左利きを考えるメルマガ「左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii」(2006年9月創刊通巻100号突破!)に続き、2008年1月末、本と読書の月刊メルマガ「レフティやすおの楽しい読書」を発行しました。読書を通して、豊かな人生を楽しみましょう! 

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左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii
第174号(No.174) 2009/4/4「<左利きムーヴメント>始めます!」


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2009年11月15日(日)

ひと月お休みのお詫びと再開へのご挨拶―2009年11月15日号外「楽しい読書」別冊編集後記

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●レフティやすおの楽しい読書●

2009(平成21)年11月15日号(号外)-091115-「ひと月お休みのお詫びと再開へのご挨拶」

http://archive.mag2.com/0000257388/20091115074000000.html


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※「別冊 編集後記」~『レフティやすおの作文工房』~

2009.11.15 「ひと月お休みのお詫びと再開へのご挨拶」 ―号外「楽しい読書」別冊編集後記


・・・

ご無沙汰しています。

メルマガ「号外」本文にも書いていますように、パソコンの調子が悪くお休みしていました。


本格的な再開は12月以降ということで、当面は何か書ければいいなあ、という感じです。


これからも気長にお付き合いください。


ということで、本日はごくごく簡単ですが、ご挨拶まで。


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※ 最近の「楽しい読書」別冊編集後記:
2009.9.30

『白い牙』ジャック・ロンドン―犬と狼と人と―第26号「楽しい読書」別冊編集後記

2009.9.15

私の読書論―その6―読書のイロハ(2)なぜ読書?―第25号「楽しい読書」別冊編集後記


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■レフティやすおのもう一つのメルマガ:
―発行部数300部超!日本唯一の左利きによる右利きと左利きのための左利きの"現役"メルマガ―
『左利きで生きるには 週刊ヒッキイ』
『左組通信』「左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii」のページ

2009年09月30日(水)

『白い牙』ジャック・ロンドン―犬と狼と人と―第26号「楽しい読書」別冊編集後記

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レフティやすおの作文工房-ジャック・ロンドン『白い牙』

●レフティやすおの楽しい読書●

2009(平成21)年9月30日号(No.26)-090930-『白い牙』ジャック・ロンドン―犬と狼と人と http://archive.mag2.com/0000257388/20090930074000000.html


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※「別冊 編集後記」~『レフティやすおの作文工房』~

2009.9.30 『白い牙』ジャック・ロンドン―犬と狼と人と

―第26号「楽しい読書」別冊編集後記

 

・・・


私が

を読んだのは、いつ頃だったでしょうか。

すでに十代のおわりか二十代の始めぐらいでしょうか。



そのときから、『野性の呼び声』ではなく、『白い牙』のほうを好んでいました。



これは、このたび新訳版を読んでからも変わりません。



とっつきやすいのは『野性―』のほうでしょう。


なぜなら、人間界から飼い犬が連れ出されて自然界に帰るという物語であり、冒頭から主人公バックに感情移入もしやすく、優れた冒険小説らしく、その展開も急で、かつまた個々の描写にも優れています。



しかし、私には、『白い牙』』のほうがいいのです。


非情な主人公ホワイト・ファングが愛情に満ちた飼い主と出会い、人間の飼い犬らしくなってゆくという、この作品の読後感にホッとさせられる―安心感を抱かされるからです。

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*『レフティやすおの本屋』支店「海外名作文学館」
 「英米文学2」 の棚

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※ 2009年の「楽しい読書」別冊編集後記:
2009.9.15

私の読書論―その6―読書のイロハ(2)なぜ読書?―第25号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.8.31
『武士道』新渡戸稲造・太平洋の橋―第24号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.8.15
私の読書論その5―読書のイロハ(1)なぜ読書が必要か―第23号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.7.31
『十五少年漂流記』夏の文庫100冊から―第22号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.7.15
読書目的論―何のための読書か:私の読書論その4―第21号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.6.30
『怪談』ラフカディオ・ハーン/小泉八雲―第20号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.6.15
読書案内・読書論・読書術の本:私の読書論その3―第19号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.5.31
『自助論』=『西国立志編』元祖自己啓発書―第18号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.5.15
私の読書論~その2―読書の三種類(続)―第17号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.4.30
私の読書論~その1・読書の三種類―第16号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.3.31
『地底旅行』ジュール・ヴェルヌ<驚異の旅>―第15号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.2.28
『学問のすゝめ』新時代の国民教科書―第14号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.1.31
『失われた世界』英雄的行為としての秘境探検―第13号「楽しい読書」別冊編集後記


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2009年09月15日(火)

私の読書論―その6―読書のイロハ(2)なぜ読書?―第25号「楽しい読書」別冊編集後記

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2009(平成21)年9月15日号(No.25)-090915-私の読書論―その6―読書のイロハ(2)なぜ読書? http://archive.mag2.com/0000257388/20090915074000000.html


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※「別冊 編集後記」~『レフティやすおの作文工房』~

2009.9.15 私の読書論―その6―読書のイロハ(2)なぜ読書?

―第25号「楽しい読書」別冊編集後記


 ・・・


先月のメルマガから、月の半ばの<読書エッセイ>編では、「私の読書論」の振り出しに戻して、「なぜ読書が必要か」について書くことにしています。


第一回として、

 ▼なぜ私が語るのか ▼なぜ読書が必要かについて

その大本の精神について述べました。


第二回は、

 ▼なぜ読書が必要か―ふたたび

と題して書いています。



ところで、恥ずかしいことですが、この連載も毎月一回ということで、メモしておかないと書こうと思っていたことを忘れてしまいます。


そこで、今回は、簡単に今後の予定をメモしておこうと思います。



本来書きたかったことは、一応他にあるのですが、そこに行き着くまでの道のりとして、まず始めに「私なりの読書の方法」を書いておこうと思います。



第一部 一冊の本を選ぶ

1)読書は背表紙から始まる(帯・カバー)
2)目次を読む(索引)

3)まえがき・あとがきを読む

4)パラパラ読みする


第二部 読書と理解

5)本はわからなくても読む

6)途中で挫折してもそこから読み継ぐ

7)ひとさまの感想・書評を手掛かりに読む

8)手引書・注釈書・解説書を参考に読む


第三部 次の本を選ぶ

9)芋づる式に読む

10)関連書をまとめて読む

11)自分の勘で探す

12)手当たり次第に縁で読む


etc...



【本来書きたいこと】

一般の人の読書法(本を読むことが仕事―直接お金につながらない人の読書について)


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★「レフティやすおの楽しい読書」
2009(平成21)年4月号(No.16)-090430-私の読書論―その1―読書の三種類
2009(平成21)年5月15日号(No.17)-090515-私の読書論―その2―読書の三種類(続)
2009(平成21)年6月15日号(No.19)-090615-私の読書論―その3―読書の三種類(続)
2009(平成21)年7月15日号(No.21)-090715-私の読書論―その4―読書の三種類(続)

2009(平成21)年8月15日号(No.23)-090815-私の読書論―その5―読書のイロハ(1)なぜ読書が必要か


*『レフティやすおの本屋』支店「新書でプチ教養」
 「読書術・読書法」 の棚


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※ 2009年の「楽しい読書」別冊編集後記:
2009.8.31
『武士道』新渡戸稲造・太平洋の橋―第24号「楽しい読書」別冊編集後記

2009.8.15
私の読書論その5―読書のイロハ(1)なぜ読書が必要か―第23号「楽しい読書」別冊編集後記

2009.7.31
『十五少年漂流記』夏の文庫100冊から―第22号「楽しい読書」別冊編集後記

2009.7.15
読書目的論―何のための読書か:私の読書論その4―第21号「楽しい読書」別冊編集後記

2009.6.30
『怪談』ラフカディオ・ハーン/小泉八雲―第20号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.6.15
読書案内・読書論・読書術の本:私の読書論その3―第19号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.5.31
『自助論』=『西国立志編』元祖自己啓発書―第18号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.5.15
私の読書論~その2―読書の三種類(続)―第17号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.4.30
私の読書論~その1・読書の三種類―第16号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.3.31
『地底旅行』ジュール・ヴェルヌ<驚異の旅>―第15号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.2.28
『学問のすゝめ』新時代の国民教科書―第14号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.1.31
『失われた世界』英雄的行為としての秘境探検―第13号「楽しい読書」別冊編集後記


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■レフティやすおのもう一つのメルマガ:
―発行部数300部超!日本唯一の左利きによる右利きと左利きのための左利きの"現役"メルマガ―
『左利きで生きるには 週刊ヒッキイ』
『左組通信』「左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii」のページ

2009年08月31日(月)

『武士道』新渡戸稲造・太平洋の橋―第24号「楽しい読書」別冊編集後記

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レフティやすおの作文工房-新渡戸稲造『武士道』
●レフティやすおの楽しい読書●

2009(平成21)年8月15日号(No.23)-090815-『武士道』新渡戸稲造・太平洋の橋 http://archive.mag2.com/0000257388/20090831074000000.html


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※「別冊 編集後記」~『レフティやすおの作文工房』~

2009.8.31

『武士道』新渡戸稲造・太平洋の橋 ―第24号「楽しい読書」別冊編集後記

 

  ・・・


私が新渡戸稲造の『武士道』を読んだのは、2003年ごろだったでしょうか。


当時すでに映画「ラストサムライ」のヒットで、この『武士道』が話題になっていたのではなかったかと思います。


思えば、私が新渡戸稲造の名前を知ったのは、なんといっても5000円札にその肖像が登場してからで、それ以前はどういう人なのかまったくと言っていいほど知りませんでした。


このときに、国際連盟の事務局次長として、そして明治時代世界に日本を知らしめた日本人の手になる英文の著書、内村鑑三『代表的日本人』、岡倉天心『茶の本』と並ぶ『武士道』の著者としての、新渡戸を知ったのでした。


以来一度読んでみようと思いつつ、読めずにいたのでした。



そこで、この『武士道』ブームの走りに乗って見ることにしました。


幸い、岬龍一郎訳の読みやすい本が出ていました。

それまでは、矢内原岩波文庫版にしろ、奈良本知的生きかた版にしろ、私の読書能力ではちょっとしんどいものばかりでした。


奈良本訳は、本文は現代語で読みやすいのですが、古典の引用部分は原典を尊重した訳になっており、この分の意味が今ひとつわかりにくいのです。


その点、岬訳はこの部分も現代語に訳しており、非常にわかりやすいのです。


こうして読んだ『武士道』は、やはり名著だと思いました。


西洋の文化と東洋の、日本の文化とを比較しながら、わかりやすく説いています


今までなんとなく理解していた、日本の昔からの文化の一端がよく理解できたように感じました。



私は、東洋の思想と西洋の思想というもののそれぞれのよいところを取り、一つにまとめるべきだと思っています。


そしてそれができるのは、やはり日本人ではないかと思っています。


明治という時期に、他のアジア諸国に先駆けて西洋の文化を自ら進んで取り入れ、しかも日本人に合うように工夫して日本の固有の文化に融合させようとした先人達―。


その一人が福澤諭吉であり、この新渡戸稲造だったように思います。


その伝統を受け継ぎ、文明の衝突やら多様化の時代といわれる今日、混乱する世界に一つの方向を与えるのが日本と日本人の役目のような気がします。


この本の中にも、西洋思想と比較した武士道の精神が語られています。

これぞ日本人の魂、心のよりどころと呼ぶべきものが示されています。


そしてそれは、世界的に見ても普遍的なものを含んでいると思います。


現代の日本人も一度は読むべき名著でしょう。


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*『レフティやすおの本屋』
 「新しい生活のために/日本古典編」

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※ 2009年の「楽しい読書」別冊編集後記:
2009.8.15
私の読書論その5―読書のイロハ(1)なぜ読書が必要か―第23号「楽しい読書」別冊編集後記

2009.7.31
『十五少年漂流記』夏の文庫100冊から―第22号「楽しい読書」別冊編集後記

2009.7.15
読書目的論―何のための読書か:私の読書論その4―第21号「楽しい読書」別冊編集後記

2009.6.30
『怪談』ラフカディオ・ハーン/小泉八雲―第20号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.6.15
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2009.5.31
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2009.5.15
私の読書論~その2―読書の三種類(続)―第17号「楽しい読書」別冊編集後記
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2009.2.28
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2009年08月15日(土)

私の読書論その5―読書のイロハ(1)なぜ読書が必要か―第23号「楽しい読書」別冊編集後記

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2009(平成21)年8月15日号(No.23)-090815-私の読書論―その5―読書のイロハ(1)なぜ読書が必要か

http://archive.mag2.com/0000257388/20090815074000000.html


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※「別冊 編集後記」~『レフティやすおの作文工房』~

2009.8.15 私の読書論その5―読書のイロハ(1)なぜ読書が必要か

―第23号「楽しい読書」別冊編集後記

 

・・・

また今年も「読書感想文の季節」が来たようで、この『レフティやすおの作文工房』の入りもよくなっています。


「読書感想文」「○○の感想文」といったキーワードでの訪問者が増えています。


はっきり言って、読書というものは、<季節>が来たから読むものではない、日々の習慣として身につけるべきものと思っています。


感想文というのも、本来は何が目的であったかということを考えて、取り組んで欲しいと思います。



―といったところで、本題へ。


今月のメルマガから、この月の半ばの<読書エッセイ>編では、「私の読書論」の振り出しに戻して、「なぜ読書が必要か」について書くことにしています。


その第一回として、


 ▼なぜ私が語るのか

 ▼なぜ読書が必要か


についてその大本の精神について述べました。



次回からは、もう少し具体的に、もっと現実的・即物的な読書の効用について語ります。


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★「レフティやすおの楽しい読書」
2009(平成21)年4月号(No.16)-090430-私の読書論―その1―読書の三種類
2009(平成21)年5月15日号(No.17)-090515-私の読書論―その2―読書の三種類(続)
2009(平成21)年6月15日号(No.19)-090615-私の読書論―その3―読書の三種類(続)
2009(平成21)年7月15日号(No.21)-090715-私の読書論―その4―読書の三種類(続)


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※ 2009年の「楽しい読書」別冊編集後記:
2009.7.31
『十五少年漂流記』夏の文庫100冊から―第22号「楽しい読書」別冊編集後記

2009.7.15
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2009.6.15
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2009.5.15
私の読書論~その2―読書の三種類(続)―第17号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.4.30
私の読書論~その1・読書の三種類―第16号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.3.31
『地底旅行』ジュール・ヴェルヌ<驚異の旅>―第15号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.2.28
『学問のすゝめ』新時代の国民教科書―第14号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.1.31
『失われた世界』英雄的行為としての秘境探検―第13号「楽しい読書」別冊編集後記


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2009年07月31日(金)

『十五少年漂流記』夏の文庫100冊から―第22号「楽しい読書」別冊編集後記

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レフティやすおの作文工房-十五少年漂流記
●レフティやすおの楽しい読書●

2009(平成21)年7月31 号(No.22)-090731-『十五少年漂流記』夏の文庫100冊から http://archive.mag2.com/0000257388/20090731074000000.html


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※「別冊 編集後記」~『レフティやすおの作文工房』~

『十五少年漂流記』夏の文庫100冊から ―第22号「楽しい読書」別冊編集後記


 ・・・


今年も夏の文庫各社100冊フェアから、古典作品を選んで紹介しています。


今年はヴェルヌ『十五少年漂流記』が二つの文庫に選ばれています。

これを取りあげました。


この作品はまさに「夏休みの少年たちを描いた作品」ということで、新潮文庫のほうでは、ほぼ毎年のように選ばれている数少ない海外作家の名作の一つです。


今年は、集英社文庫も加わり、選択の幅ができました。


この作品は、本国や欧米諸国ではヴェルヌの他の名作と比較した場合、格下のような扱いといわれていますが、わが国では明治の初期、『十五少年漂流記』の題名で、森田思軒により英語からの重訳で紹介されたといわれ、それ以後、児童文学の名作として名高いものがあります。



この森田思軒訳について、旺文社文庫版の巻末に収録された、木村毅(きむら・き)氏のエッセイ「「十五少年」の思い出」には面白い訳語が紹介されています。


その一つに「好朝、君よ」があります。

英語からの重訳であるといえば、おおよそ予測はつくと思います。

そうです。

「Good morning, Sir!」の直訳です。



欧米での評価云々はともかく、日本では名高い名作であり、しかもその期待を決して裏切らない物語です。


実際にこの作品を下敷きにしたと思われる作品が幾つも出ています。


その一つは、これも集英社文庫の夏の100冊『ナツイチ』に選ばれている、ノーベル文学賞受賞作家、ウィリアム・ゴールディング/著『蝿の王』(平井正穂/訳 改訂新版 2009)です。


こちらはヴェルヌの作品とは違い、子供向けではなく、大人向けの非常に恐ろしい人間性を描いたお話です。


また、同じく漂流物では、『新潮文庫の100冊』に選ばれている、『無人島に生きる十六人』(須川邦彦/著 2003)は、実際に明治の日本人が体験した実録ものです。


日本の子供たちに勇気と感動を与える、ヴェルヌにも負けないお話です。


 ・・・


今年のラインナップのなかで、わが『楽しい読書』で取りあげた作品としては、サンテグジュペリ/著『星の王子さま』がこれも新潮社集英社から。


他に、ラフカディオ・ハーン/著『怪談・奇談』角川文庫から選ばれています。


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★「レフティやすおの楽しい読書」
2009(平成21)年3月号(No.15)-090331-『地底旅行』ジュール・ヴェルヌ<驚異の旅>

2008(平成20)年4月号(No.4)-080430-星になった少年『星の王子さま』

2009(平成21)年6月30日号(No.20)-090630-『怪談』ラフカディオ・ハーン/小泉八雲

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※ 2009年の「楽しい読書」別冊編集後記:
2009.7.15
読書目的論―何のための読書か:私の読書論その4―第21号「楽しい読書」別冊編集後記

2009.6.30
『怪談』ラフカディオ・ハーン/小泉八雲―第20号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.6.15
読書案内・読書論・読書術の本:私の読書論その3―第19号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.5.31
『自助論』=『西国立志編』元祖自己啓発書―第18号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.5.15
私の読書論~その2―読書の三種類(続)―第17号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.4.30
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2009.3.31
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2009.2.28
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2009.1.31
『失われた世界』英雄的行為としての秘境探検―第13号「楽しい読書」別冊編集後記


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■レフティやすおのもう一つのメルマガ:
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『左利きで生きるには 週刊ヒッキイ』
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2009年07月15日(水)

読書目的論―何のための読書か:私の読書論その4―第21号「楽しい読書」別冊編集後記

テーマ:メルマガを作る

●レフティやすおの楽しい読書●
2009(平成21)年7月15日号(No.21)-090715-私の読書論―その4―読書の三種類(続)
http://archive.mag2.com/0000257388/20090715074000000.html


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※「別冊 編集後記」~『レフティやすおの作文工房』~
2009.7.15 読書目的論―何のための読書か:私の読書論その4
―第21号「楽しい読書」別冊編集後記


 ・・・


さて、今回のメルマガでは、いよいよ現代における三通りの読書法のラスト、三番目を取りあげています。
結論は、読書のイロハが大事ということに落ち着きました。


そこで、なぜ読書が大事か、という、本来の読書論の大本について書いてみます。


「読書目的論―何のための読書か」ということです。


もちろん人によっても違います。

ある人にとっては、本を読むこと自体が楽しみ、という場合があります。
(まあ、これにも考えてみれば、様々な理由が上げられるわけですが。)


あるいは、読書によって勉強するという人もいます。
(学校で学ぶ機会のなった人、あるいは学び損ねた人などがそれに当たるでしょうか。)


読書で儲けたい人もいるでしょう。


これにはちょっと説明が必要かもしれませんが、身近な例ではネットのアフィリエイトを利用する等です。

もちろん、本を書くという直接的な方法もあります。


しかしそれよりも、読書で得た知識を利用して仕事で成功するという、自己啓発的な利用法です。


とにかく、様々な理由により、人は本を読むのです。

そして、その目的により、本の読み方も自ずから変わって来るということです。


ではいずれ、この辺も含めて本誌のほうで説明することになるでしょう。

次回からの「読書のイロハ」にご期待ください。



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★「レフティやすおの楽しい読書」
2009(平成21)年4月号(No.16)-090430-私の読書論―その1―読書の三種類
2009(平成21)年5月15日号(No.17)-090515-私の読書論―その2―読書の三種類(続)
2009(平成21)年6月15日号(No.19)-090615-私の読書論―その3―読書の三種類(続)


*『レフティやすおの本屋』支店「新書でプチ教養」
 「読書術・読書法」 の棚

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※ 2009年の「楽しい読書」別冊編集後記:
2009.6.30
『怪談』ラフカディオ・ハーン/小泉八雲―第20号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.6.15
読書案内・読書論・読書術の本:私の読書論その3―第19号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.5.31
『自助論』=『西国立志編』元祖自己啓発書―第18号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.5.15
私の読書論~その2―読書の三種類(続)―第17号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.4.30
私の読書論~その1・読書の三種類―第16号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.3.31
『地底旅行』ジュール・ヴェルヌ<驚異の旅>―第15号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.2.28
『学問のすゝめ』新時代の国民教科書―第14号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.1.31
『失われた世界』英雄的行為としての秘境探検―第13号「楽しい読書」別冊編集後記


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『左組通信』「左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii」のページ

2009年06月30日(火)

『怪談』ラフカディオ・ハーン/小泉八雲―第20号「楽しい読書」別冊編集後記

テーマ:メルマガを作る

『レフティやすおの楽しい読書』2009(平成21)年6月30日号(No.20)-090630-
『怪談』ラフカディオ・ハーン/小泉八雲
http://archive.mag2.com/0000257388/20090630075000000.html


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私が怪奇・恐怖・幻想小説を好むようになったのは、小学生時代に読んだお子様版の『雨月物語』が非常に面白かったからでした。


なかでも最初は、『怪談』にも再話されている、「夢応の鯉魚」の夢話のような作品が好きになりました。


その後は大人になるにつれて、男女の物語、中でも「蛇性の婬」を好むようになりました。
(『雨月物語』についてはまたいずれ書くつもりです。)


また、私が中高生時代には、ハーンの『怪談』は、英語の教科書や副読本として、多く採用されていました。


このことは、国際弁護士・湯浅卓訳『新訳 怪談 美しく切なくも儚い日本の不思議な物語』(PHP研究所)の巻末解説のなかでもふれられています。


そういうことも少しは影響していたかもしれません。


しかし、とにかく、私は怖いお話が好きだったのです。


そして、短いお話が体力的にも気力的にも自分に向いていたのです。


当時の私はもっぱら、以前このメルマガでも紹介しましたように、『トム・ソーヤーの冒険』や『宝島』、ヴェルヌやドイルのSFなどの冒険活劇的な長編小説か、芥川龍之介やこの『怪談』に見られるような短編小説しか読めませんでした。


そんな状況の中でも、この角川文庫版『怪談・奇談』は、どこかで聴いた話を中心に、ハーンの芸術的な技巧の冴えを見せる、名作ぞろいと感じられました。


元のお話もきっとこういうものだろう、と思っていたのでした。

でも今回、元の作品のいくつかに目を通し、実際にはそういうものではなかった、と知りました。


あくまでも素材的なものにすぎなかったのだと知り、意外な感じもありました。


実際には、ハーンの創作と呼んでもいいものもあるのです。
より正確に言えば、妻セツとの合作でもあったのかも知れません


その後長い小説も読めるようになった私ですが、どこかに短編小説を愛好する傾向は抜けないようです。


それもすべて、この『怪談』に代表されるような、優れた怪奇小説の影響かもしれません。



*『レフティやすおの本屋』支店「海外名作文学館」

「ラフカディオ・ハーン/小泉八雲」 の棚

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※ 2009年の「楽しい読書」別冊編集後記:

2009.6.15

読書案内・読書論・読書術の本:私の読書論その3―第19号「楽しい読書」別冊編集後記

2009.5.31

『自助論』=『西国立志編』元祖自己啓発書―第18号「楽しい読書」別冊編集後記

2009.5.15

私の読書論~その2―読書の三種類(続)―第17号「楽しい読書」別冊編集後記

2009.4.30

私の読書論~その1・読書の三種類―第16号「楽しい読書」別冊編集後記

2009.3.31

『地底旅行』ジュール・ヴェルヌ<驚異の旅>―第15号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.2.28
『学問のすゝめ』新時代の国民教科書―第14号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.1.31
『失われた世界』英雄的行為としての秘境探検―第13号「楽しい読書」別冊編集後記


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2009年06月15日(月)

読書案内・読書論・読書術の本:私の読書論その3―第19号「楽しい読書」別冊編集後記

テーマ:メルマガを作る

レフティやすおの楽しい読書
2009(平成21)年6月15日号(No.19)-090615-私の読書論―その3―読書の三種類(続)
http://archive.mag2.com/0000257388/20090615220000000.html


「別冊 編集後記」~『レフティやすおの作文工房』~
2009.6.15 読書案内・読書論・読書術の本:私の読書論その3―第19号「楽しい読書」別冊編集後記


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読書に関する本といいますと、次の三種類に分けられるでしょう。


1)読書案内こんな本がありまっせ、こんな本を読まはったらよろしおまっせ、という本の紹介


2)読書論読書ちゅうのはなんだんねん、読書の意義ちゅうのは、なんで本読まなあかんのん、といった読書そのものについて考察するもの


3)読書術
本はどないなふうに読むんやろか、どの辺をどないに拾うて読んだら役に立つんやろか、効率がええんやろか、といった本の読み方の具体的な方法について教えてくれるもの



これを、以前紹介しました読書の三種類に当てはめますと、


1.イ 一)1.イ 一)楽しみとしての読書
 →「文芸書」を読むときの読書
 → 感じる読書 → 暇つぶしの読書
2.ロ―A 二)学びとしての読書
 → 基礎的教養を身につける、考える力をつける読書
 → 「教養書」を読むときの読書
 → 考える読書 → 本当の読書
3.ロ―B 三)学びとしての読書
 → 実用的知識を身につける、情報収集としての読書
 → 「実用書」を読むときの読書
 → 知る読書 → 必要を満たす読書


1)読書案内 は、


 1.イ 一)楽しみとしての読書
  →「文芸書」を読むときの読書
  → 感じる読書 → 暇つぶしの読書


2)読書論 は、


 2.ロ―A 二)学びとしての読書
  → 基礎的教養を身につける、考える力をつける読書
  → 「教養書」を読むときの読書
  → 考える読書 → 本当の読書


3)読書術 は、


 3.ロ―B 三)学びとしての読書
  → 実用的知識を身につける、情報収集としての読書
  → 「実用書」を読むときの読書
  → 知る読書 → 必要を満たす読書


に該当するでしょう。


では、読書案内・読書術・読書論、それぞれを代表するものとしてどういうものがあるのでしょうか。


「1)読書案内」の代表としては、サマセット・モームにズバリ『読書案内』という本があります。


他にも分野別に様々な読書案内本が出ています。
日本海外など古典の案内、児童向けの本の案内、ジャンル小説の案内、実用書の案内などなど…。


「3)読書術」の代表は、いつもメルマガで挙げている『本を読む本』『現代読書法』などがあります。


昔はありそうで意外に出ていなかったのでは、と思われます。
探してみると、案外見つからないのです。


大体において最近のもの、情報処理術としての読書の本が出て来るようになってからのような気がします。



では、「2)読書論」の代表としてはどういうものがあるのでしょうか。


ショウペンハウエル『読書について』などはそういう一つかもしれません。

これは古今東西色々と見つかるように思います。



こういう風に見てきますと、読書についての本といいましても、昔からよく見かけるのは、「1」と「2」の本。


すると、「3」は最近の読み方を紹介するものといえるのかもしれません。


今私が一番気になるのも、実はこの「3」系統の本についてなのです。


そして、そういう読み方がもてはやされる状況に少し不安を持っている、というのが、私の現在の心境でもあるのです。


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★「レフティやすおの楽しい読書」
2009(平成21)年4月号(No.16)-090430-私の読書論―その1―読書の三種類
http://archive.mag2.com/0000257388/20090430074500000.html
2009(平成21)年5月15号(No.17)-090515-私の読書論―その2―読書の三種類(続)
http://archive.mag2.com/0000257388/20090515074500001.html

*『レフティやすおの本屋』支店「新書でプチ教養」
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※ 2009年の「楽しい読書」別冊編集後記:

2009.5.31

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私の読書論~その2―読書の三種類(続)―第17号「楽しい読書」別冊編集後記

2009.4.30

私の読書論~その1・読書の三種類―第16号「楽しい読書」別冊編集後記

2009.3.31

『地底旅行』ジュール・ヴェルヌ<驚異の旅>―第15号「楽しい読書」別冊編集後記
2009.2.28
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2009年06月04日(木)

北杜夫著『船乗りクプクプの冒険』集英社文庫新装版で復刊

テーマ:【レフティやすおの読書室】


レフティやすおの作文工房-船乗りクプクプの冒険
実は、先日この本の昔の版を古本屋さんの100円のワゴンで見つけ買ったばかりでした。


最近は北さんの本を全く買っていませんでした。

作品もほとんど読んでいない状況です。


それなのにどうしてまた、この本を買う気になったかといいますと、そのまた少し前に、文春文庫 『怪盗ジバコ〈新装版〉』(「快盗」ジバコじゃなかったっけ?)が再刊されていたの を目にし、懐かしく思ったからでした。


『ジバコ』は、北さんの数ある“軽小説”―ユーモア小説の一つであり、そのまたベスト・スリーに入るものでしょう。


で、ベスト・スリーの一番の作品こそ、この『クプクプ』なのです。(ちなみに、もう一つは『さびしい王様』です。)


それで、もし見つけたら欲しいなあ、と思っていたのでした。


まさかこんなに早々と復刊するなんて!



でも、私の買った古本は、ヒサ・クニヒコ氏のイラストがカバーの本で、これは大のお気に入りです。(画像左、右は新刊の新聞広告)


今度の方・荒川良二氏のイラストも可愛いのですが、やはり私には、あの『さびしい王様』のヒサさ んのイラストがいいですね。

もちろん本文イラストもヒサさんが描いているのです。


今回のものには、本文挿絵がありません。

非常に、残念です。


私が昔持っていたのは、確か角川文庫版でした。

そのカバー・イラストは、お魚が海上を跳びはねているイラストだったように記憶しています。


著者自身が「キタ・モリオ」として登場し、無責任な?この作家の書いた本(『船乗りクプクプの冒険』)の世界に読者だった少年が入り込んでしまい、冒険が始まるという奇想天外なファンタジー。


その昔一世を風靡したテレビ人形劇『ひょっこりひょうたん島』の元ネタにもなったといわれるチョー名作です。


それなのに、手放してしまいました。

そのときの事情です。


手放したときは、きっと他にもっとスゴイと思う本があって、そちらを手元に置いておくために処分せざるをえなかったのでしょう。



今でも私の手元における本の総容量は、横に並べて「15メートル程度」が限度です。


文庫本で平均1メートルに付き50冊として、750冊。

四六版単行本で1メートル35冊、525冊。

平均40冊強として、600冊超というところです。


今までに買った本は千冊超。

400冊あまりは処分したことになります。


そのうちの1冊だったのです。


でもこの頃、昔持っていた本を(版は異なってはいても)買い直すようになっています。

本当に手元に置いておきたい本が、わかってきたのでしょうか。

単なるノスタルジアではないように思います。



まあ、そんなこんなです。


この本がハリー・ポッターを読んでいるような若い世代の人にどのように受け取られるのか、ちょっと楽しみです。


日本にもこういうSFっポイユーモア・ファンタジーを書く人がいたのだと、改めて北さんが見直さ れるのを期待しています。


でね、この人は、「どくとるマンボウ」シリーズというユーモア・エッセイの書き手でもあり、短編「夜と霧 の隅で」、長編『幽霊』『楡家の人々』等々といった純文学の書き手でもある、スゴイ人なのです。


怪盗ジバコ〈新装版〉 (文春文庫)

船乗りクプクプの冒険 (集英社文庫)

※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より「北杜夫著『船乗りクプクプの冒険』集英社文庫新装版で復刊」 を転載したものです。

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