ALL THE OLD PUNX VIDEO

ロックンロール


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昨日から3日間仙台の桜井薬局セントラルホールで公開になったので、早速観てきました。



最初に率直な感想を述べると、実際にBack From The Graveに足を運んだことがなくても純粋に楽しめて、かつ日本特有のガレージシーンがどのように形成されたのか非常に良く分かる映画でした。

俺は2000年のロッケンロー・サミットの動画でバックフロムの存在を知り、そこからキングジョー氏の著書「SOFT HELL!」や「Tsunami Attack」のコンピ、インターネット上の限られた情報から漠然とバックフロムについてある程度は知っていました。
ただその当事者及び関係者が劇中で語る数々の証言こそ間違いなくバックフロムの真実でしょう。映画を観て今まで知らなかったことは沢山あったし、バックフロムを直接体験し、深く関わってきたバンドの映像をじっくり観ることで初めて日本のガレージシーンというものの全貌を掴めたような気がします。



また、Vivian BoysやThe Fadeawaysなど出演しているバンドは知ってるけどバックフロムについて全然知らないという彼女も一緒に観たんですが、単に「ガレージに興味がある」「漠然とガレージが好き」というだけでも十分に楽しめたし、もっとガレージが好きになったと言ってくれました。
また観る前にふと劇場でRockin' Jelly Bean氏のポスターを目にしたことも映画が楽しみになる要因だったようです(笑)。





順次全国公開中というこの映画ですが、もしお住まいの地域で上映が決まったら何としても予定を空けて観に行くことを強くオススメします。
バックフロムを知らなくても、出演するバンドのほとんどを知らなくても、そもそもガレージというジャンルを知らなくても、十分に楽しめる素晴らしい映画です。

そして観た後は、もっとこのシーンについて知りたくなるハズ。30年近くアンダーグラウンドで続いてきたこのシーンは、同じ日本とは思えないくらい刺激的で悪趣味でかっこいい最高のロックンロールカルチャーです。



俺もいつかBack From The Graveを観に行きたいな……。
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ベンジーとチバの対談読みたさに中古で2007年の音楽と人を買いました。

 

ベンジーが「なんでチバは(ミッシェルの曲を)やらんのかな」とよく呟いていたことについて、当時のチバは「やりたくないから」という答えを出してましたが、それから約10年経って再びミッシェルの曲をやるようになった今、チバは「やりたいからやってる」んだなあと思ったり。

去年の音楽と人に載ったインタビューでもその辺チバは語っていましたが、チバもいい意味でオジサンになってきたんだろうなあ。

 

 

 

そんで来週The Birthdayの新譜が出ますが、タイトル曲はともかくカップリングの「木枯らし6号」までMVが作られるとはね。

ちょっと聴いて思ったのは、「COME TOGETHER」以降チバはメロディに重きを置いてしっかりと歌詞を伝えるようになってきたように感じます。っていうのもソレっぽいことを今月のロキノンのインタビューで語ってたからなんですけどね。まあミッシェル時代から「ダニー・ゴー」みたいに歌詞が凄く伝わってメロディも素晴らしい曲は結構ありましたけど、確実に当時の歌い方と今の歌い方は何かしら違ってるだろうから、「チバが今何を歌いたくて、何を伝えたいのか」がここ数年でしっかりと固まって来たんだろうなって思いました。それが去年のバンクロでのミッシェル再演にもつながってる気がするし。

 

 

 

そして俺の話。なんだかんだ言って、結局俺の一番好きなバンドはthee michelle gun elephantであり、The Birthdayだと最近確信しました。あとはROSSO、Midnight Bankrobbers、THE GOLDEN WET FINGERSって結局チバのいるバンドなんだけど、単にチバが好きなだけじゃなくて、チバがこれまで信頼して一緒にやってきたキュウちゃんやイマイさん、アベフトシや中村達也などと一緒に音を出すことで生まれる化学反応が素晴らしいから、最終的にチバのバンドに行き着いてる気がします。

 

そんなハナシ。

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書いては消して、書いては消してを繰り返してましたが、簡潔に書きます。お久しぶりです。



最近ブルースをやたら聴いてます。ストーンズの新譜に影響され、先日読んだ本にも影響され、多くのブルースマンの歌を耳にしました。
そしてロックというものはブルース無くしては誕生し得なかったんだなあと再確認。

俺が好きなロックバンドの共通点は恐らくブルースの影響がハッキリしてることにあると思います。ストーンズやツェッペリンは言うまでもなく、ジャック・ホワイトは特に歴史に葬られていたような非常に古いブルースマンからの影響を公言して、自身のレーベルからリイシューすることで彼らの再評価を後押ししました。俺がサン・ハウスやブラインド・ウィリー・マクテルに辿り着いたのは間違いなくジャックのお陰です。



改めて思うのは、ブルースって本当に奥が深くて、とにかくかっこいい音楽。
しばらくはこの青い海に潜ってたいです。





深く潜ったままでいい?
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最近は新しい音楽を聴くより映画を見る時間の方が多い気がします。



バイトを再開してから常に面白そうな映画の情報を逐一チェックしてるし、毎月映画秘宝を読むようになってとここまで映画に興味がある自分に驚きを隠せません、、、笑

ちなみに今はレポートを進めている一方で町山智浩氏の「トラウマ映画館」なる本を読んでます。特撮のトラウマ回大好きおじさんなのでつい買ってしまいましたが、映画のトラウマ作品も結構面白い。そして怖い……。
個人的なトラウマ映画はダントツで「ダンサー・イン・ザ・ダーク」なんですが、読んでると昔の作品にも非常に強烈なエピソードの作品が多く鑑賞欲を掻き立てられます笑



そんで映画といえば遂に「スターウォーズ」のエピソード7を観ました。
スターウォーズは小学生の頃にエピソード3が公開になって、そのタイミングで地上波なりBSで放送してた過去作を全部観てたので非常に思い入れのある作品です。エピソード3も映画館には行かなかったけど、DVDを借りてきて友達と一緒に3回くらい観たっけな。当時劇中の非常にどうでもいいシーンのモノマネが身内で流行りました。笑

で、久々に作られたエピソード7はディズニー制作だしジョージ・ルーカスが関わってないというのを聞いて敬遠してたんですよ。でもそういう話を周りにしてたら「いや絶対に観るべきだ」と怒られたので(笑)、仕方なく準新作100円で借りれた日に借りて観ました。



感想は、正直微妙、、、笑
いやあくまで個人の感想なので「普通に面白かったじゃん!」という人をわざわざ否定する気はないんですが、なんか予想してた通りディズニー制作だからスケールの大きさは感じましたが、盛り上がりに欠けるし真新しさはあまり感じなかった。
ジョージ・ルーカスが作ったらもっと違う話になったんだろうなと内心残念に思いましたが、でもこの作品はあくまで新3部作の最初ですから、今後どんどん盛り上がってくれることを期待します。

ちなみにこれから観ようと思ってる人は是非一度観てみてくださいね。まさに百聞は一見にしかず、実際に自分の目で確かめましょうネ!



最後に、俺がスターウォーズシリーズよりも好きなSF映画を一つ紹介させてください。

それは「親指ウォーズ」。



……ぶっちゃけるとこれはスターウォーズのB級パロディです笑
とにかくくだらないスターウォーズネタのオンパレードなんですが、尺が短い上ストーリーは割としっかりしてるので何度も観てしまいました、、、笑

「スターウォーズ」全作を観たならきっと笑えます。そしてクセになります。強くオススメはしませんが、気になったら一見してみてください。
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卒論を提出しました。

あといくつかの授業が残っているので、試験なりレポートを済ませれば大学生活も終焉。早いもんです。



あまりにもしばらく時間がないので今後恐らくレビュー記事の更新は一切できないかもですが、こうして時々覗いては駄文を徒然と書くかもしれません。

まあ仕方ないですね。



そんなことよりやっと映画をたくさん観れるぞ、、、笑
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即席レビューのような文章なので通常とは構成を変えてます。



年始に彼女が家族と仙台で買い物した時、試聴した勢いで衝動買いしたというWhitneyなるバンドの「Light Upon The Lake」というアルバム、早速聴かせてもらって即どハマり。

60's風のサイケフォークを土台に、ペット・サウンズ期のビーチ・ボーイズやサージェント・ペパーズ期のビートルズに通じるポップセンスと、ザ・バンドやウィルコに通じる泥臭いカントリー性を掛け合わせたようなサウンドを素朴な音色で演奏した地味だけどじっくり染み渡るアルバム。

調べると元Smith Westernsなるバンド(稚拙ながら存じ上げず)のメンバーが結成したということで比較的ベテランによる作品かと思われますが、
あまりにシンプルなバンドサウンドとポップで美しいメロディにはソングライティングの円熟味を感じ、十分に納得させられました。



最近バイトの都合でSuchmosをやたら聴いてたこともあって、このアルバムは本当にすんなり入って来ました。
肩の力を抜いて味わえる暖かくも爽やかなアコースティックサウンドで、しかし飽きずにジワジワと深みが増してくる。

彼女を介してたまたま見つけたバンドですが、しばらくはこのアルバムばかり聴くかもしれないくらいお気に入りです。
昨年半ばに出たアルバムですが年明け早々いい出会いをしました。本当にありがとう。
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飽きましておめでとうございます



新年早々サメ映画のことばかり考えてるん男でございます。

早速本題なんですが、今気づいたら先日紹介させて頂いた映画「Garage Rockin' Craze」の公式FBに当ブログをシェアして頂いてました。

こんな稚拙な文章ばかりで誰も見てないようなブログをわざわざ取り上げて頂き、こちらこそ恐れ多い気持ちでいっぱいです。
(しかも最近ほとんどブログ動かしてないし、、、)



そんなわけで、改めて映画「Garage Rockin' Craze」、俺は東北在住の学生なので劇場に観に行けませんが、DVDなどで何としても絶対鑑賞させて頂きます!

最近マジで初夢に出るくらいシャークネードくらいしか映画観てないんだけど、とにかく公開を心から楽しみにしています!!!
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就活が終わったタイミングで、短い間昔いたバイト先でまた働くことになりました。

というのも今から新しくバイト先探しても仕事覚えるまで時間かかるなら元々やってた仕事の方がすぐ馴染めるからという理由ですが笑笑



そんなわけで、夏休みにニコニコ動画でゆっくりクソ映画レビューシリーズ全て見たことも影響して、バイト再開してからサメ映画を見る機会が増えました笑
昔は名作ばかり見てた人間なんですけどね、ゼミで見た「アイアン・スカイ」のせいで嗜好がバカ映画に向いてしまったのです、、、



稀代の名作「ジョーズ」(ちなみに見たことない笑)以降あまりに増えすぎたサメ映画、「ディープ・ブルー」や「ロスト・バケーション」のようなフォロワー的名作もありますが大半はどうしようもなく酷いクソ映画です(詳しくは上記の動画投稿者の知的風ハットさんの動画やブログ、ツイッターを参照ください)。

ただあまりにぶっ飛んだ設定から人気が出てシリーズ化した2つの作品があまりにも面白いので、俺からも紹介させて頂きます。笑



まず「シャークトパス」。
1作目は設定のインパクトありきで内容はそこまで面白くない印象なんですが、2作目「シャークトパスVSプテラクーダ」から人気で予算が増えたのか、前作を踏襲しつつしっかり作られた脚本でSFバカ映画として普通に見れる作品になってます。

そして俺が一番好きなのは3作目の「シャークトパスVS狼鯨」。
狼鯨というネーミングだけでヤバいですが笑、全体的にコメディ路線になっていてひたすら笑える映画です。シャークトパスが登場人物をツイッターでフォローしてたり、ヴードゥー教の教祖が呪術でシャークトパスを支配しようとしたり、主人公が酔拳で戦いだしたりとネタの宝庫っぷりに脱力しっぱなし。しかもイギー・ポップがさりげなくカメオ出演してます(これはマジで驚いた笑)。

なんとなくで見始めたシャークトパスシリーズですが、回を増すごとに面白くなっているので果たして4作目が作られるのか期待しています。





そして今恐らくサメ映画の中で最も人気のあるシリーズが「シャークネード」でしょう。
上記の知的風ハットさんがあまりに絶賛してるのでどうなんだろうといきなり3作目から見たんですが、これは人気があるのも納得なくらいちゃんと面白いシリーズです。

まず1作目はやはり低予算で作られたのが見え見えで色々とツッコミどころありますが、既に主人公フィンが最強だったりとシリーズの核となる部分はここでしっかり築かれています。

2作目はシャークトパス同様人気から予算が増え、映像がチープなのは変わりませんがそれでも一般的なSF映画レベルのクオリティまで内容が充実しています。
特に1作目ではモブキャラ扱いだった妻のエイプリルが物語の中心を担うようになり、今後の展開にも深く関わるようになります。

そして在庫の都合上俺が初めて見た3作目では前2作での栄光を大統領に称えられていたフィンは、その場で襲撃してきたシャークネードを大統領と共に応戦(大統領が強い!笑)。
更に1作目でフィンの相棒だったノヴァが再び相棒として付き、しかもフィンの父親が宇宙飛行士という設定からストーリーが宇宙規模に発展するなどアホみたいな展開でシャークネード自体初見の俺にはとにかくインパクト強大でした。笑

最後に最新作の4作目は冒頭からスターウォーズのパロディで始まるなどバカっぷりは相変わらずで、1作目と3作目でエイプリルの付き人扱いだった長女クラウディアがノヴァに代わりフィンの相棒として戦い(しかも強い!笑)、1作目以降出番のなかった長男マットもいつの間にか結婚していた妻を連れて再登場(今作は彼らも戦います笑)。
そして前作ラストで生死不明となったエイプリルが超能力を持ったサイボーグとして復活(もう訳がわからん笑)!
フィンはともかく妻子まで最強となったシェパード一家の健闘に、前作ラストで生まれた幼い次男ギルもチェーンソーを掲げるなど次作に期待のかかる展開となりました。

「シャークネード」はとにかくシリーズ一貫してバカっぷりを追求していて、話を追うごとに一家が強くなってくホームドラマ(?)なので1作目から全部見ることをオススメします。
そして恐らくこの流れだと普通に5作目も作られるハズ。めちゃくちゃ楽しみにしています!!!



若干のネタバレを含んでいますが、俺が一瞬でハマってしまったサメ映画、特に「シャークネード」はとにかく面白いので気になったら是非見て欲しいです〜〜!
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学生という身分柄あまり積極的に新譜を買えない立場にありますが、それでも今年は名作が多かった気がします。それでも世間的には評価が高いながらも俺はまだ聴けてないっていう音源も多いですが、、、



そんな訳で今年も勝手に自己流の年間ベストを決めていく企画やります。
上に述べた通り、あまり多く新譜を聴けてない状況なので今年は止むを得ずトップ5の紹介とさせて頂きます。。。



1位はIggy Pop「Post Pop Depression」。

俺がリアルタイムで聴いたイギーの作品はこれが初めてだったのですが、正直2016年のベスト作はこのアルバムだと決まってました。
かつての名盤「Lust For Life」の続編を意識しつつ、天才Josh Hommeの手腕によって単なる焼き直しとはならずロックの歴史に新たな1ページを刻んだ傑作。

イギー自身は今作が最後だと言っているようですが、コレを聴いて彼がまだまだくたばるような男じゃないなと確信させられました。
ドラッグ中毒や低迷、そして近年の相次ぐ仲間の死を乗り越えて生き続けるイギー。彼はきっとこれからも歌い続けてくれると切実に願っています。



2位はEagulls「Ullages」。

2014年にリリースした1stは同年のベスト作として個人的に挙げていましたが、ぶっちゃけイギーが新譜を出していなければこのバンドが再び年間1位になってたであろう。そのくらい今作も非常に素晴らしく、1位のイギーと甲乙つけがたいほどの出来栄えでした。
前作では初期衝動に満ちつつUKらしい暗さを醸し出すパンクロックで心を掴まされましたが、この2ndではグッとテンポを落とし、持ち前の暗さを幻想的に昇華したドリームポップへと進化。たった2年でこの急成長ぶりには本当に驚きました。早くも次作がどうなるのか楽しみです。



3位はDavid Bowie「★」。

今年の1月8日、彼の69歳の誕生日にして没日の2日前にリリースされた遺作。
正直なところ俺はボウイについてはあまり聴き込んだファンとは言えません。
それまでは有名な曲を少し知っていた程度で、訃報を受けてから初めて名盤と名高い「Ziggy Stardust」や「Low」などを聴くに至りました。
そして今作も12月に入ってやっと聴けたのですが、何故今作があれほどメディアで大絶賛されたのか、一聴してすぐ理解できました。

ロックはもちろんアンビエントやヒップホップやジャズ、ファンクなど様々なジャンルをミックスした混沌としたサウンドは、幅広いジャンルに手を出してきた過去の全キャリアを総括したようにも感じるし、「これこそがDavid Bowieなるジャンルだ」という宣言にも受け取れる。そして何より、今作をもってDavid Bowieという人物はアーティストとして完成されたように感じました。

思い入れの違い故に3位という順位ですが、今年は1位から3位まで実質同率です。どれも素晴らしいので未聴の方は是非手に取って欲しい。



4位はNECRONOMIDOL「NEMESIS」。

個人的な新人賞は言うまでもなく大好きなネクロ魔へ。BiS解散後カオス化するアイドルシーンに若干飽き始めていた俺にとって、ネクロ魔の存在はかなり強烈な印象を与えてくれました。

和製ホラーのドロドロした世界観とクトゥルフ神話の狂気的な世界観や、ブラックメタルやダークウェーブなどの暗い音楽をアイドルに持ち込んだことはかなり画期的で、単なるイロモノ感以上にしっかりと実力を兼ね備えた彼女達はすっかりハロオタと化した俺が再び非ハロのアイドルに注目するキッカケを与えてくれました。

そのネクロ魔が結成2周年を前後してリリースしたベスト的内容の「NEMESIS」は、ブラックメタルというジャンルに疎い俺でも十分楽しめるくらいアイドルソングに仕上げられていますが、全編を通して漂う狂気や不穏さがネクロ魔のコンセプトをしっかりと伝えてくれます。ここまで音楽作品として完成度が高く、感銘を受けたアイドルのアルバムはありません。丸尾末広先生によるジャケット含め、非のつけどころが一切ない傑作。

またこのアルバムの後に出したEP「from chaos born」もビックリするほど完璧に仕上げられた名作。アルバムを経て今のネクロ魔が確実に勢い付いていることを証明する音源となりました。

しかし今年は下半期にメンバーが2人も卒業し、現時点で新メンバーの今泉怜ちゃんを加えた4人編成で活動していますが、早速2017年に新メンバー加入と新曲発表のアナウンスがされています。
海外進出も果たし、5人組グループとして大きく飛躍した充実の2016年を経て、今後も更に目覚ましい成長をしてくれると期待しています。



5位は戸川純 with Vampillia「わたしが鳴こうホトトギス」。

12月に出たばかりのアルバムをランクインさせるのはどうかと個人的に思いましたが、上記のイギー、ボウイ同様リアルタイムで初めて聴いたアルバムにして非常に素晴らしい内容だったため選ばざるを得ませんでした。

「the divine move」で共演したVampilliaと再びタッグを組み、新曲が収められていますが実質セルフカバーアルバム。
彼らの奏でる美しくも狂気的な演奏をバックに、魂を込めた絶唱が全篇に渡って聴くことができる傑作。

正直に言うと戸川さんの歌声は歳か喉の不調による影響か、近年は往年の歌唱力が失われ音痴に聞こえかねないほど衰えてしまったように感じていました。
実際1曲目の「赤い戦車」ではそれまで非常階段との共演などで聞いてきた痛々しい歌声で「ああ、戸川さんはもう全盛期のように歌えないのか」と思ってしまったのですが、2曲目「好き好き大好き」では現在の低い声質を生かしビブラートを交えたテクニカルな歌唱が蘇り、不覚にも感動してしまいました。
「私にはもうこの声でやってくしかない」と言わんばかりに、全盛期ほどの高音は出ないながら再びアクロバティックに歌い上げるボーカル。そして原曲に敬意を払いつつ、敢えてそのイメージをブチ壊すようにカオティックかつ壮大なアレンジを施したVampillia。この両者が合わさったことで戸川純の完全復活を宣言する渾身の作品となったように思います。





<総評>
今年はハロプロのアルバムリリースが殆どなく、The Birthdayも前年に出したアルバムのツアーと次作制作でリリースはシングル1枚だったため、例年のランキング常連が不在だったのは個人的に面白い結果となったように感じます。

2016年は多くのミュージシャンの訃報が相次いだ影響か波乱な一年になった印象を受けますが、ランキングに挙げたネクロ魔の快進撃はもちろん、挙げてないテンテンコのメジャーデビューやベンジーのソロ再始動、Midnight Bankrobbersの復活など個人的に来年への期待がグッと高まる年になったと思います。

俺が好きなバンドもアイドルも、2016年は重要な通過点として2017年に大きく飛躍する年になるのではないかと強く期待しています。
レーベル移籍を経たPASSPO☆のニューアルバム発売も既にアナウンスされてますし、NECRONOMIDOLは年明けに新メンバー加入と新曲発表も行うワンマン開催、そして先述の通りThe Birthdayもアルバムを鋭意制作中とのことで、2016年の余韻に浸りすぎることなく前向きな姿勢で2017年を出迎えたい気持ちでいっぱいです。

ただ遂に俺も来年度から社会人、もう余裕ぶっこいてライブに足を運ぶ機会はガクッと下がることだと思いますが、しっかり音楽を聴く時間も確保したいです。
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01.くるま
02.放課後シンパシー
03.次郎
04.星の電車
05.くるま 〜助手席school〜
06.Good bye, Good girl.
07.流氷のこども

テンテンコの1stミニアルバム。
BiS解散から2年間、ソロアーティストとして地道に活動してきた彼女がメジャーレーベルToy's Factory所属アーティストとして初めてリリースしたCD音源というだけで記念すべきものですが、1期BiSの解散メンバーとして唯一ソロとして活動し続けた2年間の成果が詰まった自信作となっています。

テンテンコさんがソロに転向し、自主制作でCD-Rを出し続けてもう20作に近くなりましたが、それらの音源で見事に発揮された彼女の音楽センスとあどけない声質による可憐な歌が融合したテクノポップの極地が今作でも堪能できます。
しかしただのポップソングに終わらず、アレンジャーにBOREDOMSのEYE氏や七尾旅人氏を迎え、彼女が属するノイズユニットMikaTenでも伺えるアヴァンギャルドさや、緻密に構成された歌モノまで幅広い音楽性を押さえた内容には驚かされました。
これぞテンテンコ!という内容ではないことは本人もインタビューで述べていましたが、BiS時代すら知らないテンテンコ初心者にもすんなり受け入れられる入門作だと思います。



1曲目「くるま」の先制パンチで俺はすっかりノックアウトされました。
元々はガッツリEDMなトラックだったそうですが、BOREDOMSのEYE氏によるアレンジによって非常に変態的な変則ビートの楽曲となっています。
テンテンコさんの歌声をもサンプリングしたトラックはいかにもBOREDOMS的なジャンクさがあり、まさに表題の「工業製品」を体現したような音。かっこいい。

配信限定でメジャーデビューシングルとなった「放課後シンパシー」は、80年代のチープでレトロなテクノポップを現代風に解釈したユニークな曲。
サビの爽快なキャッチーさは結構耳に残ります。

デジタル・クンビアというジャンルらしい「次郎」は演歌とアフリカンなリズムとエレクトロが混ざった非常に独特な楽曲。
個人的に初めて聴いたのは仙台でのリリースイベントの時でしたが、一聴してすぐ好きになってしまいました。リードトラックなのも頷ける、かなり癖になるしハマると踊りたくなるユニークさがいいです。

「Good bye, Good girl.」はソロ活動を開始して初めてリリースしたシングル曲。80年代風のアーバンなテクノサウンドがどこかノスタルジックな感じにさせる、心地いい曲。懐メロっぽいけど新鮮なのが良いです。
シングルとして初めて聴いてから2年近く経つけどいつまでも色あせない気がする。

「流氷のこども」、冷たくてドープな空間が堪らなく気持ちいい。七尾旅人さんは実は全然知らないんですが、この曲の掛け合いを聴くと非常に相性が良くて驚きます。
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