こんにちは、kamaです。
今年はアメリカに取り非常に重要な年、来る11月6日には大統領選挙が行われます。
現在その前段階として共和党の大統領候補者選び(民主党はオバマさんが再度出陣!)が行われていますが、つい昨日は日本でも報道があったようにサウスカロライナ州で開催された選挙でニュート・ギングリッチ氏が圧勝!
これで共和党候補は本命ムロニー氏、サントラム氏、大穴ギングリッチ氏、と三つ巴の争いに突入し眼が離せなくなって来ましたヨ。
基本的に政党が候補を決める日本と違い、州知事選や大統領選さえも有権者が直接投票して行われるアメリカの選挙システムは、一般の人に取っても分かり易いし自分の意見が国を創っている自覚と責任が芽生えます。
生活、文化、歴史、経済、宗教それぞれ異なる背景を持つ国民が構成する多民族国家では、結果的には直接投票が国民総意を汲み上げるには最も有効な手段として捉えられ、そして常に変容し続ける継続した姿こそ民主国家のあるべき姿である?
なんてどこかの本で読んだ受け売りかも知れませんが,,,。
いずれにせよ一般市民が自分の意見を持ち声を挙げそして行動できる、市井の人人が自分の国、州、市を造る、このコンセプトがこの国に多くの変革と希望を生んでいるのですね。
さて、そんな今朝LA Timesを読んでいると『マクドナルド出店計画が市をまっぷたつに!』なる記事を発見。
ロサンゼルス北部のLoma Linda 市は、市内全面禁煙、大学病院カフェテリアはベジタリアン、と『え?ここはアメリカ?』と思ってしまうほど健康志向の高い町でして、日本の沖縄、イタリアのサーディニア、コスタリカのニコヤ地方と並び、90歳や100歳の人さえ元気に歩き回る長寿の町、世界4大『Blue Zone』として名が知られているそうです。
不健康の権化たる重量過多国家アメリカ?にこんな町があるなんで意外でしょ?
と言うのも、ロマリンダ市では市民が問題意識を持ち政治に参加、健康な街、安全な街、をモットーに市行政をしっかり握っているからなんですね。市民が一丸にあれば世界に名立たる長寿の町になる事も可能なのです。
そんな町に“あの”マクドナルドが出店計画を発表したものだからもう大変!
『ファストフード店はいらない!』『いやいや食生活の選択権は市民個人に委ねるべき!』とケンケンガクガク、天と地をひっくり返したような大騒ぎとなっており、市議会も頭を悩ませています。
マック側の『朝食メニューにはリンゴやオートミールなど健康的なメニューもご提供します』に対し、反対派は『マクドナルドのヘルシーメニューなんて、タバコに5gのビタミンCを加えるのと同じような事』と一刀両断!
ちなみにロマリンダ市の周囲には既に6件ものマクドナルドが出店しており、ロマリンダ市民が行こうと思えばすぐに行く事もできます。
さて、ここで質問。
皆さん、どう思われますか?
簡単に『分からない』『どうでもいいじゃん』と答えを出す前に一度考えてみて下さいね。
こうして自分の立場と意見を明確にし、分析し考え討論し合う事、答えを導き出す過程を大切にする事にアメリカ人は慣れています。
多分この類の質問は、アメリカでは小学校5年生辺りで出て来る課題かと思いますので、アメリカ人の思考回路を学ぶ上でも頭の体操がてら3分でも良いので考えてみる事をお奨めします。