「母の日なんて知らないもーん、トレカ買って〜」
つい先日「母の日っていつだっけ?」と聞いていたので知らない筈は無い。
自分の意思を押し通すばかりのジコチューぶりにロックオン!
「それなら、ママも自由に生きるね!」
「えー!そんなのダメ〜(´༎ຶོρ༎ຶོ`)」
と、泣き始めた。
6歳児と対等にやり合う私もどうかと思いますが、ここはきちんと
「感謝の出来ない人間はダメだ」
と、諭しました。
なーんにも用意していない我が家のオトコ達は、そそくさと出掛けて行きました。
私はなんだか切なくなって、取り敢えずゆっくりバスタブに浸かりエッセイを読んでいました。
程なくしてオトコ達は帰宅。
私を探している様子。
へへ〜ん、2階じゃなくてバスルームだよ〜ん。
そーっと私の居場所を確認し(鏡にしっかり映ってるわ!)そーっとリビングに戻るふたり。
私は決して怒っていない。
ただ、やりきれなくなっただけだったのに…
お風呂から出た私を待ち構えていた息子が渡してくれたブーケ💐
何故か素直に受け取れませんでした。
今まで我慢していたものが弾けてしまった様な、何もかもがどうでもよくなってしまった様なおかしな感覚でした。
小さなブーケに添えられた、小さなカード。
私が欲しかったものは、花束なんかじゃない。
『キモチ』が欲しかったんだよと…