中華の足跡・改

中国から帰り、北海道に暮らしつつ、台湾とつながる生活。

マジメな話からくだらないネタまで、国籍・ジャンル・多種多様。

いざ、情報発信~!


テーマ:

昨日。


穏やかな日差しとさわやかな微風。

大型連休の初日を狙ったかのような、まさに春の到来を予感させる天気。


そんな天候に誘われるように、突如、一日ツーリングの欲求に襲われる。

慌しく地図を開き、しばしにらめっこした後に、愛車にまたがる。

目指すは、北西――積丹半島だ。


出発したのは、午前10時。

まずは、札幌から北へ向かい、海沿いの道に出る。

そのまま国道5号に乗って、西へ進路をとる。

このあたりはまだ交通量が多いのだが、一時間弱で小樽にたどり着く。

今回は小樽は目的地ではないので、そのまま街を素通りし、さらに西へ。


小樽を過ぎた辺りから、交通量がぐっと減ってくる。

自然、走るのも快適になってくる。

景色も、いい。

右手は常に海をのぞみ、左前方にはうっすらと雪化粧を残した山々が連なっている。

その連山の中でもひときわ背の高い山は、山頂付近の雪がはっきりと残っている。

あれは、どこの山だろう――積丹岳だろうか。


果物で有名な余市という街を過ぎると、いよいよ積丹半島に入る。

進路を、北西にとる。

そのままぐるりと、海沿いにこの半島を周るのだ。

この積丹半島は基本的に山地になっているので、大きな街はない。

海沿いを取り巻く国道に沿って、ところどころに街がひらけている。

その街がとぎれると、とたんに断崖絶壁となり、狭小なトンネルが崖を貫く。

交通量は非常に少なく、信号もほとんどない。

北海道特有の、走りっぱなしコースだ。


道は、時折内地に食い込み、そのときは山道を走ることにもなる。

そうなると、寒い。

山の中は普通に雪が残っていて、感じる空気が違う。

薄着だったわけではないが、完全真冬対応の装備だったわけでもなく、この寒さは少々こたえる。

といっても、どうするわけにもいかないので、前にも後ろにも車の影がないのをいい事に、大声で歌なんぞ歌いながら、疾走を続ける。


やがて、目的地の一つ、積丹岬にたどりついた。

この後に行った神威岬もそうだが、砂浜ではなく、断崖の岬である。

共に観光地となっているので、駐車場に車を止めて、岬まで遊歩道が伸びている。

その遊歩道も、どちらかといえば山道のようになっていて、上に登っていく。

やがてたどりつく岬の展望台から、日本海を眺め渡す。

波は、おそろしく穏やかだ。

波音よりも、むしろ海鳥たちのニャアニャアいう声が響き渡っている。


積丹岬を出発し、さらに西へ。

次は、神威岬という、もう一つの岬。

こちらも国定公園の一つだから、観光客は多い。

同じように駐車場にバイクを置いて、遊歩道を進む。

背丈の低い笹に覆われた丘の中を、木製の歩道が縦横に走っている。

丘を越えて、岬の先端へ向かう。

先端へは、切り立った複数の岩山の尾根をたどるように、細い歩道が延びている。

ところどころは桟橋のようになって、歩道がつながる。

俺の後ろを歩いていたおばちゃんたちが、「万里の長城みたいね」などと話していた。

なるほどスケールは違うものの、つくりとしては似ているところもあるかもしれない。


ちなみにこの神威岬、古くは女人禁制の地だったという。

むろん今は、そんな禁忌は、ない。

ざっと見渡したところ、観光客のほとんどが家族連れかカップルである。

つまり、半分程度が女性なワケだ。

しかし――どこの観光地に行っても、家族連れやらカップルやら。

いったい、世の中の独り者というのは、どう休日を過ごしているのだろう――と、余計なことまで考えてしまった。


岬2   岬1


神威岬を出たのが、午後2時をすぎたころ。

実はまだ昼食をとっていない。

岬の駐車場付近には当然食堂もあるのだが、値段が高いし、海鮮モノには興味がないので、その辺のコンビニで済ませようと思って、走り出す。


ところが、神威岬をでてからしばらくは、コンビニの影も形もない。

道は、既に半島の北西を周り、南に向かっている。

コンビニがないのはまあいいとして、ガソリンスタンドもないのに、少々あせりだす。

前にスタンドを通り過ぎたときは、まだ余裕があったのだが。

そのスタンドからかれこれ50kmほど、過ぎている。

あと20kmほどの間にスタンドがなかったら、ちょっとまずいかもしれない・・・と思い始めた頃に、ようやく小さなスタンドを発見。

心底、ほっとした。


やがて、海沿いにコンビニを発見。

もう3時を回っていたが、エネルギー補給。

駐車場に止めたバイクの傍らに座り込み、海をぼんやりと眺めながら弁当を食べる。

道路に目をやると、ちょうど一台のバイクが北のほうからやってきた。

そのライダー、走りざまに俺のほうに顔を向けると、左手を掲げてアイサツしてきた。

ライダー同士がすれ違うときに行われるこのアイサツの習慣は、北海道特有のものだが、この風習が俺は非常に大好きだ。

あわてて割り箸を持ったままの右手を上げて、アイサツを返す。


さて、積丹半島を回って、内陸に入る。

そして、羊蹄山の方へ。


この羊蹄山、蝦夷富士と異名をとるだけあって、その存在感は圧倒的だ。

でん、と構えている。


  羊蹄山


その羊蹄山のふもとに、湧き水で有名な「ふきだし公園」がある。

ウチの会社のツアー行程の中にも、よく出てくるので、ちょっと寄ってみる。

すると、いるわいるわ、台湾の団体が。

駐車場にはとりあえず5台の大型バスが。

むろん、全て台湾の団体だ。

台湾人が湧き水好き、なんていう話は聞いたことがないが。

この公園、見学が無料だからだろうな――と、俺は思っているのだが。


時間は、4時をまわっている。

まだ日は暮れないが、正直体がだいぶ冷えてきている。

日が落ちる前には札幌に戻っておきたい。

急いで帰路をたどることにした。


羊蹄山からは、国道230号をとおって、中山峠・定山渓を経由して、札幌へ行く。

それはいいのだが、峠越えということは、山道になる。

山道のようにカーブが多い道は、あまり好きじゃない。

ゆっくり走ればいいのだが、車の流れというものがあり、ひたすらマイペースというわけにもいかない。

しかも、この道の流れ、けっこう速い。

みんな慣れているのだろうか。

信号がないこともあり、ひたすらに70~80kmの速度を保ちつつ、右に左に車体を傾け、カーブを超えていく。

相当に神経を使ったもので、峠を越えたころには体もだいぶくたびれていた。

が、もう少しだ。


札幌市街に戻ると、寒さはなくなったが、今度は渋滞だ。

こればかりは仕方ないが。


家に帰り着いたのは、6時くらい。

走行距離は、約280km。

どうにか無事に、旅は終了した。

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
最近の画像つき記事  もっと見る >>

テーマ:

中国に渡ったのが、2004年の二月。

近況報告代わりにと、ぽつぽつと書き始めた、日記のようなもの。

そしてそれを、このブログに移転したのが、2005年の4月27日――つまり、一年前の今日。


うん。

一周年記念だ。


中国にいるときは、いくらでも書くネタがあったような気さえしたものだが。

日本に帰ってからも、なんだかんだいって、続くもんだ。

方向性がわからなくなってはいるが、まあそんなものはどうでもいいか。

少なくとも、一応存在するカテゴリー『留学』とは、全く関係がないとは思うが、それもどうでもよろし。


しかし、最近のブログ人気というのは、たいしたものらしい。

ちょっと前に、この半年間でのブログ数の増加率は80%以上だとか何とか、そんなニュースがあったが。

ともかく、すさまじい増加だという。

とりあえず、このブログはアメブロを使っていて。

その中の「留学」ジャンルなのだが。

たしか去年、俺が始めた頃は、この留学ジャンルのブログ総数は、250くらいだった記憶がある。

それがいまや、今日現在で1744!

増加率でいえば、ええと、600%・・・?

なんだってんだ、一体。

そんなに留学ってのが大ブームになったとも思えないんだがな。

それはまあ、普通に働いたりしてるよりも、いろんな出来事にめぐり合えるとは思うがね。


ともあれ。

一周年を記念して、今夜は一人でジンギスカンに生ビールと、ささやかな贅沢を。

たまにはよかろうて。

今日は忙しくてロクに昼飯食ってなかったし・・・。

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

いいとか悪いとかの話じゃなくて、単に慣れの問題かもしれないのだが。

ある意味、おもしろい話なので、ちょっと紹介。



いまさらだが、中国語というのは、日本人にとっては、非常に特殊な(あるいは特別な)外国語である。

アラビア語だのロシア語だの朝鮮語だの、そんな言葉の文章を見たところで、普通の人にはカケラもわからないものだが。

中国語の場合、どんな素人でも、多少は意味がわかったりする。

ひとえに、漢字というものの存在による。


さて、ウチの会社。

台湾と仕事をしているものの、ちゃんと中国語がわかるのは、俺だけだったりする。

それでも普通に仕事をやってられるのは、無論台湾のエージェントが日本語を使えるからだが――レベルは様々だが――、簡単な言葉ならこちらでも読み取れる、というのが大きい。

FAXやMSNなどをよく使うわけだけど、長い文章でなければ中国語でもなんとかなるわけだ。


それで、だ。

俺の場合、中国語の文章――つまり漢字の羅列を見ると、ごく自然に、中国語の発音でそれを頭の中で再生する。

日本語と中国語、同じ漢字であっても、日本語の文章なら日本語の読み方、中国語の文章なら中国語の読み方をする・・・無意識に。

留学経験者なら、この感覚はわかるはずだ。


ただ、会社の人たちはそうではなく。

中国語の文章でも、容赦なく日本語の発音でそれを読む。

まあ、当然だが。

それを聞くと、よくいえば新鮮、悪くいえば奇妙に聞こえてしまうのだった。


例えば。

「A社からFAX来てたから、担当の人に『しゅうとう』ってMSNで言っておいて」

という。

しゅうとう?

・・・収到、のことか。受け取りました、と。

この単語を見れば、俺なら『ショウタオ』という音が、自然に浮かぶ。

だから、逆に『しゅうとう』といわれても、ピンとこないのだ。


「行程の中の食事、『じじょさん』になってた?」

と、聞かれる。

じじょさん・・・漢字にすると、「自助餐」・・・バイキング。

よく使う単語だけど、やっぱり『ズーチューツァン』というような音でインプットされてしまっている。

じじょさん、では、反応できなかった。


「向こうの人が、『かんぼつせいだん』って言ってきてるんだけど、なんていう意味?」

という感じで、時々訊かれるのだが。

かんぼつせいだん、といわれても。

文字を見せてもらうと・・・

「還没成団」

まだツアーが組めていません、と。

「還没(ハイメイ)」なんてのは、否定のときに非常によく使う表現だから、中国語としても初級に登場する表現方法だけど、日本語になおしてしまうと、あきれるほどにわからない。


・・・などなど、他にもいろいろあるのだが、さすがに全部は紹介しきれない。

こういう特殊な環境にいなければちょっと体験できないようなことかもしれない。

――そもそも、俺が何をおもしろがっているのか、実感としてわかってもらえるかどうかすら、いささか疑問なのだが・・・。

AD
いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)

テーマ:

最近の、野球中継――テレビでも、ラジオでもいい。

あるいは、そのニュース報道でも同じことなのだが。

ここ数年で、急によく使われるようになった言葉がある。

いわく、「レーザービーム」。


この単語が、どこで初めて使われたか――野球ファンならずとも、知っている人は多いかもしれない。

何年前だか、俺も正確には覚えていないのだが、そのレーザービームの発生源は、イチロー。

ライト前へのヒットゴロを処理したイチローは、サードへ向けてすさまじい返球。

一塁から三塁を狙ったランナーを刺した。

その送球たるや、何度見ても鳥肌が立つようなもので。

ランナーがスライディングしてくるピンポイントの場所、そこしかないというところへノーバウンドのダイレクト返球。

大興奮した実況アナウンサーが、『まるでレーザービームだ!・・・ワオ、の一言に尽きる』と叫び、その様子は日本でも何度も流された。

英語の実況なんか聞いてもわからない大勢の日本人たち(もちろん俺も含む)だが、なんとなく耳になじみのある「レーザービーム」という単語は聞き取ることができた。

そこから、「レーザービーム」はイチローの送球の代名詞となり、その後時を経て、今では外野からの見事な返球の際によく使われるようになった。


あまり目立たないかもしれないが、プロの外野手である以上は、みなすばらしい肩を持っていて。

外野の返球からのクロスプレーというのは、試合の中での指折りの緊迫プレーなのだが、それはともかく。

やはりイチロークラスの肩となると、別格である。

そのイチローでさえ、毎回毎回同じような送球ができるわけでもない。

そんな中で生まれた超稀少なプレーが『レーザービーム』という言葉に形容されて、イチローの一つの伝説となりつつあるわけだ。

そういうふうに考えていくと、最近やたらと「レーザービーム」という言葉が乱発されるのが、少々気になってきた。

アナウンサーたちも、実況のプロなんだから、もうそろそろ別の言葉を生み出してもいいころではなかろうか。


ただ、実況というのは、目の前で起きていることをタイムリーに伝えなければならないから、言葉の修辞にあまり固執してられない、という事情もよくわかる。

となると、特に気になるのは、ニュースの方だ。

ハイライトを編集して文章を作る時間もあるんだから、もうちょっと努力してもらいたい。


ちなみに。

そういう送球は、以前は「矢のような送球」というのが定番だった。

矢とレーザーか・・・。

えらくレベルアップしたものだ。

いずれにしても、巧妙な形容だ。


新たな言葉、さて、誕生はいつになるか・・・?

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

――そういえば最近、中華料理を食べてないな。

と、突然思った。


実のところ、最近どころの話ではない。

中国から帰ってきて以来、いわゆる中華料理というものを食べた記憶がない。


そんなことを思ったのは、今日は何を食べようかとふらふらしていた昼休み、ある中華料理屋の前を通りかかったときだった。

なんとなく、ウィンドウを覗き込む。

並んでいる料理そのものよりも、値段の方に目が行ってしまうのは、もはや変えようもない悲しき習性。

ともあれ、それほど高くもないようだったので、店に飛び込んでみることにした。


カウンターに陣取り、メニューを見る。

なんとか定食や、なんとか丼など、けっこう種類がある。

いろいろ迷ったあげく、『ルースー丼』なるものを注文してみることにする。


そして、出てきたものは。

名前は『丼』ながらも、器はどんぶりではなく、深めの皿。

ご飯が盛ってあって、その上に具がぶっかけてある。

なんとなく中国っぽくてよろしい。

で、肝心の具は。

何かの肉、たぶんたけのこ、それに緑色の野菜(たぶんピーマンではないと思う)なんかが細めにきられたものと、あんかけのようなソースがたっぷり。

なるほど。

ここの「ルースー」ってのは、つまり「肉絲」のことだったか。


味も、悪くはない。

なんとなく、記憶にある味だ。

中国で、似たようなものを食べたことがある。

原型は、「魚香肉絲」ではなかろうか・・・。

留学生食堂で、ときどき注文したものだ。

あそこのより、辛味が少なめのような気がするが。


それから。

セットで、スープと、ザーサイがついてきた。

この、ザーサイというものも、帰国以来食べていない。

懐かしい味である。

中国でも、別にしょっちゅう食べていたわけではないんだが。

留学生食堂の朝食でおかゆを注文すると、ザーサイをタダでつけることができるので、よくそこで食べていたんだった。



・・・一皿二皿の料理でも、いろんなことを思い出すもんだ。

これだからおもしろい。

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

『メジャー~で鍛えた技と 熱き~鼓動を~

 打ち鳴らして~ 燃えろ新庄~ 北の大地の星となれ~~』


今現在の、新庄の応援曲。著作権無視で、のっけちゃいました。



昨夜。

まったくの、突然。

ヒーローインタビューでお立ち台にたった新庄が、引退宣言をした。

現役選手がこの時期に引退宣言をするのは異例のこと。

事前に球団にも監督にも報告せず、ヒーローインタビューで宣言するというのも、極めて稀・・・というか、前例なんかないんじゃなかろうか。



今の野球界で、「天才」と呼ばれる男といえば、やはりイチローだろう。

しかし、イチローとはまた違ったタイプの天才――それが、新庄だ。

そう、ヤツは天才だ。


昔から、数々の伝説を創り続けてきた男。

敬遠の球をサヨナラヒット、メジャーで日本人初の満塁本塁打、オールスターでの予告ホームランやホームスチール、始球式の球を打つ、ホームランのたびに打法名を命名、ゴレンジャーなどのかぶりものでの登場、開幕戦でハーレーに乗ってグラウンドを駆け巡る、などなど・・・枚挙にいとまがない。

数々のパフォーマンスで、低迷する野球人気を必死に食い止めた。

日本球界復帰後は、ちょうど北海道に移転したファイターズに入団。

北海道での定着をはかるファイターズの顔として、公私にわたって活躍。

ファイターズの中心選手といえば小笠原だが、寡黙で剛毅、サムライ然としたイメージのある小笠原とは好対照の新庄。

まさにうってつけの、二枚看板となったのだった。


もちろん、新庄のパフォーマンスは、実力の裏づけあってのもの。

その守備力、肩力は一級品。

長打力とスピードも兼ね備えた、オールラウンドプレイヤーといえる。

これで打撃に確実性があれば、もっと安定した成績を残せていたのだろうが、やや調子の波が激しく、打率が3割を越したことは、実はない。


しかし、いみじくも新庄本人が言ったとおり、「記録よりも記憶に残る選手」として、多くのファンに愛された。



新庄の引退宣言は、各方面に波紋を広げつつある。

一番過剰に反応を示したのは、やはりファイターズファンだった。

既に、多くの意見が球団に寄せられていて、大半が「やめないで!」という声だそうだ。

それはそうだろう。

衰えを見せつつあるとはいえ、まだまだ現役で活躍できる年齢だし、実際に昨日も今日もホームランを打ってチームを勝利に導いている。

ユニフォームを脱ぐのは、はやすぎる。


ただ。

ヤツは、『魅せるプレー』を身上にしているプレイヤーだ。

外野フライ一つでも、ジャンプしてキャッチする。

一部からは「かっこつけすぎ」といわれながらも、新庄は自分の美学を貫いてきた。

自分なりに納得できるプレーができなくなったときには、スパッと現役から去る――と、きっと以前から決めていたのだろう。


人気面でセリーグに圧倒的に劣るパリーグをひたすらに盛り上げてきた新庄。

個人的にも、とても好きな選手だった。

宣言どおり今シーズンで引退するのか、それとも撤回がありうるのか――。

それはわからないが。

いずれにしても今シーズンは、まだ長い。

一つでも多くの伝説を、創り続けていってもらいたい・・・。

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

ある日のこと。
ちょっとした理由があって、免許書のコピーが必要になった。
そこで、近所のセブンイレブンで、コピーをとることにした。


コピーを、とった後に。
コピー機の上に、数枚の紙がおいてあるのに気がついた。
何かの書類のようだった。
どうやら、俺の前にこのコピー機を使った人が、コピー機の上に書類を載せたまま、忘れていってしまったらしい。
案外、このコピー機への書類忘れというものは、多いようで。
大学でも、コピーコーナーの一角には、わざわざ書類忘れ物コーナーのような場所まであり、そこにはいつもどっさりとプリントやらノートやらが忘れられていたものだった。


さて。
その書類、そのままにしておいてもよかったのだが、たいした手間でもないので、レジの店員のところに持っていくことにした。
店員にしても、それほど珍しいことでもなかったのだろう。
俺に礼を言って、すぐにその書類をしまいこんだ。


ただそれだけの出来事。
――の、はずだった。



翌日。
昼食のときに財布を開いた俺は、なんだか軽い違和感を覚えた。
眉をひそめて、よく財布を眺める。
あるべきものが、ないような・・・。


あ。
――免許証が、ない。
どこかで、おとしたか・・・いや、違う・・・。
・・・コピー機の、中だ。
コピーした後、取り出し忘れた・・・!

他人の忘れ物をのんきに届けておいて、自分のを忘れていったってか!


いやはやなんとも・・・格好悪いことだ。
――情けない思いを抱えつつ、とりあえずセブンイレブンに向けて全力で走り出したのだった。



ちなみに、免許証は、店の人が保管してくれていて、無事に戻ってきました・・・。

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

家の近くに「BOOKOFF」という有名な古本屋チェーンがあり、土日の暇なときなどによく立ち寄る。
目当ての本がなくても、本の中をうろつくという行為が、けっこう好きなタチである。
それに、本を買うときも、新品とか中古とかをあまり気にしないタチでもあるので、古本屋利用率は高い。
このブックオフという店では、基本的に漫画は立ち読み自由。
それに、本だけでなく、CDやゲームなども手広くやっているので、休日は客の入りもなかなか多いのだ。


先日。
なんとなく本を立ち読みしていると、ふと耳に中国語の会話が飛び込んできた。
ちなみに今、中国語の響きにはけっこう敏感に反応する。
例えばテレビをつけっぱなしにして他のことをしていても、テレビで誰かが中国語を話せば、ピクッと意識がそちらに行く。
これは、中国にいるときに、街中で日本語を耳にするとすぐ反応してしまう現象とよく似ている、と、勝手に分析しているのだが。
まあそんなことはどうでもいい。


さて、本を広げたまま、ちらっと背後を見た。
年の頃は俺と同じくらいだろうか、若いカップルだった。
どうやら、中古CDを買いに来たようだ。
立ち聞き――というと聞こえは悪いが、なんとなく彼らの会話を聞いてしまった。
「だいたいこのくらいでいいかい?」
「あ、ちょっと待って。あとひとつ、買いたいのがあるのよ。ほら、劉若英が歌ってるやつで――」
そういって、女の子はフンフフーンと小さく鼻歌を歌い始めた。
劉若英という名前でなんとなく予想はついたが、思ったとおり曲はキロロの「未来へ」だった。
カバーされた中国語名は「後来」といい、実は中国でも(どうやら台湾でも)相当有名なのだ。


さて、カップルに話を戻そう。
どうやらその男の方は多少日本語ができるようで(もしかしたら日本に住んでいるのかもしれない)、女の子の買いたいCDがわかったようだ。
「ああそれね、えーっとなんて名前だったっけなぁ・・・」
などといいながら、棚を見始めた。
なんだか顛末が気になったので、さりげなくその後ろからついていく俺も、相当の暇人である。
一応日本人の俺は、彼らより早くキロロのCDがある場所を見つけたが、どうやら今は品切れのようである。
やがてその彼もその場所を発見し、やはり売り切れということに気がつき、「あれ、売り切れちゃってるよ」と残念そうに彼女に告げていた。
「そう、仕方ないわね。じゃあいいわ」と、女の子はあっさりとあきらめて、二人でレジの方に向かっていった。


何がどう可笑しいのか、自分でもわからないままに、何故だか俺はニヤッと笑った。

いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)

テーマ:

ノドが、ようやく本調子になってきた。

明日か明後日くらいには、完全に復調するはず。


もともと少し咳き込むような感じだったところで、先週末の土日、球場で叫びすぎた。

土曜の一戦でだいぶノドを酷使して、その夜にはけっこうかすれ気味、かつセキが止まらないような状態だったのに、日曜にもまた同じ事を繰り返したもんだから、月曜はひどいもんだった。


それほどまでにさせる魅力――あるいは魔力が、球場のスタンドには、存在するらしい。


客観的に言って。

応援のやり方というものは、ここ数年の間に、だいぶ変わりつつあると、俺は思っている。

少なくとも、そう――7,8年くらいさかのぼれば、きっと外野席の様子は全然違っている。


各応援団の努力の成果、ともいえるが。

応援のやり方が多様化し、各球団ごとの特徴がだんだんと分かれるようになって来た。

さらにインターネットの普及により、応援歌や応援スタイル等を簡単に知ることができ、簡単に応援に加われるようにもなり。

だんだんと、野球を楽しむのはもちろん、応援そのものを楽しみにする人たちも増えてきたのだ。


こうしたスタイルは、良くも悪くも、日本の野球の文化の一つとして、既に定着してしまっている。

一般的に、評論家や文化人には、評判が悪い。

彼らの言い分は様々で、無論一理も二理もあるのだが。

もっとも、くだらない理由を言う人もいて、その最たるものが、「アメリカには鳴り物を使った応援はない」というものだ。

アメリカでやってないから、だからなんだというのだ。

くしくも、先日のWBCで、日本の野球はアメリカのベースボールを凌駕しうることが証明された。

野球の世界において、アメリカ至上主義の神話は崩れたのだ。

ましてや、応援スタイルでアメリカに追随する必要がどこにあるというのか。

ひたすらアメリカに追従するどこかの国の首相じゃあるまいし。


日本での、現実は。

ホームチームの外野席は、そのチームカラーに染まり、多くの人が応援団の音頭のもと、大合唱する。

そこに、強制はない。

数多くの人間を酔わせる何かが、たしかにあるのだ。


さて、この近年の変化を、具体的にたどると。

まず多様化したのは、応援時に使う小道具だろう。

以前は、応援といえばメガホン、と相場は決まっていた。

変わったところで有名なのは、ヤクルトファンが使う傘だろうか。

東京音頭とともに各自が傘を広げ、リズムに乗って頭上にかざす。

今は、タオルを使う球団が増えてきている。

大々的に使い出したのは、ロッテ。初回攻撃時には全員で白いタオルを掲げ、「オーバーザレインボウ」を合唱する。

また、チャンス時にはタオルを振り回しながら飛び跳ねるスタイルも確立した。

このタオルパフォーマンスを堂々とパクったのが、巨人。

全く芸もなくオレンジのタオルを振り回す。

せめてなんかひとひねり加えてからパクれよ、と、アンチ巨人ファンからは大不評だった。


その、ひねりを見事に加えてくれたのが、かつての近鉄。

チャンス時に、赤いタオルを掲げてのファンファーレ・・・ここまでは、いい。

その後、曲にあわせて、掲げたタオルごと、自分が回るのだ。

おいおい、試合見てなくていいのか、と、思わず突っ込みたくなってしまうが。

いかにも関西風で、俺的には大ヒットだった。


応援の楽しさだけで言うなら、やや出遅れていた感のある西武だが、ここに来ていろんなバリエーションが増えてきた。

小道具としては、得点時などに振り回す、真っ青な「ビクトリーフラッグ」という旗を使う。

それから、いくつかあるチャンステーマの一つ(かつての清原のテーマ)では、みんなで左右に走り回り、飛び跳ねるスタイルが出来上がった。

これは、椅子のない西武ドーム外野席の特徴を生かしたスタイルともいえる。

無論、椅子のある多球場でもできるが――札幌ドームでもやってきたが――やや窮屈な感は否めないが。

いい運動になる。



・・・全球団の解説をするには、とてもスペースがたりない。

ここらでやめておくとしよう。

ま、百聞は一見に如かず、と。

そして、百見は一体験に如かず・・・と。

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

今日、仕事が終わって部屋に戻ったのが、7時40分。

この時点では、晩飯に何を食べるか、決めていなかった。


この家から歩いて10分弱のところに、行きつけのスーパーがあり。

そこは8時で閉店となる。

そして、閉店間際には、各種惣菜が割引になる。

――つまり、時間的にぴったりだったわけだ。

俺は手早く着替えを済ませ、スーパーへの道を急いだ。


無事に買物を済ませ、その帰り道。

狸小路の、マツモトキヨシの前を通りかかった。

店頭にはタイムサービス品が並んでいて、かなりお得なものが多いので、とりあえずチェック。

すると、食器用洗剤が安値で売っていた。

ちょうどなくなりかけてたので、買っていくことにした。


客の多い時間でもないので、レジには列もない。

で、俺の品物をレジでピピッとやってもらっていると。

そんな姿など目に入らないかのように、さらりと割り込んでくる人影が。


割り込みといえば、なんといっても中国人の得意技である。

いや、彼ら自身に、どこまで「割り込み」という意識があるのかさえ、時々疑問に思ったりもするが。

順序を守る、という意識が希薄なのは間違いない。


そう、そして――台湾人も同様。

どうやらこれは、中華民族に共通した特徴かもしれない。

ま、全ての日本人が割り込み等をしないかといえばそんなこともないので、あんまり強いこともいえないが。


話を、レジに戻そう。

なんでそんな話になったかというと、その俺の前に割り込んできたおばちゃん(推定年齢50くらい)が、中国語を話し出したからだ。

この狸小路で中国語を話す人となると、10中8,9は台湾人である。

さてそのおばちゃん。

俺の相手をして「ポイントカードをお預かりします」とか言ってるレジのお姉ちゃんの前にぐいと身を乗り出し、なにやら紙を取り出し、それを指さして「これある?」と、お姉ちゃんに迫った――中国語で。

その紙――広告か雑誌記事のコピーのようだったが――を、俺ものぞきこんで見ると、ラベンダーの成分が使われている香水か何かのようだった。

レジの姉ちゃんも、このお客がその写真のものを探していることくらいはすぐにわかったのだろう。

店の奥の階段のほうを手で示し、一度視線を天井に向けて、「お二階になります」と言った。

日本語がわからないそのおばちゃんにも、意味は伝わったらしく、やはり天井を指差して、「楼上?」と、中国語で姉ちゃんに確認した。

確認されたレジ姉ちゃんは、しかし「ロウシャン?」などと言われても、わからない。

困ったように笑みを浮かべて、「はい、お二階です」と繰り返した。

おばちゃんは再び、「ロウシャン、シーマ?」などと念を押す。

何度確認しようが、通じてないんだってば。

そんな俺の心の声が聞こえたのかどうか、おばちゃんはとにかく二階を目指すことにしたらしい。

どうやら連れが数人いたようで、「有的、在楼上」などと他の人に言う言葉が聞こえてきた・・・。


というわけで、今回はこの珍妙な会話の傍観者に徹してしまったわけだが。

ただ、通訳を買って出るには、あまりにも簡単すぎる内容だったので、ちょっと口を挟むのがためらわれた・・・というのが本当のところか。


しかし、まあ・・・こういうところでレジにたつのも、いろいろと大変かもしれないなぁ――と、他人事のように考えながら、帰路を急ぐことにしたのだった・・・。


いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。