9月18日(3日目) Conques→Livinhac-le-Haut
かなり前から何度も目がさめていたのだが、周りが起きてごそごそしだした6時半に起床。7時から朝食。パンとコーヒー。
朝からなんと、雨が降っているではないか。
巡礼宿のスタッフのおっちゃんに「今日の天気どうなるか知ってる?」ってきいてみたのだが、「知らん」って。あんまり気にしないのかな。ちょうどそのとき目の前で、昨日の食事のときに言ってたランチ用のピクニックセットの袋詰めをしていたので、まだいけるか聞いてみたらOKとのこと。ひとり分5ユーロだった。けっこうどっしりしていて荷物が重くなったが、あったほうが安心だ。
ついでに今日の宿を予約しておいたほうがいいか聞いてみたら、Livinhacのちょい手前にある巡礼宿を勧められ、ルートも「雨だからこっちのほうがいいよ」とガイドブックの通常ルートとは別の道を説明してくれた(結局この宿もルートも使わなかったのだが)。
そうこうしているうちに、出発する8時ごろには一応雨はほとんどやんでいた。途中で何度かぱらついたので初日からポンチョを使うはめになったが、気温は暑すぎず寒すぎずでちょうどよかった。天気は途中から晴れました。でも今日はずっと風が強くてびょおびょお行ってたなあ。





ちょっと進んでからコンクを振り返る。

本日のルートは、途中にまったくといってよいほど、休憩できそうな手頃な町(ちょっとしたカフェがあったりするような)もなく、山道の上り下りをしながら、小さな集落をときどき通り過ぎるくらいだった。ランチセットをもらっておいて正解だ。
「次に町があったらそこで食べよう」っていいながら歩いてたら、ほかの人たちがみんな道ばたでランチを広げているところに遭遇したので、そこに加わってみた。
ランチセットにはパンが2枚とチーズ、缶詰のサラダ、トマト、シリアルバーが2本入っていた。缶詰のサラダ、開けた瞬間はただのツナみたいで期待してなかったのだが、オリーブとか野菜がミックスされてて期待をうらぎるおいしさだった。これと、パンにチーズをはさんで食べただけなのに、外でピクニックしてるという開放的な雰囲気もあってか、なんだかすごく幸せな気持ちに。すぐそこに牛がいて、トラクターとか通ってるような場所で、自分たちが座ってるところもじつは乾いたあとのウ○コがかもしれないんだけど、そんなこと気にならなくなってしまうものなのです。










午後はアスファルトの道も出てきたが、逆に足に負担がかかって疲れた。山登るのばっかり続くのもしんどいし、草の上を歩くのくらいが一番いい。
15時ごろに、わりと大きなDecazevilleという町に到着。バーに入ってコーラ休憩した。ちょうど今日同じペースで進んでいた人たちも中で休憩中だった。ここまでで約20キロ。この町はホテルなんかもあって泊まる場所は豊富そうだが、私たちは当初の予定どおりあと4キロ先のLivinhacまでもうひとがんばり。今日知り合ったカナダのDavidもそこまで行くようだが、つれのアナベルちゃん、かなり遅れてるのにほったらかしてどんどんひとりで進んでるよ、彼。





16:30にLivinhacに着いた。町に入るあたりから何件かgite(宿)の文字が見えたが、とりあえず中心部までに進んでみた。Gite Communal(公共宿:素泊まりだけど安いし、調理もできる)を見つけたので行ってみたが、もう部屋がいっぱいみたい。ほかの客のおっちゃんたちが、親切に、別のgiteに泊まというマダムたち私たちも連れていくように頼んでくれた。さっそくマダムのひとりが宿に電話して、私たちのベッドも足りる。ことを確認してくれた。みんな親切だなあ。ぞろぞろと5人に付いて紹介された宿ヘ。さっき通りがかったときに、外見で「あまりきれいじゃなさそう」って話してたところだったのだけど、中に入るととてもきれいだった。


さっそく靴を脱いでかばんをおろし、宿のマダムが用意してくれたアップルジュースで喉をうるおし、ひととおりの説明をきいて一人16ユーロの料金を払った。スタンプも押してくれるということで、記念すべき今回1つ目、というところで、なんと、相方が巡礼手帳を忘れたことに気づく。仕方ないので、今回はルーズリーフに押してもらうことにしたようだ。
この宿は夕食は提供してないので、近くのレストランで食べてね、と言われた。案内された部屋のはベッドが5つあったが、実質ほかの客はいなさそうだ。わーい。さっそくシャワーをあびたら、昨日のとこと違ってお湯がばっちり出て幸せ。洗濯もした。洗濯はほんとは隣の建物でやって、外に出て50メートル先に物干し場があると言われたのだが、そんなに量もないし、部屋の洗面台ですませた。

のんびりしてたら突然すごい雨と雷。天気が変わりやすいなあ。夕立的なものだろうか。
1日目にしては疲れは少ないと思う。SKINSがけっこうきいてるのかな。汗かいてもむれる感じもないし、なかなあ快適。しかしやはり足はじんじんする。「休足時間」をはらなくては。
レストランは雨がやんでから19時くらいに行こうか、と話していたのだが、いつのまにか二人とも爆睡してしまい、気づいたのは20時半だった。いまから食べに行くのはちょっと微妙な時間。しかも、体と頭が完全に「このまま寝ていたい」と言っている。結局、そのまま翌朝までがっつり眠ってしまった。たぶん18時ごろからうとうとしてたから、12時間以上は眠ったことになるが、体が求めていたからか、まったく寝すぎた感はなかった。