①今夏の補強動向
IN
藤江建典(←秋田ノーザンハピネッツ)
枡田祐介(←福島ファイヤーボンズ)
菅澤紀行(←秋田ノーザンハピネッツ)
加藤竜太(アルビレックス新潟BB)
マーカリ・サンダース・フリソン(山形ワイヴァンズ)
デコリー・スポーディング・ジョーンズ(←サウザンタイガース)
マイケル・ビューキャナン(←サウスカロライナ・アップステート大学)
OUT
ニカエス・ドークス(→未定)
澤口誠(→引退)
小野寺祥太(→秋田ノーザンハピネッツ)
大森勇(→引退)
澤地サミュエルJr(→滋賀レイクスターズ)
小寺裕介(→引退)
アダム・ドレクスラー(→未定)
ドナルド・ローソン(→未定)
②注目の新加入選手
藤江建典
秋田から再び戻ってきた点取り屋。
ハピネッツではベンチをひたすら温め続けていたが、新天地ではかつての輝きを取り戻したい。
菅澤紀行
藤江と同じく秋田から加入したスウィングマン。
ディフェンスとスリーポイントでの貢献が求められるが、アテンプトの多さに対して確率はそれほど高くはない。
③キープレイヤー
デコリー・スポーディング・ジョーンズ
各国の海外リーグを渡り歩いてきた選手。
プレー動画を見ると、身体能力の高い選手でペネトレーションや味方のアシストからのダンクなどの得点シーンが中心でアウトサイドの得点力はあまり期待できそうにない印象。
とはいえ、早くも新生ブルズのキープレイヤーとしての期待がかかる存在に。
彼のダンクがタカヤアリーナの名物となるぐらいの活躍を期待したいところ。
④予想デフスチャート
PG 加藤/藤江/小原
SG 藤江/永田/小原/鈴木
SF 菅澤/藤江/千葉/枡田
PF ジョーンズ/菅澤/千葉
C フリソン/ビューキャナン
手薄なのがPG。状況によっては永田や藤江などにもボール運びを任せる場面も見られそうだ。
SGとSFは人材が揃っているものの、控え選手でシックスマンを任せられるだけの抜けた存在がおらず、セカンドユニットの時間帯はタイムシェアや好調の選手をローテーションして回すことも必要か。
外国人選手はフリソンを除く二人は全くの未知数。
戦力値 C-
④チームの展望や今後の課題
昨季は深刻な成績不振に悩まれ見せ場なく終わっただけに今期こそ巻き返しを図りたいが、他の東地区のチームとの戦力比較でも最も劣るのは明らかで残留争いを回避することが最大の目標となりそうだ。
成績低迷やチケットの値上げ等で離れていったファンを再び取り戻すだけの戦いを見せられるか。
また今期から盛岡タカヤアリーナがメインで使用するアリーナとなり、新しいアリーナでの試合運営・興業もみどころとなりそうだ。
B2ライセンスを一発で通したことから財政面などはひとまず落ち着いたと見られるが、観客動員の低迷もあり楽観視はできない状況ではあるので、成績面でも経営面でもより一層の巻き返しを図りたいところ。
残留争いを回避しつつ、観客動員や経営基盤の強化を図るというのが17-18シーズンの大きな目標となりそうだ。