日本でもお子様からお年を召された方までミートボールは大人気ですよね。
それはここオーストラリアでも同じ。
いやいやもっと言うと、世界中で愛されている料理の1つです。
一口でミートボールと言っても、
ビーフ、ポーク、ラム、チキン、ターキーなどお肉を変えるだけで全く違ったお味に仕上がるし、
使うハーブや野菜、調味料を代えるだけで、味の深みが変わってきます。
日本でつなぎに使うパン粉も、国によって牛乳にひたしたパンやクラッカーを崩して使ったり。
組み合わせを変えれば、作り方は100万通りにもなります。
さて今日は世界ミートボール巡り
Kofta(コフタ)
今ではバルカンやモロッコ、トルコ、アラブ、イラン、インドやバングラディッシュまで広く見られるミートボール。モロッコでは特にラム肉を使うことが多く、パプリカやクミンなどのスパイスを使い、スパイシーなトマトソースで食べることも多い。
また、バングラディッシュでは魚が生活のメインであり、魚をすり身にして、とうがらしやにんにく、クミンやターメリックなどのスパイスを使う。
Albondigas(アルボンディガス)
スペインのミートボール。スペインのタパスメニューには必ずと言っていいほどある。
子牛や豚肉を使って作られ、トマトソースからアーモンドソースまで、様々なソースと供に。
メキシコではChipotle(チポトレ)と呼ばれるスパイスのソースをつけて食べる。
Faggots(ファゴット)
イギリス。豚肉とレバーや腎臓、心臓といった内臓部分を合わせて作ったミートボール。
オーブンで調理され、マッシュポテトや、グリーンピースなどの豆類と、グレービーソースで。
Frikadeller(フリカデラー)
デンマークでもっとも人気の高い料理の1つ。豚肉で作られ、フライパンで焼く小さめのミートボール。オープンサンドイッチとしてパンの上にのせることが多い。
または、ポテトやキャベツ、グレービーソースと。
Kottbullar(コトブラー)
豚肉と牛肉の合い挽きで作るスウェーデンのミートボール。グレービーソースにからませてあるのが一般的で、Lingonberryと呼ばれるベリーのジャムと、茹でじゃがいも、きゅうりと一緒に出されるのが伝統的。
Bitterballen(ビターバレン)
バーのスナックとしても人気のパン粉をつけて揚げるオランダのミートボール。ミートボールのタネにグレービーソースが入っているので、外側の衣のサクサクと、内側の滑らかでリッチな食感を同時に楽しむことができる。
Bakso(バクソ)
インドネシア。伝統的には牛肉と魚を使ったミートボール。鶏肉や豚肉も使われることがあるが、小さめで、スープやお米の麺と供に出される。
Tsukune(ツクネ)
日本!ハリのある噛み応えでグリルで炭火焼が伝統。鶏肉で作られ、甘めの醤油ベースのソースをつけながら焼く。
まだまだありますが、ざっと並べただけでこんなにもいろんなミートボールがあるんですねー。
みなさんのお気に入りはどのミートボールでしたか
レシピ ミートボールスパゲティ(4-6人分)
Ingredients
☆ローズマリーまたはドライローズマリー..........大さじ1
☆パン粉..........100g
☆フレンチマスタード..........大さじ2
☆合い挽き肉..........500g
☆ドライオレガノ..........大さじ1
☆卵..........1個
☆塩..........適量
☆こしょう..........適量
オリーブオイル..........大さじ1-2
バジル..........1束
たまねぎ..........1個
にんにく..........2片
マッシュルーム..........80g
とうがらしまたはドライチリ..........大さじ1/2
トマトの水煮缶またはトマト...........400g x 2
バルサミコ酢..........大さじ2
スパゲティ..........400g
パルメザンチーズ..........お好きなだけ
Method
①ボウルに☆の材料を全て入れ、少し粘りが出るまで手でこねる。
パルメザンチーズとバジルのトッピングでどうぞ。
ハーブのきいたミートボールがとってもやわらかくて味があります
余談ですが、イタリアのママさん達は、ミートボールにつなぎとしてかなり多めのパンを入れるらしいですよー。イタリアではパンは日常的にいつも常備されているし、パンをたくさん入れることのよってお肉少なめでもやわらかくておいしいミートボールができるからだそうです。
節約の心得はどこの国も同じですね