続)
http://archive.mag2.com/0000257388/20090515074500001.html


今月から、月二回の発行とします。


月の前半で「私の読書論」を定期的にお送りします。
後半・月末は、従来どおりの古典の名著・名作の紹介です。


続くかどうかわかりませんが、できる範囲で無理せず、でも書きたいことを書いていこうと思います。
よろしくお願い致します!


 ・・・

前回のメルマガは、読書の三種類について書いて見ました。
今回はその続きです。


ホントはその前に、昨今の読書術・読書法について書かれた本のどういう点が自分の納得の行かない点なのかを書いておくべきだったのでしょう。


そこから始めて、自分の読書論を展開するのが道であり、読書の皆様にもわかりやすかったかもしれません。


でも、まずは始めてしまったので、その辺のお話はその都度織り込むなり、のちほどまとめるなりすることにしましょう。


 ・・・


読書についてのお話をすることは、以前から自分の楽しみでした。

私自身は決して読書家というほどではないのですが、本は好きで、ある程度読書も好きです。


好きこそものの上手なれ、という言葉もあります。

やはり好きなことには情熱を注げるもので、自ずから自分のなかでは、突出した特技や優れた性質になる可能性を持っています。


もちろん人と比べてどうかといわれれば、それはまた違った問題ではありますが。


しかし、そういう性質を極めてゆけば、自分の中の特技という枠を超えて、世間的に見ても突出して優れたものとなり得るものなのです。


努力は報われる、と信じています。


では、読書のお話は来月まで。


月末は、お待ちかね?の元祖・自己啓発ビジネス本ともいうべき、『自助論』の紹介です。


・‥…━━━☆ ・‥…━━━☆ ・‥…━━━☆ ・‥…━━━☆


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(↓ハーン・小泉八雲の「読書について」の講義録を収録)
さまよえる魂のうた 小泉八雲コレクション/小泉 八雲
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★「レフティやすおの楽しい読書」
2009(平成21)年4月号(No.16)-090430-私の読書論―その1―読書の三種類
http://archive.mag2.com/0000257388/20090430074500000.html


*『レフティやすおの本屋』支店「新書でプチ教養」
 「読書術・読書法」 の棚


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※ 2009年の「楽しい読書」別冊編集後記:

2009.4.30

私の読書論~その1・読書の三種類―第16号「楽しい読書」別冊編集後記

2009.3.31

『地底旅行』ジュール・ヴェルヌ<驚異の旅>―第15号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.2.28
『学問のすゝめ』新時代の国民教科書―第14号「楽しい読書」別冊編集後記
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2009年04月30日(木)

私の読書論~その1・読書の三種類―第16号「楽しい読書」別冊編集後記

テーマ:メルマガを作る


レフティやすおの作文工房-読書術・読書法の本
●「レフティやすおの楽しい読書」―別冊編集後記
2009(平成21)年4月号(No.16)-090430-私の読書論―その1―読書の三種類
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昨今の「読書論」読書術・読書法について書かれた本を読んでいますと、どうも、自分の思うところと違うような気がします。


そこで、私なりの読書論を書いて見たい、と思うようになりました。


できれば、今後、月の前半で「私の読書論」といったエッセイを、後半では、従来どおりの作品紹介、というかたちにできれば、と考えています。

よろしくお願い致します。


 ・・・


メルマガでは、読書の三種類について書いて見ました。


1.(イ)楽しみとしての読書
(ロ)学びとしての読書
2.(ロ―A)基礎的教養を身につける、考える力をつける読書
3.(ロ―B)実用的知識を身につける、情報収集としての読書


このような三つの読書が考えられるように思います。

それぞれは、


1.=「文芸書」を読むときの読書
2.=「教養書」を読むときの読書
3.=「実用書」を読むときの読書


に対応する、といってよいのではないでしょうか。


とはいえ、ドストエフスキーの小説などは、「文芸書」か「教養書」か判別しにくいといえるかもしれません。


そういったことも含めて、色々その都度思いついたことを書いて行こうと思います。

では、よろしく!


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*『レフティやすおの本屋』支店「新書でプチ教養」
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※ 2009年の「楽しい読書」別冊編集後記:

2009.3.31

『地底旅行』ジュール・ヴェルヌ<驚異の旅>―第15号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.2.28
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2009年03月31日(火)

『地底旅行』ジュール・ヴェルヌ<驚異の旅>―第15号「楽しい読書」別冊編集後記

テーマ:メルマガを作る


レフティやすおの作文工房-ヴェルヌ 地底旅行

レフティやすおの作文工房-ジュール・ヴェルヌ
●「レフティやすおの楽しい読書」―別冊編集後記
2009(平成21)年3月号(No.15)-090331-『地底旅行』ジュール・ヴェルヌ<驚異の旅>


<驚異の旅>シリーズ第二作
『地底旅行』ジュール・ヴェルヌ/作(1864)


つい今しがた大人になった私、ずっと以前から大人であった私は、自分の内にある子供という痛ましい死骸の残り少ない断片を探してみようと思った。この子供は相も変わらず草原(ステップ)や大渦巻(マエルストローム)、氷原や太平洋に魅せられている。海も、私の生半可な学問も、生活の火もこの子供をヴェルヌから解き放ってはくれなかった。...

 ミッシェル・セール/著『青春 ジュール・ヴェルヌ論』豊田彰/訳 法政大学出版局 叢書・ウニベルシタス396(1993,原著1974)「扉の言葉」より

少女のころ、父が私に「ジュール・ヴェルヌのこの作品がおもしろいよ、読んでみたら?」と、大人向けの単行本を何冊か薦めてくれたことを、今でもはっきりと覚えている。... 当時、十一~十三歳の、つまり子どもの世界と大人の世界の境目にいた私は、大人が読む本を読みたくてたまらなった。しかし、大人の本はむずかしすぎて、最後まで読み通せず、やはり楽しめない。そのころの私にとって、ジュール・ヴェルヌの作品はぴったりだった。大人と子どもを両方満足させる魔力をもっている作品である。その魔力のおかげで、私は「パパといっしょに」読書を楽しむことができた。

 コリーヌ・ブレ「まえがき―金庫の中の一〇〇年間」より
    『20世紀のパリ』ジュール・ヴェルヌ/著 菊地有子/訳 ブロンズ新社(1995,原著1994,執筆1863頃?) 

私にとってもジュール・ヴェルヌは、高校生になりたてのころ、読書人生最初期において、子供から大人へ移る時期の読書習慣をつける役割を果たした一連の作家の一人でした。


いえ、高校生時代、私にとって最も価値ある存在でした。


この時期、ヴェルヌの本を次々と読んでいました。


幸い、この時期、集英社コンパクト・ブックス版ヴェルヌ全集・全24巻の刊行の末期でもあり、ヴェルヌの本が幾つも出版されていました。


それは、ヴェルヌによって予言されたといわれる、1969年のアメリカのアポロ計画による、人類初の月面着陸の時期に当たっていたからでした。


しかし当時の高校生の私には、この全集の本は文庫本に比べて高価なもので、面白そうな、選りに選った作品を四冊のみ、買えただけでした


それ以外は、もっぱら文庫本でした。
幸いなことにこの時期、角川文庫からいくつかのヴェルヌ本が新たに出版されたのです。


お陰様で私は楽しい時間をすごすことができたのでした。


最初に楽しんだジュール・ヴェルヌは、この『地底旅行』でした


中学生時代、学校の図書館で一冊に本に出会いました。

そこには、巨大キノコの森のなかを歩む探検家たちや、海か湖から首を出す恐竜のイラストが描かれていました。


これが、私のジュール・ヴェルヌとの最初の出会いであり、『地底旅行』との最初の出会いでもありました。



それから、二、三年後の高校一年(1969・昭和44年)のことです。

大人向けの『地底旅行』を読んだのは。



ちなみに書いておきますと、テレビで『地底旅行』の映画を見ました。(※1)
そこでは、この冒険の旅に女性が参加していました。
しかし、通常のヴェルヌの小説には女性はまず同行しません。
それは、マルセル・ブリヨンが指摘しているように、「間違いであり、たいへんな錯誤」なのです。(※2)


これが始めに書いた、私にとっての読書の先導役となった一番好きな作家との出会い―再会?―でもありました。


その後、色々な本を読むようになった私でしたが、心の奥に懐かしく残っているのは、ヴェルヌの小説を読んだときのワクワクでありドキドキでした


集英社文庫版の<ジュール・ヴェルヌ・コレクション>が刊行されたときは、どれほど喜んだことでしょう。


しかし、残念なことに、この企画は一部本邦初紹介作品が含まれていたものの、私にとっては半ば幻の、羨望の的でもあった以前の全集をすべて網羅するものではありませんでした。


その後、いくつかの作品を「拾った」ものの、やはり、当時の全集の作品、角川文庫の作品等は、私にとっては「伝説の名作」とでもいうべきものになっています



今手元にある、集英社文庫版ヴェルヌ・コレクション作品やその昔に手に入れたヴェルヌの文庫作品は、すべて未読のまま置いてあります。


全集で読んだり、他の版で読んだりした作品も含まれていますが、これらの本は基本的に老後の楽しみのためにとってあるのです。


いつの日にか、緑の庭を目の前にして、穏やかな陽射しのもと、揺り椅子にもたれて、これらヴェルヌの本に読みふける、そんな日が来ることを夢見ています。



(※1)梅棹忠夫『知的生産の技術』(岩波新書 1969.7)第9章日記と記録168-9p に、テレビで見た『地底大探検』という映画版『地底旅行』についての記述がありますが、この作品と同一のものである可能性が大です。なぜなら筆者はこのテレビを見て数日後(1969.3.22)、原作の本を買ったからです。

(※2)マルセル・ブリヨン「密議参入の旅」有田忠郎/訳 『ユリイカ』1977年5月号「特集ジュール・ヴェルヌ」167p 参照。


*『レフティやすおの左組通信』
「ジュール・ヴェルヌ Jules Verne コレクション」
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支店「海外名作文学館」<ジュール・ヴェルヌが好き!>の棚


地底旅行 (岩波文庫)/ジュール・ヴェルヌ
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(↓豊富な図版で描くヴェルヌの時代とその世界)

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(↓ジュール・ヴェルヌの特集号)

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2009年02月28日(土)

『学問のすゝめ』新時代の国民教科書―第14号「楽しい読書」別冊編集後記

テーマ:メルマガを作る

●「レフティやすおの楽しい読書」―別冊編集後記
2009(平成21)年2月号(No.14)-090228-『学問のすゝめ』新時代の国民教科書


昨年11月、慶応義塾創立150周年ということで、福沢関連の展示会やマスコミでも関連のテレビ番組、新聞記事などがありました。


それらを横目に、私はこのメルマガ向けに、福沢諭吉の著作や伝記などの下読みをしていました。
今回初めて読んだものばかりといっても過言ではありません。


福沢諭吉といえば、やはり『学問のすゝめ』が頭に浮かびます。


学校の教科書でもこれは欠かさず掲載されているのではないでしょうか。

私も「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」という言葉を習った記憶があります。


ところが、実際にこの本を読んだことのある人は意外に少ないのではないかと思うのです。


私がこの本を読んだのも、つい二、三年前のこと。
ちょうど文庫版の本が二点ほぼ同時期に出たときでした。


それが、講談社学術文庫版の詳細な解説と訳注付の『学問のすゝめ』であり、角川ソフィア文庫版の現代語訳のビギナーズ・クラシックス『学問のすすめ』でした。


これについては、ブログ『お茶でっせ』に文章を書いています。


*2006.06.21 福沢諭吉『学問のすすめ』二冊の文庫本
http://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2006/06/post_5ab9.html
『学問のすゝめ』福沢諭吉/著 伊藤正雄/校注 講談社学術文庫1759 講談社(2006.4)
『学問のすすめ』福沢諭吉/著 佐藤きむ/訳 坂井達朗/解説 角川ソフィア文庫330(2006.2)


学問のすゝめ (講談社学術文庫)/福沢 諭吉


福沢諭吉「学問のすすめ」―ビギナーズ日本の思想 (角川ソフィア文庫)/福沢 諭吉
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改めて、福沢諭吉という人およびその著『学問のすゝめ』の現代性に気付かされました。


そこに説かれている内容は、もちろん開国したばかり明治維新当時のその時代のものではありますが、人間の平等とは、自由とは、国家と国民の関係とは、といった普遍的な問題を取り上げて優しく解説しています
(男尊女卑等についても取り上げています。)


現代人も一読の価値あり、というべき名著でした。


今回ほかの著作も読み、さらに伝記で諭吉のその生涯と仕事についても知り、改めてその偉大さを知らされました。


明治における新時代の啓蒙思想家、慶応義塾創始者としての教育者、『時事新報』という新聞社の創立者、第一回ノーベル賞の有力候補者でありながら日本人であったために受賞を逸した、北里柴三郎の後援者として等々、幾つもの顔を持つ、一万円札の人となるだけの重要人物である事がわかります。


もし、この時期にこの人がいなければ日本はどのようになっていたのか、と思うとぞっとするものがあります。

(もちろん、歴史というものは、それに変わる人を生み出したのではないかという気もしますが…。それはそれでまた一つの歴史となっていることでしょう。)


ぜひ、この機会にこの名著を読んでみて欲しいものです。


現代語訳もありますが、できるだけ原文に近いものをお読みになっていただきたいものです


原文の方が、その時代性というものも感じられ、福沢諭吉の思いがよりストレートに伝わってくるように思われます。
いかにして伝えようか、いかにすれば理解してもらえるか、どのように読者にアピールできるのか、国民一人一人に志を持たせられるかという苦労が偲ばれるような気がします。


2009(平成21)年2月号(No.14)-090228-『学問のすゝめ』新時代の国民教科書
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2009年01月31日(土)

『失われた世界』英雄的行為としての秘境探検―第13号「楽しい読書」別冊編集後記

テーマ:メルマガを作る

レフティやすおの作文工房-失われた世界 ●「レフティやすおの楽しい読書」―別冊編集後記
2009(平成21)年1月号(No.13)-090131-『失われた世界』英雄的行為としての秘境探検


名探偵シャーロック・ホームズで有名なイギリスの作家コナン・ドイルのこのSFの古典『失われた世界』は、かつて二度映画化され、それぞれ好評を博しました。


最初の映画は、のちの映画『キング・コング』のアイディア(見世物の為に都会に連れて来られた未知の世界の怪獣)につながった作品で、1925年に制作されました。
また、日本の『ゴジラ』につながる怪獣映画の端緒となったものでもあります。


このように、映画化による影響だけでなく、小説の分野でもその影響を受けたもの、またはその続編となるような作品も生れています。


影響を受けたものとしましては、映画でも有名な作品としては、マイケル・クライトンの『ジュラシック・パーク』(映画版では『ロスト・ワールド』の名が使われていました)があります。


これもまた基本的には、怪獣映画のパターンでした。


そういった作品とは違っていわゆる続編というべきもの、このドイルの作品の文字通り後日談ともいうべき作品に、横田順彌『人外魔境(ロストワールド)の秘密』(新潮文庫,1991)があります。


頃は明治、日本SFの父とも言うべき、『海底軍艦』の著者・押川春浪率いる探検隊が、チャレンジャー教授一行がロンドンで熱狂的な歓迎を受けた直後、このメープル・ホワイト台地を目指す。


ところが、時節柄、遅れてきた帝国主義国家ドイツが、かの地に陸軍の特別調査隊を送り込んでいた…。

―という具合に、日独の争いがこの台地上で、恐竜との戦いもを交えて、一大冒険となって巻き起こるのです。


ドイルの名作にも負けず劣らずの快作です。
機会があれば、お読みください。


 ・・・


ちなみに、手塚治虫のSF漫画『ロストワールド』は、名前が同じというだけで、ドイルの作品とは関係がありません。


2009(平成21)年1月号(No.13)-090131-『失われた世界』英雄的行為としての秘境探検
http://archive.mag2.com/0000257388/index.html


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(↓コナン・ドイルの伝記)


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2008年12月31日(水)

『ソクラテスの弁明』まとわりつく虻―第12号「楽しい読書」別冊編集後記

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「レフティやすおの楽しい読書」―別冊編集後記
2008(平成20)年12月号(No.12)-081231-『ソクラテスの弁明』まとわりつく虻


私が本格的に哲学書を読むようになったのは、まだ二三年のことです。

初歩的な入門書を読み、古典を読み始めたばかりといったところです。


古典もまだプラトンの段階。

その中でも最初期のソクラテス対話編と呼ばれるものをいくつか読んだぐらいです。


このソクラテス対話編の中でも、特にこれだけは読むべきだというものがあるとすれば、それはやはり『ソクラテスの弁明』と『クリトン』でしょう

この二つを続けて読むことで、人が生きるとはどういうことかということが少しは理解できるようになる、そんな気がします。


それでは具体的にどの本を読むのがいいのか、私なりの経験からお話しましょう。


主だった文庫からいくつかの本が出ています。
どれを読んでもそれほど大差があるというわけではありません。


それでも初心者の場合には、少しでもわかりやすい本、とっつきやすい本というのがあるように思います。


まず一つのパターンは、講談社学術文庫版『ソクラテスの弁明・クリトン』+『哲学者の誕生 ソクラテスをめぐる人々』。


三嶋輝夫・田中享英/訳 講談社学術文庫版『ソクラテスの弁明・クリトン』は、現代に即した読みやすさに徹した新訳です。

それぞれ豊富な訳注と解題で、哲学的な説明も十分に施されていて、初心者にも理解しやすくなっています。
さらにクセノポン『ソクラテスの弁明』を参考資料として訳出しており、プラトンとはまた違った見方を知ることができます。


これに解説書として、納富信留/著『哲学者の誕生 ソクラテスをめぐる人々』ちくま新書(2005)を合わせて読みますと、一段と理解が進むかと思います。


こちらは、プラトン描くソクラテスやプラトン自身を時代から突出した人物ではなく、時代の流れの中で捉え直そうという考えに基づいた著書です。


一方、新潮文庫(改版2005)版、田中美知太郎、池田美恵/訳『ソークラテースの弁明・クリトーン・パイドーン』と、岩波新書版、田中美知太郎/著『ソクラテス』を併読しますと、従来からいわれてきた偉大な哲学者としての歴史的ソクラテス像といったものを知ることができるでしょう。


もちろんどちらがどうということは私にはいえません。


田中美知太郎先生の解釈にも、先の諸先生方の解釈と共通する理解があります。
両方を読むことで、実際に私たちが考えなければならない―哲学しなければならないポイントが、よりわかりやすくなるような気がします。

その上で、岩田靖夫先生の著書『ソクラテス』勁草書房(1995)や『いま哲学とはなにか』岩波新書(2008)、『よく生きる』ちくま新書(2005)を読みますと、よく生きるとはどういうことであるかをさらに哲学することができるように思います。


私にとって哲学とは、まず(個人としての)人はいかに生きるべきかを問うものである、といえます。


それ以上の難しいことは今の私にはまだよくわかりません。


そういう私にとって、この『ソクラテスの弁明』および『クリトン』は、『論語』『老子』と並んで、ときおり紐解いてみる本の一冊となってきています。


2008(平成20)年12月号(No.12)-081231-
『ソクラテスの弁明』まとわりつく虻
http://archive.mag2.com/0000257388/20081231074500000.html


ソクラテスの弁明・クリトン (講談社学術文庫)/プラトン
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ソクラテスの弁明―エウチュプロン,クリトン (角川文庫)/プラトン
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ソークラテースの弁明・クリトーン・パイドーン (新潮文庫)/プラトーン
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哲学者の誕生 ソクラテスをめぐる人々 ちくま新書 549/納富 信留
¥945
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ソクラテス (岩波新書)/田中 美知太郎
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ソクラテス/岩田 靖夫
¥2,940
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※ 過去の「楽しい読書」別冊編集後記:
2008.12.6
『クリスマス・キャロル』善意の季節―第11号「楽しい読書」別冊編集後記
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2008.9.30
『黄金虫』海賊ゴッコから探偵ゴッコへ―第10号「楽しい読書」別冊編集後記
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2008.8.31
『歎異抄』弱きを救う阿弥陀さま―第9号「楽しい読書」別冊編集後記
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2008.8.15
夏休み特別編・読書感想文を書く―第8号「楽しい読書」別冊編集後記
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2008.7.31
夏休み特別編・夏の文庫100冊から海の古典―第7号「楽しい読書」別冊編集後記
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2008.6.30
『宝島』海賊ゴッコの聖典―第6号「楽しい読書」別冊編集後記
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2008.5.31
『三教指帰』天才青年空海の主張―第5号「楽しい読書」別冊編集後記
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2008.4.30
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ビジネス自己啓発本としての『老子』または人の在り方...第3号「楽しい読書」別冊編集後記
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大人も楽しい『トム・ソーヤーの冒険』―第2号「楽しい読書」別冊編集後記
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2008年12月06日(土)

『クリスマス・キャロル』善意の季節―第11号「楽しい読書」別冊編集後記

テーマ:メルマガを作る


レフティやすおの作文工房-たのどく081207クリスマス
●「レフティやすおの楽しい読書」―別冊編集後記
2008(平成20)年12月クリスマス号(No.11)-081206-『クリスマス・キャロル』善意の季節


今日12月6日は、ヨーロッパ諸国では聖ニクラウス祭です。


聖ニクラウスは、聖ニコラスとも呼ばれ、サンタクロースのモデルになったといわれる、4世紀ごろ小アジア地方ミュラの司教で、広く一般庶民から慕われてきた聖者です。


詳しくは、サンタクロースの起源を扱った本で、どうぞ!


―ということで、遅れていましたが『レフティやすおの楽しい読書』です。


昨今は日本でも、簡単なキットが販売されていることも手伝って、クリスマス・デコレーションを施した家が増えてきました。


お店でも、昔なら七五三の季節のあとは、歳末・お正月用品へと移っていくのが常道でしたが、今では、10月末のハロウィンからクリスマスへと衣替えしてゆくようです。


それらを見ていますと、キリスト教と縁のない私たちも、クリスマスというだけで、何かワクワクしてきませんか?


そうです、もはやクリスマスはキリスト教徒だけのものではなく、広く世界中の愛と善意に満ちた人々のお祭りなのです。


そんな中で、スクルージのような人もまた、私たちの隣人の一人にいたことに気付きます。
そのスクルージもいつかきっと、愛と善意に気付き、クリスマスを楽しむ人にかわることでしょう。


クリスマスは、自然の恵みに感謝し、命の大切さと変わることのない愛を確認するときなのです。
のクリスマス・カラーの中には、それらが象徴されています。


さあ、私たちもせわしない季節ですが、心にゆとりを持って、子供の頃のように素直にクリスマスをお祝いしましょう。


Merry Christmas!


 ・・・


筆者の都合で、一ヶ月お休みをいただきました。
その影響もあり、予定を変更いたしまして時節柄、11月末に予定していました『クリスマス・キャロル』編を先にお送りいたします。


予告していました「『ソクラテスの弁明』シビレエイの一刺し」は、12月末「『ソクラテスの弁明』..虻またはシビレエイ..」として発行する予定です。
お楽しみに!



『クリスマス・キャロル』ならびにクリスマスやサンタクロースについての本につきましては、メルマガ「レフティやすおの楽しい読書」本編をご覧ください。


2008(平成20)年12月クリスマス号(No.11)-081206-『クリスマス・キャロル』善意の季節
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クリスマス・キャロル (光文社古典新訳文庫)/ディケンズ
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名作クラシックノヘ゛ル&シネマ クリスマス・キャロルDVD BOOK (宝島MOOK 名作クラ.../チャールズ・ディケンズ
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贈り物―クリスマス・ストーリー集1 (1978年) (角川文庫)

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クリスマスの悲劇―クリスマス・ストーリー集2 (1978年) (角川文庫)
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