らごむ通信は、普段ママ達からよくあるご質問を踏まえながら、私なりにまとめた母乳&育児のお役立ち情報です。より多くのママ達へ、日々の育児の参考にして頂けたら幸いです照れ


母乳育児をやめるタイミングは、授乳状況の変化がきっかけになったり、ママの体調やライフスタイルの変化がきっかけになったりと様々です。

母乳育児をやめる時、何もしなくていいのな?
と疑問を抱くママも多いと思います。
実際、事前に断乳時のセルフケアについて知る機会はあまりないですよね💦

よく分からないまま母乳育児を終了して、その後に思いがけない乳房トラブルで慌ててしまうことも少なくありません。

そこで今回は、断乳時に必要なセルフケアについてまとめてみました照れ





母乳をやめたら乳房はどんなふうに変化する?

久々に乳房の張りを強く感じることが多いです。
中には、乳房が“お椀のように”張って、カチカチになってしまうママもガーン
想定外の乳房の激変に動揺してしまうママは意外に多いのです💦

特に、授乳回数(搾乳含む)が減ってないまま断乳をすると症状が強くなる傾向があります。
できれば、断乳前に授乳回数を2〜3回程度に減らしておくのがオススメですよウインク

ちなみに、このような変化は母乳をやめてから2〜3日がピークで、その後は徐々に落ち着いていきます。

断乳してから母乳の分泌は徐々に減りますが、約1ヶ月程度続きます。



“ほったらかし”はNG!

授乳をやめたらからといって、何もケアをしないと乳房トラブルを招いてしまう可能性が高くなります。

例えば・・・
①やめてすぐに乳腺炎になった
➁うつ伏せに寝ると、胸に違和感を感じる
③母乳をやめてから1ヶ月以上経っても搾ると母乳が出る
④時々、チクチクと乳房に痛みを感じる・・など

これらは、断乳後に乳腺に溜まったままの母乳が乳腺に負担をかける状態が続くことで起こります。

また、次回妊娠を考えていらっしゃるママの場合は、次の母乳育児の時に母乳分泌がスムーズにアップしなかったり、シコリや詰まりなどトラブルを招いてしまう可能性がありますびっくり



有効な断乳ケアとは?

スバリ!
搾乳+クーリングですウインク

搾乳した後に、乳房全体を冷やすことで、乳腺の分泌機能をスムーズに低下させていくことが出来ます。


●オススメの手順はこちら●

①乳房を片方ずつ10回程度、両手を使って上下に
ゆっくり動かします。授乳の前に行います。

②滞りやすい乳汁をスムーズに排乳させるために、とっても有効なマッサージです。
③なるべく、いろんな角度に指を置いて排乳をするのようにしてください。搾り切るというよりは、乳房の張りが楽になったと感じたら終了です。

ここがポイント!必ず搾乳の後には乳房全体を濡れタオルで冷してください。



◎搾乳のタイミングについて、決まった時間の間隔はありません。乳房が張って気になる時に、適宜行ってください。

◎始めは、一日数回行うかもしれませんが、徐々に2〜3日に1回と搾乳回数は自然と減っていきます。



こんな時は母乳外来へ照れ

①これまで乳腺炎を繰り返していた(しこりやすかった)→断乳前に一度相談を。
➁自分で断乳ケアをしたが、1ヶ月近くになっても乳房に気になる症状がある
③断乳後、カチカチに張りすぎて自分ではうまく搾乳が出来ない

このような場合は、助産師の母乳ケアをオススメします。

また、ご自分での断乳ケアに不安がある時も、最初からしっかりサポートしてもらえますので、相談してみてくださいね照れ

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