2009-11-23 20:25:09
カッスラー『インカの黄金を追え』
Theme: 新潮文庫
カッスラー『インカの黄金を追え』を読了。
カッスラーの作品は、どれもそうですが、最後まで読者をハラハラ・ドキドキさせてくれます。
この『インカの黄金を追え』や第10作の『ドラゴンセンターを破壊せよ』は、主人公のピットが、まさに死の淵に立たされ、登場人物の誰も彼は死んだと思わせておいて、最後に奇跡の生還を遂げる。
この後、「ダーク・ピット」シリーズが続くことをしっている以上、主人公が死ぬわけがないことを知っていても、ハラハラさせられます。
ストーリー展開のテンポも良いので、最後まで飽きることなく読める点もカッスラー作品の良さでしょう。
私は、第12作まででは、この『インカの黄金を追え』が一番面白いと感じました。
こういう海洋冒険小説が、なかなか日本には見当たらないのが残念ですね(勿論、まったくないわけではないですが、カッスラーほどのスケールの作品は、私が知る限りありません)。
(2008年1月27日記)




