プエルトプリンセサの超ローカルなBAR
テーマ:フィリピン関連情報マニラ発のフィリピン情報フリーペーパー“フィリピン プライマー”最新号の特集はプエルトプリンセサ!
プエルトプリンセサ特集を勝手に記念して、引き続きこの街のご案内を♪
パラワンのハンドクラフトに魅せられ、何度となく訪れたプエルトプリンセサシティ。
そのハンドクラフトの話はまた違う機会にするとして、今回は地元の人も行かない(!?)ような飲み屋の話を。
数年前のことです。
冒頭に述べたように、パラワンのネイティブが作るハンドクラフトを求めて単身でプエルトプリンセサへやってきた僕は、国際線・成田~セブのフライトでちょっと体調を崩してしまったようでした。
カラカラに乾燥した機内の空気と過剰なエアコンにやられたみたい。
セブで数日過ごし、国内線でプエルトプリンセサに到着するころには熱もある有様。
だけど気分は高揚しているのでボ~ッとする頭ではありますが、早速街中を散策に出かけました。
しばらくして、日本から持ってきた携帯電話がなくなっていることに気付いた僕。
あれっ、確かリュックのこのポケットに入れてたハズなんだけど・・・
クラクラする頭で今までの経緯を振り返ってみます。
あ、あそこでリュックのジッパーを開けたな・・・
数時間前、僕は地元の高校生たちと路上で立ち話をし“こんなハンドクラフト知らないか?”と持参していたアイテムを取り出した時。
確かにリュックの上部にあるポケットを開けた。
その時落としてしまったのだろうか?
とにかくその地点まで戻ってみましたが、その当時最新の“海外でもそのまま使える”という触れ込みの携帯はどこにも見当たりません。
周辺のお店に入り、赤い携帯をこの辺りで落としたんだけど見かけなかった?、と訊ね歩く僕。
親切な人もたくさんいて、僕の代わりにいろいろ訊いてまわってくれたりしました。
中には盗難された携帯はマニラで高く買い取ってくれるというから、友人の空港職員に言って運び出される時に取り返してやる、というおじさんもいたり。
もう諦めよう、そう思った時、ずっと傍らで話をきいていた恰幅のいいおばちゃんが
“ビールでも飲んでいきなよ”と話しかけてきました。
僕が携帯を無くしたと大騒ぎしていたのは彼女のお店のまん前でした。
そうだね、ちょっと飲ませてもらうわ。
ちょうど良かった、クールダウンしよう。
僕は店の中へ入り、ビールを注文しました。
ど~ん、と出てきたレッドホースはアルコールがちょい高めのフィリピンのビールです。
そして、嫌なことを忘れさせてくれるこの豪快な笑顔付!
改めて店内を見渡すと、これでもかというぐらいのローカル具合。
近所に住んでいるという年配の女性も『携帯なくしたんだって?気の毒ねぇ』と参戦。
みんなで飲もうよ、と僕はビールを次々注文していきます。
何か他のものを飲みたかったけど、この店のメニューはレッドホースのみ。
このオバちゃんは80年代に日本で働いていたらしい。
ちょっと待ってて、と小走りで自宅へ戻り古いアルバムを手に戻ってきました。
そこには、四国のある都市での思い出の写真がたくさん。
ボーイフレンドらしき日本人男性とのドライブの写真は中でも一番の思いいれがあるらしく、楽しかった日本での生活を僕に熱く語るのでした。
テンションが上がりきったオバちゃんは日本時代に鍛え上げたであろう歌を堂々と披露。
止まらなくなってしまいました。
ビールをガブガブ飲んだ僕はカウンター越しにいる女店主に尋ねました。
トイレどこ?
そこ。
え?
屋根を突き抜けるように育った大木に適当にビニールカーテンを取り付けただけの大自然風トイレ。
というか、単なる立ちションです。
大の場合は穴でも掘るのでしょうか?
音も漏れまくりですね。
僕は携帯を無くしたことなんて、もうどうでも良くなっていました。
プエルトプリンセサに行ったらまたぜひ立ち寄ってみたいお店。
潰れてなきゃいいのにな。
みなさん、こんなフィリピンパブはいかがですか?(笑)
激安で楽しめて元気になります!(爆)











