こんばんは。今日のタイトルは『指間と趾間の区別』です。
カルテや申し送りノートなどに書かれた、指間と趾間。
割と何気なく読んで、患者さんや利用者さんの状態は
理解できても、指間と趾間の説明できますか?
意外と説明できる人が少なかったので(私の周りで。)
今日のタイトルにしてみました。
″右下肢指間部にびらんあり。白癬傾向。″
″右下肢趾間部にびらんあり。白癬傾向。″
などとカルテに書いたりしますよね?
まぁどっちでも間違いではないのですが、せっかく
この業界にいるのですから、少し専門的に覚えて
おきましょう。
指間は手の場合。趾間は足の場合がいいようです。
足も指間でもいいのですが、″趾″という言葉は
解剖学では″あしゆび″と読みます。
訓読みではありませんよ。訓読みでは″あし″とか
″あと″と読みます。
解剖学では手と足を区別するために手を指間。
足を趾間と言います。
″趾″だけで″あしゆび″と読めるひとはそうざらに
いません。
少し短いですが、今日はこの辺で・・・。