縞模様のパジャマの少年
テーマ:洋画 し脚本ゼミのお友達と作っている映画を観る会。
今回の作品選択権はクールビューティ。
私がノーマークだった作品を選んで来ました。
少年の友情をだしにしたホロコーストの映画っていう印象だったので
そんなに期待しなかったのですけれど、
自分が選択しない映画を観られるのがこの会の良さなので
それはそれで良しです。
ところが、映画割引証を家に忘れてしまって、
定価で払うはめに。(>_<)
これでつまらなかったら暴れるとしよう。(笑)
最近、シネコンで観ることが多く、
ミニシアターは久しぶり。
飲み物ホルダーが付いてないのが
甘やかされた体には不便。
公開からしばらく経っているので、空席が多く、
前の人の頭を気にしなくて済むのは助かりました。
第二次大戦下のドイツ。
8歳の少年ブルーノは、
ナチス将校の父の昇進に伴い家族と共にベルリンを離れ、
人里離れた大きな屋敷へ引っ越すことになる。
遊び相手もなく退屈しきっていたブルーノは、
入ることを禁じられていた裏庭の奥の小屋の窓からこっそり抜け出し、
森の中を探検する。
森を抜けると有刺鉄線で囲まれた“農場”に行きつく。
そこで縞模様のパジャマを着た同い年の少年・シュムエル出会う。
二人は鉄条網越しに友情を育むのだが……。
リアクションが大きくて、いつも呆れられている私ですが、
結末は衝撃で涙も声も出ず、
微動だに出来なかった。
この映画は、子供の目線が実に上手く描かれている。
父親の部下に詰め寄られ、
その返事がどういうことになるかわからず
緊張感から思わずとってしまう子供らしい行動は
ルイ・マル監督の「さよなら子供たち」を思い出しました。
他にも、新しい屋敷、奇妙な使用人、退屈な家庭教師、森の木漏れ日等
その目線で、子供の世界と大人の事情と状況が両方わかる。
最後の子供たちの秘密の作戦からのテンポの良さ。
心臓がバクバク言いました。
悪いことばかり想像します。
そして救いようがない結末。
この結末に疑問を持つ人もいるかもしれませんが、
私はこの結末しかないと思います。
もしハリウッド風のハッピーエンドだったら
実際に罪もなく死んでいったユダヤ人は報われない気がします。
この話はフィクションだけれども、
罪もない人間が大勢殺されたという事実は消えません。
自分が傷つくことは、他の人間だって傷つく。
その痛みが、自分に直接降りかからないとわからないなんて、
人間はなんて愚かなのだろう。
人を殺している全ての人がその痛みを思い知ればいいとさえ思う。
世界中で今現在だって起こっていることを思えば
ホロコーストだけが罪なわけではあるまい。
映像も綺麗ですし、音楽も合ってます。
95分、よくまとまっています。
キャラクターも良かった。
それぞれの立場や考え方がはっきり分かる。
あの後、皆どうなったのでしょう。。。
あの黒い扉、開けたくないですね。
配給がディズニーというのは後で知りました。
ディズニーもやりますね。。。
余談ですが、
この映画の紹介で主人公の男の子が
有刺鉄線を握っている写真がよく使われてますが、
あれはどうなんでしょうね?
映画の中ではビビビって電流が通ってましたよ。( ^ _ ^;
ストーリー ★★★☆
映像 ★★★☆
音楽 ★★★
総合評価 ★★★☆







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