何を書くか―オレ流ブログの書き方・その2 | レフティやすおの作文工房

何を書くか―オレ流ブログの書き方・その2

<レフティやすおのオレ流ブログの書き方・その2>

前回の、主な流れ―アウトラインに則って、それぞれの項目について見てゆく。
現在(3月27日)書きかけの『お茶でっせ』の記事「人間の幸福左利きの幸福」を例にとって説明してみよう。

 

1・何を書くか考える(テーマと仮題を決める)

 

本来、ブログをやろうという人なら自分の書くブログに関してはメイン・テーマを持っているはずなので、そのテーマに沿ったものの中から個々の記事の題材を拾い出して書くことになる。

 

私の場合は、左利きがメイン・テーマだ(『お茶でっせ』『新しい生活を始めよう!』)。他にも本・読書(『お茶でっせ』『本屋の店長日記』)、物書き(『作文工房』)、生活改善&人生論(『新しい生活を始めよう!』)など。

そこで、この左利きのテーマに沿った記事を書く。


テーマに沿ったネタを見つけたら、もう書けたようなものだ。
ネタの拾い方・集め方についてはまた後日検討してみたい。

 

今回は二つの言葉から思いついた考えについて書いてみようと思っている。
それは、おおざっぱに言えば、些細なことが幸福につながるのだという言葉と、ささいなことをおろそかにすることが社会をダメにするという言葉の二つ。
これらを基にしてそこから導き出される、些細なことから左利きの幸福を、という結論を述べようというやり方。

 

言ってみれば、演繹法と呼ばれるものである。一般的事例から論理によって特殊事例にたどり着くというもの。三段論法というのが代表。風が吹けば桶屋が儲かる、という奴。どうして風が吹くと桶屋が儲かるのかというと、ここに大きな論理の飛躍がある。以下、省略。

逆に帰納法と言うのがあって、これは個々の事例の積み重ねから一般的な法則を導き出す方法。
夏目漱石の『草枕』の冒頭の部分、「知に働けば角が立つ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。」を例に挙げている本もある。
(また、知ったかぶったをしてしまったが、多分あっていると思う。)

 

まず仮の題を決める。

初めにタイトルを決めることで、今日書こうとするものが明確になる。
書き始めにおいては、まだ仮の題―仮題である。最終的に最もふさわしいものにすればよい。

 

何について書くかが決まっていないと時間ばかりかかって成果が上らぬ。
方向が決まらぬとどこへ行けばよいかわからない。
紹介文か、考察文か、まず目標―ゴールを決める。

 

今回は、考察文だ。<左利きを考える>、これがカテゴリとなる。

元ネタとなる言葉があるので、これをまず書き出す。―いよいよ本文の下書きを書き始める。

 

以下、次回。