るーちゃんのブログ

る・ひまわりオフィシャルブログです


テーマ:
本当にラストになる「る・フェア」イベント。


「矢崎さんはいられま~す」

の声に

「ひ~ろし!!ひろし~~!!」

と叫ぶ三上座長。
やっぱりぺたぺたと矢崎座長に触れ

「ひろしだ~、本物だ~」

と言っていました。

「何、なんなの?どうしたの??」

と、目をぱちくりする矢崎座長。

「ごめん、かるしゅー…」
「いらないから!!」

矢崎座長のかぶせ突っ込み

「ひろし、元気? ひろしこないだの留守電何?ひろし!ゲームやってる?ひろし!」

やつぎばやに質問をたたみかける三上座長に
途中から無視を決め込むことにしたらしい矢崎座長。
それでも質問はやむことはありませんでした。




その後、カフェのメンテナンスに行かれた三上座長。
ついていかれた矢崎座長。





そして、るフェアをご覧に兼崎さんがいらっしゃいました。
差し入れいただきました。ごちそうさまです。




さて。

実は今回の上映登壇。
毛利さんが、ある物語を書き下ろして下さいました。

こちらにも掲載させていただきます。

その後の物語。







海尊
   季節が巡るたびに思い出す風景がある。
あの日、あの時の舞い散る桜。…あの人の笑顔。
あれから、100回、200回…。800回、桜は咲いては散ってい
    った。

海尊が本を広げる。

海尊
   あれから800年。
私はこの国の統治者の前に現れ、義経君のことを話し続けた。
義経君が何を求め、何故死んだのか。
それでも、歴史は繰り返す。幾度かの戦争。たくさんの悲しい出来事。
その度に、血は流れ、親子・兄弟・仲間同士が傷つけ合う。
   私は自分の無力さに…絶望する。
もうやめよう。暗い海の底に沈んで、光の無い世界で心を閉ざそう。
そうすることでしか果てない時間の牢獄から抜け出すことはできない。
時は平成の世。満開の桜の下で私はそう決心した…。
そんな時だった。
私は桜の下で倒れている一人の青年に出会った。

青年、現れる。

青年 「…お腹が減った」
海尊 「…義経君」

Mイン。

青年 「食べ物を…。お腹が減って動けない…」
海尊 「ちょ、ちょっと待ってて」
私は食べ物を探しにコンビニに走ろうとした。
青年 「あ、ちょっと待って。そっちに行くとセブンしかない。あっちに行けばローソンがある。からあげクンがいい」
海尊 「え?からあげクン」
青年 「(消え入る声)から…あげ…君」
海尊 「分かった」
青年 「レッド。…3つ」
海尊 「おお、おう。レッド。三つね」
 私はローソンに駆け出した。
輪廻転生。不老不死になってみて分かった。そんなものが無いということを。この長い時間で生まれ変わった誰かにあったことなんてないから。
良く似てる誰かだ。良く似てる…誰か。
青年 「ふう…。やっぱりレッドはすきっぱらに効くね。今度から普通の奴にしよう。ありがとう助かったよ」
海尊 「…いや。どういたしまして」
青年 「三日も食べてなくてさ」
海尊 「三日も?」
青年 「桜の下でいろいろ考えてたら…わかんなくなって。気がついたら三日も」
海尊 そんなに何を考えていたの。
青年 うーん。…自分になんの価値があるんだろうって。
海尊 「……」
青年 「どうしたの?顔になんかついてる?」
海尊 「…なんでもない。…ちょっと知ってる人に似てたから。で、その答えはでたの?」
青年 「ぜんぜん。わかんない。無職だし。学歴低いし。すぐにバイト、クビになるし」
海尊 「たとえば!すごい血を引いてるとか!」
青年 「え、どうしたの?すごいテンションで?」
海尊 「ごめん。で、どうなの」
青年 「いやあ。お父ちゃんは普通のサラリーマン。お母ちゃんは専業主婦」
海尊 「じゃあ。すごい兄弟がいるとか」
青年 「一人っ子」
海尊 「…」
青年 「なんでそこで黙り込むの?」
海尊 「いや。なんでもないよ」
青年 「名前は?」
海尊 「…海尊」
青年 「海草」
海尊 「海草じゃない。海尊」
青年 「変わった名前だね。じゃあ。海尊君。からあげクンのお礼に海尊君の悩みを聞いてあげる」
海尊 「悩み」
青年 「そう悩み。なんでもいいから相談してごらんよ」
海尊 「…」
青年 「何にもないの?なんかあるでしょ」
海尊 「ある」
青年 「聞かせてよ」
海尊 「…死にたい」
青年 「死にたいって、物騒だな。なんかあったの。振られたとか?」
海尊 「そうじゃない」
青年 「事業に失敗して借金とか?」
海尊 「そうじゃない」
青年 「なんで?」
海尊 「死ねないから。…死にたい」
青年 「……」
海尊 「お願いがある。もう許してほしい。800年も頑張ったんだ。だからもう」
青年 「……」
海尊 「…訳の分からないことを言って申し訳ない。とにかく自分に価値がないなんて思わないでほしい。いつかきっとやるべきことが見つかるから。じゃあ。また…」
青年 「死んじゃだめだよ。海尊君」

Mイン。

青年 「価値がない人間なんていないんだろ?」
海尊 「いない」
青年 「君が死んだら悲しむ人いるだろ?」
海尊 「誰もいない」
青年 「だったら僕が悲しむ」
海尊 「…」
青年 「あっ。見つけた」
海尊 「何を見つけたのですか?」
青年 「僕の生きる価値。…君が死んだら悲しむ人間になる。それが僕の生きる価値だ」
海尊 「…」
青年 「どうしたの?」
海尊 「ありがとうございます。では、あなたも私の生きる価値になってもらえませんか?」
青年 「わかった。何をすればいい?」
海尊 「そうですね。例えば…この国の総理大臣になるとか」
青年 「僕が?総理大臣に?」
海尊 「そうです。みんなに生きる価値を与えることできる国を作ってください」
青年 「無理だよ。学もないし、ただのプー太郎だし」
海尊 「出来ます。もちろん。ただの夢物語に聞こえるかもしれません。でも、私は全力を尽くします!私の生きる価値、生きてきた価値をすべてを賭けます!」
青年 「…分かった。面白そうだよね。海尊君に任せるよ」
海尊 「ありがとうございます」
青年 「まずは何からしたらいい?」
海尊 「私の話を聞いていただけますか?」
青年 「どんな話?」
海尊 「源氏の御曹司の物語にございます」
青年 「源氏の御曹司?」
海尊 「人を信じ、兄を信じ、仲間を信じ。愛を求めたお方の物語。まことに弱きお方の物語にございます」




ご来場、ありがとうございました!
AD
いいね!した人  |  コメント(4)  |  リブログ(0)

るーちゃんさんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。