小川晃一『サッチャー主義』 | (元)無気力東大院生の不労生活

(元)無気力東大院生の不労生活

勤労意欲がなく、東京大学の大学院に逃げ込んだ無気力な人間の記録。
学費を捻出するために、不労所得を確保することに奮闘中。
でした。

 小川晃一『サッチャー主義』を読了。

 

 少し古い本だが、古本の購入も随分と楽になった昨今では、特に入手に問題なし。
 サッチャー政権誕生の背景から、三次にわたる政権中の主要な取り組みについて詳述される。もう少し踏み込んで解説して欲しかった項目もあり、さらには金融や財政政策については若干説明に難があるような部分もあるが、総体的によくまとまった本である。