GWに入りましたが、皆さん楽しんでらっしゃいますか?
今、TVのTBSで「未来の日本に伝えたい名曲100選」と言う番組を観ているんですが、懐かしい名曲が次々と聴けて感激してるところです。
昭和生まれなもんで、どストライクなんですね(笑)
ただ、大ベテラン歌手の最近収録した歌唱を聴いていると、音程が不安定になって来ている方もチラホラ。歌メロの最後を締める声を延ばし切るところがフラットしてしまうのが目立ちます。
また、歌メロ全体を全てビブラートをかけて歌っている方もいましたが、これはメロディの良さを殺してしまうと思うんですね…
これらは全て、発声で使うべき筋肉の一部を使い切れておらず、アタッキーに息を吐けていないのが理由の一つと考えられます。
また、年齢を重ねるとブレスも浅くなっていくので、発声に必要な量を吸い切れておらず、吐く時に足りない分を補おうと必要以上に声帯を締め付けて、音程が上がらない事が起因しているのでしょう。
勿論、人間いつかは衰えて行くものなので仕方ないことですが、僕が聴く限りでは普段の体調管理や筋トレルーティンを加えるだけで、でいくらでも以前の歌唱を取り戻せると思います。
僕も20年前の小僧っ子時代の力任せで出していたハイノートを、身体を意識する事によって今の方が楽に出すことが出来ます。
なのでこの番組、楽しむ反面、何か勿体無いなぁという気持ちで観てます。
その中でも、谷村新司さんと渡辺真知子が際立って素晴らしかったです