発病した日の記憶 | 病み上がりパパのブログ

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今回は発病した日の記憶です

2013年1月某日未明
トイレで目覚めてベッドの淵に座る
目を開けると景色がおかしい
半年前から時々発生していた目眩がエンドレスで続いてる
体が左に傾いたので手を突こうとすると思った所より
遥か後方についてしまう

何がなんだか分からないけど
自分の体がおかしい
右手は大丈夫
でもトイレに行くのはマズイ

ベッドに横になって妻を呼びながらふとんを叩いて起こしましたが
声がおかしい
なんか声を引きずってしゃべってる
我ながら気持ち悪い声でした

起きてくれた妻に症状を説明しようとしても上手くしゃべれない
救急車お願いだけ伝わりました

約10分後救急車到着
本当は5分ぐらいで来てたらしいですが
道を間違えて5分ほどロス
救急隊員が来てくれた頃には既に眼振が始まっていて
目を開けると気持ち悪かったです

家から救急車内に搬送されてしばらくの間
「今日は何月何日ですか」とか「自分の名前言えますか」
など聞かれました
この時点でもしかして脳梗塞かなと思ったりします
5分ぐらいして受け入れ先が見つかり病院へ搬送されました

生まれて初めて乗る救急車
感想は乗り心地悪い運転荒い(失礼)
でも私のために急いでくれてるので感謝です

病院に到着し救急隊員の方と同じように日にちや名前の質問をされました
始めにCT検査をしました
やはり梗塞箇所があったようで
妻が米粒ぐらいの梗塞があったよって言っていたのを思い出しました

次にMRIです
検査時間は記憶が曖昧ですが1時間ぐらいかかったでしょうか
トイレで目が覚めて今に至るわけですから
トイレに行きたくて検査どころではなかった記憶があります

診断の結果は延髄外側症候群でした
椎骨動脈が左右に分かれている箇所の左側が写真にほぼ写っていません
乖離していると言われました

検査後診察室へ行きここでプチ地獄です
鼻から胃へつながるチューブを入れました
でも簡単には入りません
嚥下機能が停止してるのでチューブを飲み込めないんです
このときに飲み込みが出来ない事実を知りショックを受けます
ショックを受けたのも束の間、先生がムリクリチューブを入れようとします
「ハイ、せーので飲み込んでください」って言われても無理です
左右の鼻からチューブを出し入れして格闘です
15分ぐらい経ったでしょうか
チューブがスッと入りました
喉が動かないはずなのになぜ入ったかは分かりません
喉痛かったです

この後点滴を繋がれ心電図の機器を付けられて病室に運ばれて、その後左足に血栓を防ぐためのウネウネ動くサポーターみたいなものを付けられ初日前半が終わりました