2012年09月30日(日)

アリストテレスの哲学を読んでみよう!

テーマ:メルマガ「楽しい読書」

―第90号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記


★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2012(平成24)年9月30日号(No.09)-120930-  
我々は哲学すべきである:アリストテレス「哲学のすすめ」
http://archive.mag2.com/0000257388/20120930120000000.html


今月の本誌では、アリストテレスを取り上げています。


アリストテレスはご存知のように、万学の祖と呼ばれ、プラトンの最大最高の弟子であり、師プラトンとならぶ古代ギリシアを代表する大哲学者です。

万学の祖と呼ばれるだけにその著者も数多く、しかもかなりの量の著作です。


私自身勉強が不十分でそのうちのほとんどがまだ未読です。


というわけで本来取り上げたかった『ニコマコス倫理学』は半分程度しか読めていないこともあり、今回は見送りました。
しかし、何かしらふれておきたいということで、彼の初期の著作、公開的著作といわれる19編のうちのの一つ、『哲学のすすめ』を取り上げました。


残念ながら、これらの著作はほとんどが失われており、別の人の著作の中に遺された引用が断片として存在するだけです。


ところが本編は、(本紙本文にも書きましたように)幸いなことに、新プラトン派の一人シリアのイアンブリコス(240年頃-325年頃)の著作『ピュタゴラス派(の哲学)』の現存する1から4巻中、第2巻『哲学のすすめ』の全21章中の6から12章にアリストテレス「哲学のすすめ」からの文章が引用され、ほぼその全容を垣間見ることができるというのです。

(ちなみに、第13章から19章までは、プラトンの著作からなの引用で成り立っているそうです。)


本誌では、それを取り上げました。



アリストテレスの哲学は、マイケル・サンデル/著『これからの「正義」の話をしよう いまを生き延びるための哲学』でも取り扱われ、昨今また注目されていると言ってもいいでしょう。


わが国の政治状況も、風雲急を告げ、という局面になりつつあります。
一つのかじ取りの誤りが、わが国の行く末を危うくしかねない状況です。


ここで大切なことは、風や空気ではなく、真にわが国の将来にとって何が大切か何が必要か、そしてそのために今何を為すべきかを考えることです。


一発で勝負を決するパンチ力も必要ですが、継続的に手を出し続けることがより重要な気がします。


そのためには、われわれ国民一人一人が真に自立した考えを持ち、適切な判断が下せるに足る理知、知力を養う必要があります。


今こそ、まさに「我々は哲学すべきである」と思われます。


・『これからの「正義」の話をしよう』マイケル・サンデル/著 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

これからの「正義」の話をしよう (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)/マイケル サンデル
¥945
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*本誌で取り上げた本:
『アリストテレス「哲学のすすめ」』廣川 洋一訳・解説 講談社学術文庫 2011.3.10

アリストテレス「哲学のすすめ」 (講談社学術文庫)/著者不明
¥882
Amazon.co.jp

『アリストテレス』今道 友信/著 講談社学術文庫 2004/5/11

アリストテレス (講談社学術文庫)/講談社
¥1,470
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『アリストテレス入門』山口 義久/著 ちくま新書 2001/7

アリストテレス入門 (ちくま新書)/筑摩書房
¥777
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2012年09月15日(土)

借りた本の読み方のルール

テーマ:メルマガ「楽しい読書」

―第89号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★

2012(平成24)年9月15日号(No.89)-120915- 私の読書論-37- 本は買わずに借りて読め!(その2) http://archive.mag2.com/0000257388/20120915120000000.html


「読書論の中の“暴論”―金を出して買った本でないと身に付かない」について書いています。


自分のお金で買った本と、借りた本どちらが身に付くか、という問いについて考えてみました。

私の場合は―。

と、続きはまあ、本誌をお読みください。


 ●借りた本の読み方のルール

借りてきた本を読むときの私なりのルールについて書いておきましょう。

(1)期限を守る

(2)原状のまま返す

(3)礼として、本の感想を報告する

(1)(2)は、必ず守るべき原則です。

(3)は、できれば守りたいルールです。

以下それぞれ簡単に注釈を入れましょう。

(1)期限を守る

家族や友人・知人に借りた場合、正確に言えば、決められた期限というものがない場合もあります。

そういう時もなるべく早めに返すよう心掛ける。

図書館等で借りたものには期限がありますので、確実に守る。

どうしても期限を越える場合は、決められた手続きを取る。

―と、常識的に書いておきます。

一日二日なら許されないこともありませんが、なるべくそういうことのないように心掛けたいものです。

(これは自戒を込めて。)

(2)原状のまま返す

これも当然のことでしょう。

とはいえ、厳密に言えば、時の経過により、本を手にとって読むことによる若干の変化はあるでしょう。

そういう顕微鏡的レベルの汚損は置いておきます。

一目でわかるような汚損は避けましょう。

例えば、手あかで汚す、飲み物や食べ物をこぼす、破損する―などは持ってのほかです。

ページの角を折る、印をつける、線を引く、書き込みをする―なども当然アウト!

リサイクル書店に持っていっても、ある程度の値で買ってもらえるような良好な状態を維持するレベル、とでも考えればいいでしょうか。

汚損防止策として、

(ア)手あか防止―

 ・カバーをかける

 ・本を読む前に手を洗う

 ・手袋をする

(イ)その他の汚損防止―

 ・飲み物や食べ物をとりながら読まない

 ・むやみにそこら辺に放置しない

 ・不必要に持ち歩かない

(ウ)書き込み等防止―

 ・付箋を貼る

 ・しおり・メモ用紙を挟む


(3)礼として、本の感想を報告する

本を読んだですから、礼をとしてその本について一言でも感想なり印象なりを語り伝えるというのは、礼儀でしょう。

図書館で借りた本であっても、読書記録・メモをつける癖を習慣づけておくと思います。

以前紹介しましたように、自分なりに読書ノートをつけておくと、読み捨てにならず、書くことで本に対する理解を助け、後々少しでも自分の役に立てることもできるようになるでしょう。

よく読書論・読書術などでも書かれていますように、ただ読むだけでなく、読んだ本について書くことによって自分の中でその本をしっかり消化し、栄養に変えることができるからです。

今の時代なら、ブログに書く、ツィッターに書くといった方法を取れば、習慣化しやすくなるかもしれません。

―まあ、ざっとこういうところでしょうか。


何かの参考になれば幸いです。

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